2008年04月21日

『軍隊なき占領』  日本の支配階級;自己保身のためにアメリカに日本を差し出してきた連中 ~とりわけ清和会・マスコミ~

アメリカの支配勢力は、戦後日本人にWGI(ウォー・ギルト・インフォメーション:戦争を起した罪を植えつけること)を施して洗脳したが、同時に日本の支配階級を下僕とするために、強烈なムチとアメを与えた。
つまり死刑や暗殺をちらつかせながら、アメリカの言うことを聞くように方向付けられたのである。そんな哀れな連中が日本の支配階級だ。言うことを聞く連中には、アメリカの膨大な資金とマスコミによる支持が保障されてきた。
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軍隊なき占領 天木直人メディアを創る
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/05-05/050527amaki.htm より

マッカーサーの日本民主化政策が、ハリー・カーンをはじめとしたジャパン・ロビーの手で180度逆行させられ、戦後の日本が、民主化どころか、米国に操られた日本の指導者層と闇のフィクサーによって、国民の犠牲のもとに完全な米国の手先にさせられてしまったという事実を、資料に基づいて証明した本である。
 圧巻は、自ら絞首刑を覚悟していたというA級戦犯の岸信介が、おなじくA級戦犯の児玉誉士夫、笹川良一とともに無罪釈放され、米国の手先となって日本を米国に差し出した売国奴であると断定している箇所である。期限が切れそうになった安保条約を国民の反対を押し切って延長した岸の米国にとっての存在価値がそこにある。
その岸内閣で閣僚を務めた福田赳夫もジャパン・ロビーに取り込まれた一人だ。岸の孫である安倍晋三や福田の下足番をしていた小泉がここまで米国に従う理由は、実は我々が想像している以上の深い理由があることを、この本は教えてくれる。
 ジョン・ロバーツは言う。日本の歴史学者は日米関係の裏面史を決して書こうとはしない、それは彼らもまたジャパン・ロビーとの関係を有難がってきた連中であり、なによりも米国に操られたこの国の支配者層の最大の汚点を追及することは自殺行為であるからだと。

るいネット 軍隊なき占領② ~日本の支配層と結託したアメリカエスタブリシュメント~http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=141838

・日本の権力中枢を捜しにかかったアメリカ対日協議会(ACJ)はいとも容易にそれを探り当てることができた。
岸とその弟の佐藤栄作は、保守本流の生みの親であり、岸・佐藤の姻戚にあたる吉田茂とともに、長州出身であった。この閨閥は、政治だけではなく日本の実業界の大物につながるものだった。
長州一族のまとまりのよい政治勢力は、まさにACJとその一派が、ウォール街を中心とするアメリカ東海岸のエリートの伝統的政治勢力と噛み合わせる相手として求めていたものだった。
・財閥の復活は、日本製品を受け入れるアメリカ市場が際限なく開かれるにつれ、アメリカから惜しみない資本と技術の注入を受けて加速度的に促進された。対して日本は、基幹産業の数部門、とくに石油精製業、アルミニウム、電気機械、化学製品、ガラスなどの基幹産業への大々的出資を要求するアメリカの投資家に不承不承ながら門戸を開いた。

日本は支配階級は、深くアメリカの支配に取り込まれている。終戦後、岸をはじめとする旧長州勢力は、命を助ける代わりに言うことを聞けといわれてアメリカの操り人形になった。そして経済的な権益や日本の支配権というアメも与えられた。
その岸の流れを汲む、操り人形のような佐藤、中曽根・小泉は長期政権を誇った。逆に国民の支持があり、独立を志向した田中派(角栄、竹下、橋本、小渕、そして最近の九間など)は、潰されしかも、マスコミのプロパガンダでダーティなイメージを植えつけられた。
その原型が終戦直後に作られ現在まで連綿と続いているのだ。
マスコミに対しても、日本の支配階級に対して行ったことと同じことが行われた。言うことを聞かなければ、発行停止や取り潰しとされ、その結果日本のマスコミは、アメリカの顔色を伺うように自己検閲を行うようになった。特に変わり身がはやかったのが朝日新聞だったらしい。
参照:アメリカ=GHQの占領政策 ① 「マスコミ他編」http://blog.nihon-syakai.net/blog/2007/07/000329.html
そして近年の最大の貢ぎ物が、竹中・小泉官邸→マスコミによってなされた郵政民営化
これは、日本の支配階級が、国民の汗の結晶である郵貯をアメリカに差し出すと約束したことを示している。日本の支配階級は、自らの保身のためにアメリカの顔色を伺いながら国民が稼いだお金を貢ぎつづけている。
恐らく、僕らの知らないところまで、政治家・マスコミ・財界が、深くアメリカの支配勢力に組み込まれている。最近の小沢や福田の大連立騒動や日銀を巡る動きの背後にも、彼らの影がちらついている。
突破口はないのだろうか?
アメリカ支配の事実構造を、マスコミに代わって発信すること。そして日本人が事実に気がつき目覚めること。そこにしか突破口はない。既に追求し始めた人も多い!そのような目覚めた人たちが情報発信しあって事実を相互に発信することで、やがて事実が広がりアメリカやマスコミによる洗脳も解かれていく!
(by Hiroshi)

List    投稿者 ihiro | 2008-04-21 | Posted in 02.アメリカに食い尽される日本7 Comments » 

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コメント7件

 がんばれ城内実(きうちみのる) | 2008.08.10 20:43

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 通りすがり | 2008.08.11 15:44

魔女狩りは、魔女がこの世に存在してない所に因果関係を
立脚させますが
偽装問題、通り魔殺人事件、毎日事件は因果関係の
根底が存在します。
明らかに、ミスリードですね。

 Zo-フィーエル | 2008.08.11 18:55

 通りすがりさんのコメントで>明らかに、ミスリードですね。
 と、おっしゃってますが比喩というものは物事の一面を捉えて、それを強調して判りやすく表現したものです。
 例えば、女性の美しさはしばしば花に例えられますが、だからといって女性が“光合成”する訳では有りません。
 ただし、それ故に比喩は「女性は光合成する」式の詭弁に利用されがちなので用心が必要なのですが。
 

 beige hermes bags | 2014.02.01 14:45

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 True Religion Jeans Sale | 2014.03.11 19:09

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