2010年08月25日

秩序が維持される国々(東南アジア・インド・イスラムや南米)とどのような関係を作るか?

「本格的なロスチャイルド政権の確立で日本はどうなるのか?」では、ドル・米国債の暴落→世界中大恐慌→大衆暴動VS軍の闘いによって、米中欧は秩序崩壊していくと予想された。
しかし、全世界の秩序が崩壊するわけではない。
米中欧は崩壊したとしても、イスラムも東南アジアも崩壊しない。中南米も過半は秩序が維持されるだろう。
∵イスラムは部族共同体、東南アジアは農村共同体が残存しているからである。米中欧以外の諸国では、力の原理だけでなく、共同体的基盤で社会を統合している。共同体的基盤→共認体質を保ち続けてきた国々は、米中欧が崩壊したとしても秩序は維持される(共認体質が最も色濃く残存している日本において秩序が維持されるのは言うまでもない)。
そこで、日本にとって重要になってくるのが、インド・東南アジアやイスラム、あるいは中南米などの秩序維持される国々と、とういう関係を作ってゆくかという課題である。

(さらに…)

  投稿者 staff | 2010-08-25 | Posted in 09.国際政治情勢の分析2 Comments »