2014年05月15日

類グループ共同体理念研修会1~プロローグ~

類グループ共同体理念研修会~プロローグ~

類グループでは、3/15に新人に向けた共同体理念研修会を行いました。「仕事とは何か?」という問いに対してと、実現論の内容にも踏み込んだ本格認識勉強の場であり、新人のみではなく、旧人達の気付きを深める場となりましたicon_biggrin.gif

私自身新入社員の時、仕事とは何を判断軸として進めればよいか、まだまだ自分自身の中で判断出来ず、どうしていいか悩む毎日でした。

新入社員の方々も中には以前の私の様に日々悩み、もしかしたら抱え込んでいる人がいるのではないでしょうか。もしくは新人の人材育成に日々悩んでいる上司の方もいるかもしれません。今回はそういった方々に向けて、『①仕事とは何か、②集団の結束力』について生物史の内容をもって、理解できることを共同体理念研修会のレポートで伝えていきたいと思います。

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本記事では5パート『プロローグ、原猿・新猿時代の共認、原始人類の共認、採取~現代の共認、現代・未明課題』に分けて、共同体理念研修会の内容と生物史の内容をブログ記事にて投稿します。

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m118.gifm118.gif以下共同体理念研修会のレポート内容ですm118.gifm118.gif

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共同体理念研修会では仕事とは何かという問いに対して、新人達の意見として、「相手も自分も充足する」「充足を生み出す」という意見がでた。それ自体は間違ってはいないが、重要な観点が欠落しており、それだけでは一面的で、表層的なお題目にしかなっていない。

『①.仕事とは同業他社との闘いである。』

『②.それは集団闘争であり一人(個人)では勝てない。勝つためには、集団の成員の結束力と、それを支える日常的な仲間関係が不可欠である。』
この2点が新人の意見には欠落しており、その結果、底が浅い認識に止まっている。

仕事をする上or生きてゆく上で無数の問題にぶつかるが、どんな問題であれ、その構造を深い奥行きと広がりをもって捉えるためには、生物進化の塗り重ねの構造を掴む必要がある。
すなわち、単細胞から始まって魚類→両生類→哺乳類→サル→人類と段階的に塗り重ねられてきた歴史構造を掴むことで、どんな問題に対しても深い奥行きと広がりをもった答を出すことができる。
ここで実現論の中身にふれてみる。

『実現論』「前史イ.可能性への収束=統合」

単細胞から人類を貫いて、全ての生物に共通する仕事の本質(原型)は生存闘争である。
では、一般動物と人類の闘争はどこが違うのか?

一般動物は異種生物を獲物として捕食する異種間闘争を闘っている。言い換えれば、単細胞~哺乳類に至るまで、生物の生存闘争は食糧を獲得することだと云える。
それに対して、人類は人類集団同士が同類闘争を闘っている。例えば、戦争や企業間闘争である。そして、そこには食糧獲得以外の仕事が一杯ある。
実際、今や日本で食糧生産に従事する人口は5%しかいないし、歴史的にみても、縄文時代には装飾品や土器が作られたように、あるいは、どこの国でも同類を殺すことを専門とする軍隊が存在するように、食糧獲得以外の仕事は人類史上連綿と存在している。

注)もちろん、性闘争(雌の獲得を巡る雄同士の闘い)の本能は魚類以前の生物から備わっているが、これは個体間闘争であって、同類集団同士で闘う生物はほとんどいない。
(今後、同類闘争と云う場合は専ら、同類集団間の闘争を指す。)

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いかがでしたでしょうかm026.gif仕事とは同類闘争であり、仲間関係が必要不可欠であるということ。そのことが生物史の内容をもって理解できることについて触れてみました。

私は今回の研修会によって、「仕事とは同業他社との闘いである」という気付きがあったことで、闘争目標が自身の中で鮮明になり活力が高まったのを感じました。

私は学生時代から勉強や研究を行うにしても常に一人の事が多かったので、なんでも一人でやりたい・出来る様になりたいと考えることが多々ありました。しかし、実際に仕事をしていく中で気付きましたが、仕事とは一人では絶対に行えないものであり、集団で行うものということを知りました。

また、私自身恥ずかしながら「仕事とは?」という問いに対して、当初学生時代は生活を支える為の行動くらいの意識しかありませんでしが、私自身の親が建物の構造設計の仕事をしていたこともあり、将来は構造設計をしたいという気持ちが強くありました。

今回の「仕事とは集団闘争であり一人(個人)では勝てない。勝つためには、集団の成員の結束力と、それを支える日常的な仲間関係が不可欠である。」という言葉を聞き、仲間意識が高まりました。実際仕事をしていく上で、構造設計を行うことで社会の役に立つ、皆の役に立つということと結びつき、仕事をやることに対しての意義を見出せたと思います。

私と同様に、今後も生物史の内容に踏み込むことで新人の皆さんや上司の方々が、『①仕事とは何か、②集団の結束力』について学ぶことができればと思います♪

次回は、期待応合充足の共認機能、期待応合充足に基づく闘争共認について理解するために、生物史の原猿時代と真猿時代に遡ってみたいと思いますicon_biggrin.gif

List    投稿者 nihon | 2014-05-15 | Posted in 02.アメリカに食い尽される日本No Comments » 

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