2007年11月22日

通貨発行権の旨味

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それを侵せば、米国大統領といえど安泰ではない。それが「通貨発行権」です。
 
「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド
 
「ドル一本槍の支配戦略が転換した?」(http://blog.trend-review.net/blog/2007/11/000529.html)という記事がアップされたばかりですが、一旦基本に立ち返り、政治家や国王としての権力や法律をも超越する「通貨発行権」の旨味について確認しておきたいと思います。
 
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「日本人が知らない 恐るべき真実」(http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/)より引用させていただきます。
 

 現代の覇権国家アメリカの通貨「ドル」は最強の通貨といってもよいでしょう。第二次世界大戦は膨大な物資の消耗戦となり、広大な国土に豊富な資源を持つ米国は、その資源の供給国となりました。その結果、世界中から金が米国に集まっていき、戦後、実に世界中の金の70%が米国にあったといわれています。1944年のブレトン・ウッズ会議で、このことが決め手となり、米国のドルは世界の基軸通貨となりました。また「米ドルのみが金と交換可能で、他国のお金はドルと交換できる」という金為替本位制がとられることになります。*1この時より、ドルは世界最強の通貨の地位を獲得します。
 
基軸通貨には、信じられないほどの特権があります。それを説明する前にシニョリッジについて説明しておきましょう。シニョリッジとは、通貨発行益といわれ、通貨発行者だけが独占的に得ることができる利益です。昔、お金が鋳造貨幣(コイン)だった頃、貨幣を悪鋳すると、その浮いた分だけ実物的利益を得ることができました。たとえば、金1g=1000円のとき、金1gを使って2000円金貨を鋳造すれば、貨幣発行者は1000円の差額を利益として得ることができます。ローマ時代、軍事費と宮廷費を賄うため、貨幣の金含有量を減らせる「悪貨鋳造」は続き、貨幣による国民の富は搾取され続けました。中世ヨーロッパや日本の奈良時代や江戸時代にも同様のことがおこなわれています。貨幣発行者に自己規律がないと貨幣発行特権は濫用されるようです。
 
 さて、当時のお金は金属で、原則的には、その金属の価値がお金の価値でした。ところが、これが現在のような兌換性のない紙幣だと、お金をつくるのにかかる費用は印刷代と紙代だけ。ほぼ、まるまる差益となります。
 
 今、これを世界的に見れば、シニョリッジによる利益は、基軸通貨であるドルを発行する米国が得ていることになります。米国は、貿易で購入した製品に対し、米ドルを刷って渡すだけで、他国から好きなものを手に入れることができます。他国のように汗水流し、苦労して輸出先を開拓し、商品やサービスを販売して稼ぐ必要はありません。
 
 貿易相手国は、基軸通貨のドルなら、米国以外の他の国からも米ドルで商品を買えるという点に「ドルの価値」を認めています。特に現代文明の源である「石油」を購入できるというのが、もっとも大きな信用となっています。勿論、その他にも、圧倒的な軍事力や国際政治力もこれを支えていますが、結局、ドルの価値は米国以外の国々が米国を信用することによって国際的に維持され、その国際的信用を認めるからドルの価値が維持されるといった構造で成り立っています。(http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20050904

 日本語で紙幣と手形は違うことばで表現されますが、英語では紙幣も手形「notes」「bill」「draft」です。つまり、ドルというお金の正体は、米国政府が発行する国債を担保に、ニューヨーク連邦準備銀行が政府に貸し付けた手形=債権証書なのです。
 たとえば、米国政府が1億ドル必要だとしましょう。そうすると連邦準備銀行は、米国財務省から国債を購入し、政府の口座に1億ドルを振り込みます。この1億ドルは誰かの口座から借りてきて振り込んだお金ではありません。連邦準備銀行が何か実物的な資産を提供しているわけでもありません。ただ、米国政府の口座に1億ドルと記入するだけです。連邦準備銀行は口座に数字を記入するという行為だけで”無”から1億ドルを創造するのです。そして、政府は1億ドルを受け取り、公共事業等の出費として米国社会に1億ドルが流れていきます。
 
 さて、政府は時が来たら返済時に利子をつけて返さなければなりません。仮に利子をつけて1億500万ドルを返済するとしましょう。米国政府は国民から税金を集め、1億500万ドルを返済しなければなりません。しかし、世の中に出回っているお金は1億ドル。500万ドル足りません。政府が1億500万ドル返済するには、新しく国債を発行し、世の中に流し、回収するしかありません。一度、財政規律を踏み外した政府の借金が規則的なリズムで大きくなっていく理由がここにあります。
 
 銀行は”無”からお金を生み出し、国民はそれに対して利息を支払う義務を負う。また、政府は財政赤字を積み上げていく。そして、このマジックのようなお金を使って世界中から米国に実質的な富が流れ込んでいく。その利益が最終的には国際的な金融資本に流れ、銀行家は『労働なき富』を築き上げていく。(http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20050906

List    投稿者 blogger0 | 2007-11-22 | Posted in 08.近現代史と金貸し11 Comments » 

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コメント11件

 チュウヨウノソ | 2008.02.03 4:30

BSE牛肉=健康面での実害なし、ただし商業的被害あり
今回の件=健康面での実害あり、商業的被害あり
これを単純比較し、世界的規模で常識である管理に問題がない限りありえない今回の事故を無視し、今回の事故には直接的にも、間接的にも無関係なアメリカを出してきて、「反中国キャンペーン」とはずいぶんと偏向した反米左翼的陰謀論者だこと。

 匿名 | 2008.02.03 4:51

Re:チュウヨウノソさん 
ふ~ん。
そういう風に思うんですね。。
特定の日の出荷物で、包装に穴が開いていたとか、いないとか。
株でインサイダーがあったとか、なかったとか。
>世界的規模で常識である管理に問題がない限りありえない今回の事故
ではないなと、素人目にも思えますが?

 匿名 | 2008.02.03 15:22

>チュウヨウノソさん
>BSE牛肉=健康面での実害なし。
なんで、BSE牛肉は実害がないと言えるんですか?

 匿名 | 2008.02.05 12:20

餃子で国際関係を論じるのには無理があるかもしれませんが、中国国内での派閥争いと米国・国際金融の関係については大変面白い点を付かれていると思います。
兎に角、早くD。Rockfellerには死んで貰いたいですね。

 匿名 | 2008.02.06 10:20

BSE牛肉に対しては日本は毅然とした態度を取ったのに、毒餃子テロに対しては、日本政府は弱腰です。
何か日本政府は中国に弱みを握られているのではないか?
日本は中国に操られているのですね。恐ろしいことです。

 匿名 | 2008.02.06 16:45

>BSE牛肉に対しては日本は毅然とした態度を取ったのに
それは事実ですか?
どんな態度を取ったのですか?具体的にお願いします。
輸入再開されましたよね。

 きむJON射る | 2008.02.07 22:36

>なんで、BSE牛肉は実害がないと言えるんですか?
狂牛肉食って狂牛病になった人いないよね。日本では。
でも、毒餃子食って腹壊した人はいる。
その違いなんじゃない??

 一般人 | 2008.02.11 12:35

アメリカの牛にも、中国の餃子にも
日本人にとって害になるものには
どちらにも批判すればいいだけでしょう?
何で左の人は、共産主義国相手だと何もいえなくなるの?

 匿名 | 2008.02.12 19:55

BSEの時は全面禁輸を取りました。
餃子テロに対しては野放しが続いています。

 pink hermes | 2014.02.01 16:23

hermes uk wages 日本を守るのに右も左もない | 中国餃子キャンペーンの背後にあるもの~華僑とロックフェラーの対立

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