学者・官僚・マスコミは、かくして骨の髄まで金貸しの手先に成り果てた1~日本人への提言~
新しいシリーズを始めます。
いかに金貸しが日本の特権階級(学者・官僚・マスコミ)を支配してきたか?です。
09年は特権階級の暴走が決定的になった年でした。
るいネット ’09年末なんでや劇場ノート1~偽ニッチの罠に嵌った特権階級
小沢・鳩山といった「政治主導」を掲げる政治家たちへの執拗な「司法権力(検察)の脅し」そして「共認権力(マスコミ)の中傷」。小沢に食ってかかった宮内庁官僚の発言。普天間における国益を無視し防衛利権に固執し続けるマスコミの売国的報道。菅谷さん事件のような権力犯罪。・・・・「国民のため」という大前提を喪失し、自分に都合のよい正当化観念を掲げて、己の利権拡大に固執するばかりの「特権階級」の暴走はあまりにも目に余る。なんといっても検察もマスコミも権力の一角を担う以上、絶対不可欠な「公正・中立に対する配慮」を投げ捨てて、偏向し、裁量権を拡大利用するその姿はまさに「暴走」というしかない。
写真はリンクさんからお借りしました
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この特権階級は実は金貸しが昔から育てていたのだと、アメリカから指摘する文章が有ります。
るいネット 日本人への提言 から
かつて米国政府のブレーンであったマイケル・ハドソン博士の警告
アシストコラム・ビルトッテン 今日の世界経済を理解するために
「何世紀にもわたり世界は戦争によって形成されてきた。それにもかかわらず、戦争や暴力がいかに歴史を作り、世界の国境を書き換えてきたかという現実を子供たちに見せないように導くことは賢明な方法ではない。」
「このことからもわかるように、歴史の流れを決めてきたのは公正な取引きにおける合理的な計算などではない。経済的な権力は、武力や威嚇、詐欺、公然と行われた窃盗によって手中に収められてきたのである。」
「しかし、経済学者は、正当な価格は公正な市場均衡点で落ち着くと説明し、……世界が架空のしかも「おとぎ話」のようなすばらしい世界であるかのように、公正な市場がいかに機能するかという研究を続けている。」
「一方、世界が実際にどう機能しているかの研究はなされていない。」
「世界がどう機能しているかを知らずして、日本を含む正直な国家が、自分達の国を操作し、威嚇し、騙そうとする世界規模の略奪者から自国を守ることはできないだろう。したがって、軍事的征服者や弁護士、煽動政治家、腐敗した政治家や官僚、財界の詐欺師が、いかに歴史を作り上げてきたかを学ぶことから始める方が得策である。」
「現実を形成しているのは、武力や他の圧力、または窃盗や詐欺行為なのである。さらに重要なことは、国家の支配によって権力が確立されるということである。国家支配のためには、不都合な政治ライバルが暗殺されたり、誘拐されたりすることもあり、それに協力した仲間には報酬が支払われる。」
「公費を使い労せずして利益を得ることこそ、最も熟練した経済の勝者が行っていることの本質である。土地や独占権、その他の資産を実際の価値よりも安い価格で購入すること、しかも自分の存在を可能な限り隠してそれを行うことは、裕福になるための最も確実な方法である。」
「今日、学生たちが受ける経済教育は、世界が実際にどのように機能しているかを示す学術的な描写ではなく、特別利益団体を擁護するための粉飾的理論にすぎない。」
「したがって日本が行うべきことは、米国の大学に送る学生の数を減らし、将来の日本の政治家や官僚に、世界的ゲームという認識への妨げとなる「おとぎ話」を学ばせないことである。経済モデルの構築より、世界に対する穿った見方を含み史実を理解することが必要なのである。」
「(アメリカが日本や他の国々に対して)惜しげもなく無料で提供される助言は、結局、自らの利益に資するためのものである。この教訓を学ばない限り、日本は自国の運命を自分達で決められるようにはならないであろう。」
10年ほど昔の文章ですが、驚くほど金貸しと日本の関係を言い当てていますね。
戦後の時代、アメリカ留学とはエリートの通るべき道でした。
官僚もトップ企業の若手も、東大卒の多くが成績上位から順番にアメリカへ行きました。
有名なのにフルブライト留学があります。
フルブライトさん 写真は日米教育委員会さんからお借りしました
フルブライト留学で有名な人に宮沢喜一元総理がおられますね。
彼らの意識として日本を裏切っている意識は無かったのかもしれません。(フルブライト氏自身も本気で途上国の若者に希望を与えようとしていたかもしれません)
しかし、骨の髄まで金貸しの価値観に染まって帰ってきて、結果として彼らの手先として働いたわけですね。
そして、現在は、無意識のうちにやっちゃったというレベルではなく、端っから国益なんぞ考えず私益のみを追求する無能に成り下がった。
これは私権圧力の衰弱からくる流れですが、アメリカ=金貸しの思う様に操られたエリート達が国の統合に関わるということこそおかしいのです。
この特権階級に対する金貸し支配はどこから始まっているのでしょう?
順番に見ていきましょう。
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コメント6件
あーさん(ハンドル、ネタ切れです。今後はあーさんで統一) | 2010.08.13 10:32
>金融機関が国債を買う原資となる家計の金融資産1400兆は停滞→減少し始めています。(貯蓄率は40%前後から3%前後へ)
え?
家計の金融資産なの?
家計と企業の金融資産を足した貯蓄総額なんでないの?
だいいち、日本国債の金利は家計金融資産の下落と関係なく低下しているよ。
本当に市中金融は家計の預金だけを原資に国債を買っているのかな?
その前提が間違ってるんじゃないか?
家計貯蓄の減少は確認したけど、企業の貯蓄はどうなってるの?
「財投債」と「借換債」 | 2010.08.15 11:54
これマジっすか?今年の国債発行、本当は162兆円。
実は過去、毎年100兆円の借金してました。
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/451.html
独りファシズム めまい
http://alisonn.blog106.fc2.com/blog-entry-163.html
あーさん | 2010.08.16 0:16
>実は過去、毎年100兆円の借金してました。
そんなこと、今頃になって驚くなよ。
それがどうした。
借換債の引受先と利子率、調べたかい?
利子率がGDPの名目成長率より小さければ債務総額は相対的に減るのだぞ。
大事なのは名目成長率なんだぜ。
凪に反日って言われちゃった v(^_^ ) | 2010.08.18 20:06
口のうまさを競うかのごとし
ああそうですかと思いながら。
「国の借金」意味分かって使ってる?
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-…
hellenic hermes bags | 2014.02.02 6:04
hermes bags estore 日本を守るのに右も左もない | 国の借金900兆円どうなる!? ~2.家計が国債を引受けられるのはあと何年?その先はどうなる?~
あー、あー、うーん | 2010.08.13 10:20
>仮にこのまま新規国債を発行し続けた場合いったいどうなるのでしょうか?
政府が超大規模公共事業で実需用を生むなら、経済成長率>利子率となり、国民の金融資産が増えるだけ。
誰も困らない。
新規国債を発行しても、日銀は市中から買いオペするから、市中銀行の保有期間をはさんで「国債発行=日銀券発行」になっている。
どうやら今の日本は、国債残高の増加分がおおむね通貨量の増加分ってことになっちゃってるみたい。
国債刷るの止めたら日本円ってどうなっちゃうんでしょうね?
とにかく、国債発行分(通貨量増大分)の雇用と生産をふやさないとね。
逆に、政府が緊縮財政を組んで残高処理に走れば、GDPは一層下がり、不況は深刻化、それにも関わらず流動性が過剰となってインフレ・・・あー、これってもしかしてスタグフレーションか?
でも、70年代とは原因が違うな・・・同じ不況下での物価高・失業増だけど、これはスタグフレーションって言わないのかな?
いずれにしと考えたくないですね。
更に、国債を原資として出資された額の大多数が不良債権になるかもね。今でも国から出資されている法人ってほとんど赤字でしょう?(金額全体ではまだ黒字のはずだけど・・・)
これだと、起こるはずのない国家破産が本当に起きそうだなぁ・・・。
自国通貨建て国内債務による政府の財政破綻なんて前代未聞だから、これは歴史的な大事件になりますね。
国家破産が心配だから緊縮財政を求めてる連中って狼少年なんだ・・・。