2007年09月01日

国際金融資本の覇権争いの行方


世界の金融支配をめぐる争いは、米・ロックフェラーと英・ロスチャイルドとの闘いと見ることができます。これまでの覇権争いの歴史と現在の状況を押さえてみたいと思います。
以下は、るいネットから抜粋引用しました。

19世紀末イギリス(ロスチャイルド財閥)は、金本位制とともにその力を拡大していく。
ロスチャイルドメモ ①:1823~20世紀初 金本位制の成立と限界→南ア支配・ロシア革命へ

1865年 ロックフェラー1世が石油販売で初期の成功を納める。そして石油掘削業者を次々と買収・統合していき、石油市場を支配していった。1900年代に入ると、金融資本によるアメリカ支配がはじまる。(この時期の主導権はロスチャイルドが握っていた)
ロックフェラーメモ①1859~1914:石油産業独占→アメリカ支配へ

1914年 第一次世界大戦が、ロスチャイルドの世界管理戦略(大陸の旧帝国を崩壊させることにより、そこに眠る金塊と資源の利権を握る)によって引き起こされた。
ロスチャイルド メモ②:1914~第一次大戦の狙い

1920年代には、英・ロスチャイルドと米・ロックフェラーの縄張り争いが激化。
1929年のニューヨーク株式大暴落→大恐慌により、アメリカのロスチャイルド系は凋落。
1944年のブレトン・ウッズ体制確立により、ポンド覇権→ドル覇権へ移行。
※注:以後基本的に、ロックフェラー系が主導権を握るが、アメリカ国内では、宗主国のロスチャイルドは初期から基幹産業と金融を握っていたことから、アメリカ国内での影響力を残して現在に至る。
ロックフェラーメモ②1919~1944年:世界運営に乗り出す、イギリス→アメリカへの覇権交代期

1913年FRB設立以後、ロックフェラーはアメリカにおいて完全に主導権を握り、さらに世界覇権をロスチャイルド財閥から奪い取ることを目的として、第二次世界大戦を主導した。
アメリカ・ロックフェラー系が主導した第二次大戦

このように見てくると、世界の戦争の歴史はイギリスとアメリカの対立構造であり、ロスチャイルドとロックフェラーの覇権争いであったということになります。
そして現在、この覇権争いの行方はどうなっているのでしょうか?
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日本はバブル崩壊以降、銀行の統合・合併が激しく行われましたね。しかも財閥系の銀行同士が統合した背景には、どうやらこの国際金融資本の覇権争いが関係しているようです。以下は、ヘブライの館で紹介されている副島隆彦著『堕ちよ! 日本経済』(祥伝社)からの引用です。

■三井と住友が組んだ意味の深さ
日本の三井系は伝統的にロスチャイルド系統である。日銀も、三井系と同じくロスチャイルド系である。初代(かつての第一国立銀行、のちの日銀)日銀総裁だった渋沢栄一も、三井系であり、従ってロスチャイルドの人だった。日本では、さくら銀行(三井銀行)や三井物産が、伝統的にロスチャイルド系である。日銀には、こことの連携が見られる。今の日銀の所在地である日本橋本石町というのは、三井系のビル(三越デパートもそう)が立ち並ぶ一郭である。そして、三菱が、明らかなごとくロックフェラー系である。
それでは、住友はどうなのか。住友は、実は、歴史的に、「ドイツ重化学工業」系である。四国の別子の銅鉱山から始まった住友は、ドイツの重化学工業と関係が深い。だから、このたび、三井と連合を組んで、親ヨーロッパ勢力となってまとまったのである。ただ、このあとが、はっきりしない。ロックフェラー系とロスチャイルド糸の両派が入り乱れて、どっちつかずの人々も多い。
今回、三井系は、ついに住友銀行と合併するという動きに出た。ここまで、日本の財閥系も、追いつめられてきたのである。再度、重要なことを書く。住友とは、歴史的に、ドイツの重化学工業群との連帯を取ってきた勢力なのである。だから、三菱に対抗して、三井と住友が組んだということは、世界規模での金融財界の大抗争に呼応して、日本国内の財閥系のフォーメーションが決定された、ということだ。
アメリカの金融界をほぼ制圧しつつあるだけでなく、世界を支配しつつあるロックフェラー系に対して、「ヨーロッパ・グローバリスト」であるロスチャイルド家と、ダイムラー・クライスラー(=ドイツ銀行)を筆頭とするドイツの重化学工業資本が、団結して立ち向かおうとしていると捉えることができるのである。
その証拠に三井物産や日銀を退職した若いエリートたちが、ロスチャイルド系の「投資顧問会社」を次々に立ち上げている。

三井と住友の統合はロスチャイルドの逆襲戦略だったんですね。そういえば、三菱自動車や三菱ふそうの不祥事が次々に明るみにされたこともその一端だったのでしょうか?

List    投稿者 hiroaki | 2007-09-01 | Posted in 08.近現代史と金貸し1 Comment » 

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コメント1件

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