ホワイトカラー・エグゼンプションの真の狙い~アメリカの日本支配は第2段階に入った~
『副島隆彦の学問道場』「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」より。
「非正社員(非正規雇用者)の雇用水準にまで正社員を落とせ」と唱え始めたグローバリストの手先学者が出現したのである。
安倍政権の「経済財政諮問会議の民間メンバー」となった八代尚宏(やしろなおひろ)である。
アメリカ・グローバリストの次の狙いは、日本国民を文字通り奴隷化する戦略である。
この非情な人間たち(ユダヤ思想の中心にあるラチオ=合理、リーズン=理性)と闘って、対決するだけの思想を、私たちが築き上げなければ、私たち日本国民のじり貧が続く。
この「労働力の自由化、流動化こそは正しい」という攻撃は、日本の大企業群を乗っ取ったあとの、米グローバリスト(金融ユダヤ人)どもの、日本国民への攻撃の最たるものである。
この八代尚宏(やしろなおひろ)は、「日本の終身雇用制度の破壊」を研究し続けている、アンドリュー・ゴードン・ハーバード大学ライシャワーセンター・研究所長(ダイレクターのひとり)の子飼いの子分である。血も涙もない、おそるべき連中であり、ユダヤ思想の体現者であり、かつ実践者である。私たちは、本気で、身構えて、迫り来る厳しい事態に備えなければならない。 副島隆彦記
アメリカ・グローバリストによる日本支配は、日本企業の乗っ取り(買収・資本参入)から、いかに企業利益を搾取するか(=>人件費抑制)という第2段階に進んでいる!!
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● 「労働市場改革:正社員待遇を非正規社員水準へ 八代氏示す」
毎日新聞 2006年12月18日
経済財政諮問会議の民間メンバーの八代尚宏・国際基督教大教授は18日、内閣府の労働市場改革などに関するシンポジウムで、正社員と非正規社員の格差是正のため正社員の待遇を非正規社員の水準に合わせる方向での検討も必要との認識を示した。
(中略)
八代氏は、労働市場流動化のための制度改革「労働ビッグバン」を提唱しており、近く諮問会議の労働市場改革の専門調査会の会長に就任する予定。【尾村洋介】
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格差是正 政府の解決方法::正社員の待遇をパート並に
by miya
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コメント3件
しゃけん | 2007.03.05 18:56
最近の世界市場の原資供給基地が日本だった!
また、今回の世界同時株安が日銀の判断が基底にあったとは!
属米路線の郵政民営化、新会社法、米国債購入など、日本からの資金流出政策の底流に「円キャリートレード」があったというのも、新たな気付きだった。
そうなると尚更、なんで「利上げ」に踏み切ったのか?が気になってくる。
新聞報道などによると、最終利上げ決議は、多数決だったようだが、福井総裁はじめ「利上げ」に手を挙げた人物の背後に、どのような圧力構造があったのだろうか?
日銀の利上げに対し、中国などからの国際批判が強まっているようだが、「福井おろし」のひとつの布石ではあるまいか?
最近噂になっている「竹中平蔵次期総裁」説と繋がっていると見るのは、うがちすぎだろうか??
さち | 2007.03.05 22:26
>「日本(日銀)が世界の資金の供給者となっていて、世界経済の鍵を握っている」
日本の影響が大きい事に驚きました!
しかし、なぜ世界同時株安を今回起こしたのかが気になります。
andy | 2007.03.05 16:07
円キャリトレードの巻き返しにより、円高が進んでいますね(市場でドル売り円買いが進んでいる)。
3月5日11時現在1ドル115円台となっています。
円高で不利なのは、
・日本の輸出メインの製造業
・ 円キャリトレードしているファンド
円高で有利なのは、
・中国からモノを日本へ輸出している企業
・ ヨーロッパの製造業者
日本の製造業は優秀なのでそれほど影響はないと言われているので、今回の円高は海外ファンドの一人負けのように思います。
1月の日銀の金融政策決定会合でを利上げ見送った時は、政府の介入があったようですが、
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070123_riage/index.html
立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」 より
その矢先の2月の追加利上げ決定は、どのような意図があるのでしょうか?
日本のGDPがプラスに転じたので、日銀が強気に出たからなのでしょうか?
それとも脱ドル政策の一環なのでしょうか?
今後も市場の動向に注目ですね。