2008年08月25日

金貸しに狙われる皇室

ブログ『世に倦む日日』に注目すべき記事があった。「皇太子は意を決して離婚の決断を – AERAの皇室特集記事から」である。
いつも応援ありがとうございます。

にほんブログ村 政治ブログへ

今週号のAERAが皇室特集を組んでいて、久しぶりにAERAを手に取って立ち読みしていたら、立ち読みだけでは終わらずに買ってしまった。高橋紘と香山リカと蓮舫の3人による座談会の内容が面白いのである。(中略)特に元共同通信記者で皇室担当だった高橋紘の発言がよく、共感を覚えさせられた。高橋紘の発言を聞いていると、現在の宮内庁の危機感が並々ならぬものであり、宮内庁周辺の昔からの皇室記者たちの東宮側に対する憤りが尋常でないことを窺い知る。確かに、雅子妃の行動は異常であり、常軌を逸していて、昨年の国会代表質問答弁を放り投げて辞任した安倍晋三のわがままと無責任と軌を一にするものがある。異常なのは雅子妃と小和田家だけではなく、東宮側を擁護するマスコミと論壇で、特に右翼側の論者による天皇皇后バッシングには目を蓋うものがある。8月号の文藝春秋の特集もそうだった。

香山リカは雅子妃の主治医である大野裕(慶応大学教授)の診断と治療方針に不審を抱いていて、雅子妃が自由な私生活領域を拡大して「静養」しているだけでは病気の根治には至らないという主張を示している。「慶応大学」というところが味噌なのだろうと私は思う。裏で米国と繋がっていて、米国の指図を受けているのではないか。小和田家は完全に米国(新自由主義者)に取り込まれている。

こういう見方を示すと、ブログ左翼から「陰謀論」のレッテルを貼られて誹謗中傷が始まるが、雅子妃側を一方的に擁護して両陛下を批判しているのは右翼と新自由主義者である。右翼が両陛下を攻撃するのには理由があり、安倍晋三や「つくる会」のような右翼からすれば、現在の両陛下の立場は左に寄り過ぎているからだ。例えば、即位の際の「皆さんとともに日本国憲法を守り」の言葉、それから、2004年の園遊会において東京都教育委員の米長邦雄に対して発した「(教育現場での国歌の斉唱は)強制にならないように」の言葉。
天皇皇后両陛下は日本国憲法を守っている。両陛下だけが憲法を固く守っている。右翼はそれが不愉快なのであり、特に平和の活動や女性や子どもの権利について前向きな皇后陛下を憎悪している。そして、言うまでもなく、産経新聞や読売新聞の論壇の日本の右翼は、思想的にネイティブに米国盲従であり、すなわち新自由主義者である。

新自由主義が両陛下を攻撃する動機は、言うまでもなく、皇室をガタガタにして日本の精神的支柱をへし折るためである。日本人を米国の奴隷にするためには、皇室を貶め、皇室の権威を失墜させるのが手っ取り早い。本当なら、父親である小和田恆が雅子妃を嗜め、雅子妃の公務復帰を導くのが当然であると思われるが、小和田恆と小和田優美子がそれをせず、両陛下と宮内庁を侮って雅子妃の「病気」と「静養」を図々しく引き伸ばし、皇室の権威を失墜させているのは何故だろうか。誰が小和田家をそうさせているのだろうか。小和田家が皇室と国民を敵に回して傲慢に開き直ることができる理由は何なのか。裏で糸を引いている黒幕がいるとすれば、それは小泉純一郎と米国としか考えられない。米国の権力のバックがあるから小和田家は恐いものなしなのである。両陛下を侮辱することができ、皇室を愚弄することができるのだ。それは米国と新自由主義が望むところであり、政治であり、すなわち小和田家は米国に操られている。日本の皇室はどうなるのだろうと誰もが思っている。天皇陛下は74歳、皇后陛下は73歳。それほど先は長くはない。穿った見方だが、雅子妃(と小和田家の裏側にある政治)はその日を待っているのではないか。

記事の中で高橋紘が言っている。「もしこのままの状態が続けば、(天皇に即位されたとき)皇太子さまがお一人で公務に立たざるを得ません、(中略) 『私は公務をやりません』という皇后が出てくれば、国民の支持が得られるかどうかわかりません」(P.33)。想像のしすぎかも知れないが、米国と小泉純一郎は、そういう新しい「規制緩和された」皇室像をすでに描き始めていて、皇室が無用で無意味になる形での属米軽薄な皇室へ作り変えようとしているように思われてならない。雅子皇后を使って日本の皇室を破壊する。皇室を解体脱構築する。

私は、雅子妃がただ単に遊んでサボっているとはどうしても思えず、裏の政治の動機や構図をあれこれ詮索するのである。単なるわがままを超えた何か(政治の気配)を感じる。そのことに皇太子も両陛下もすでに気づいているのではないか。宮内庁は、その危機感があって、AERAを使ってこのような記事を公に出して世論を喚起し、雅子妃と小和田家にメッセージを発信しているのではないか。最近は、雅子妃側と皇室側の情報戦の攻防が熾烈になり、笑い話や週刊誌ネタのレベルで済まされない様相を呈してきた。このAERAの記事の高橋紘の直言がそれを物語っている。記事では離婚に言及している。
「香山 : 離婚というのは、現実的ではないのでしょうか」 「高橋 : 制度的にはできます」(P.32)。この件(くだり)には驚いたが、香山リカの質問と高橋紘の回答は、決して突発的に偶然に出たものとは思えない。座談会の企画の段階で「離婚」についての議論を編集部が記事に入れることを考え、それを香山リカに喋らせ、高橋紘に答えさせている。無論、この記事が雅子妃と小和田家の目に入ることを想定し、また読者からの反応を様子見することが計算に入っている。この座談会は皇室側の意を受けて編集部が企画したものだ。

確かに、「皇室が最後の抵抗勢力」と言い放ったのは小泉純一郎であり、小泉の背後にいるアメリカ及び新自由主義者が日本の完全支配のために、皇室を解体、もしくは都合の良く再編しようとしているという分析は的を得ている。
正確にはアメリカというより金貸しと言うべきである。金貸しにとって、王室を操ることはお手の物である。対立を起こせばいい。それは金貸しの常套手段である。
1694年イングランド銀行設立の時も、親フランス派の王家と親オランダ派の王家を対立させている。親フランス派の王の時はイギリスはオランダと戦争し、親オランダ派の王の時はフランスと戦争を繰り返し、戦費(借金)増大に苦しんだイギリス王家は、金貸しからの融資の見返りにイングランド銀行を設立を認めるざるをえなくなった。(詳しくは、『灼熱』の記事「イングランド銀行設立から見えてくるもの」を参照ください)。
しかし、ブログ『世に倦む日日』を読むと、朝日が天皇皇后側に立って新自由主義と闘っているように読めるが、それは違うだろう。「AERA」=朝日新聞も、新自由主義、つまり金貸しの手先である。事実はこうであろう。日本の右派メディアに雅子妃を擁護させ、一方で、朝日に雅子妃批判をやらせることで、皇室を分裂・対立させていると見るべきである。
王室の対立を煽るのは、金貸しの王室支配→国家支配の常套手段である。そして今や、日本の皇室が金貸しによって侵されつつあるのではないか。
(本郷猛)

List    投稿者 hongou | 2008-08-25 | Posted in 02.アメリカに食い尽される日本6 Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2008/08/806.html/trackback


コメント6件

 ぶぶ | 2008.11.16 11:41

朝日と読売が販売協定を結んで利益を分け合っている時代に、新聞紙上の言論なんか誰がアテにするもんかい。

 匿名 | 2008.11.18 19:44

↓の記事によると、
信用度
(1)家族97%
(2)天気予報94%
(3)新聞91%
(4)科学技術86%
(5)医者83%



政治家と官僚はともに18%
asahi.com(朝日新聞社):企業・人「信用できない」6割 本社世論調査

 賢哉 | 2008.11.18 20:42

最近クイズ番組がブームになり、そこでトンチンカンな回答をして爆笑を誘っている。これをバカタレントと呼んでブームを起こしている。
クイズ番組はくだらない番組より知識欲などを求めて時代の流れを造っているが、単なる笑いだけを追い求めるとその内、とんでもない発言で社会問題を起こしかねない。
何れ、この番組も見放されるのは時間の問題では。

 G線上のアリア | 2008.11.20 21:30

奥田氏の立場からは「報復」に当たるのかもしれないが、それを差し引いても、スポンサーを降りるのは真っ当な判断だと思う。
一方的発信による共認形成が可能だった時代は、マスコミに資金供与することが、企業にとってはイメージ戦略にプラスになったのかもしれない。
しかし、インターネットを用いた双方向の共認形成が可能になった現在では、偏向報道、事実隠蔽の担い手であるマスコミに資金供与すること自体が、スポンサー企業のイメージを低下させていくのだから。

 kaku | 2008.11.23 0:32

スポンサー離れはマスコミの衰退を表しているが、大衆の手で企業を評価する場をネットで広めなければ、単に企業が広告を発信する場がテレビからネットに移行しただけになってしまう。
>新たな場
もっと広めていきたいですね!

 spain hermes bags | 2014.02.01 14:41

replicate hermes 日本を守るのに右も左もない | マスコミの凋落(新聞記事より)

Comment



Comment


*