2014年04月27日

隠蔽されるフクシマ

 景気がいいキャンペーン、STAP細胞、オバマ来日、PM2.5騒ぎ・・・この間マスコミは様々なネタを作り出しては騒いでいます。しかし、それらは彼らにとって都合の良いorどうでもよいものばかりで、彼らにとって都合の悪い本当の危機については隠蔽あるいは小さく扱われています。
・・・その中の一つ、フクシマについての状況は本当は、どうなのでしょうか・・・?今回はフクシマの放射能状況に関する情報を探ってみます。

まず放射能汚染は、未だに高いレベルのままです。
これは政府の発表したデータです。

真実のブログさんhttp://saigaijyouhou.com/blog-entry-746.html より
☆福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
URL http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf

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  ☆関東の放射能汚染マップ 
URL http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-140.html

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 次に紹介する記事は、地元の双葉町元町長の証言です。子供を含め多くの方が放射能で亡くなっているようです。
「マスコミに乗らない海外記事」さんhttp://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-feee.htmlより

●真実を隠す日本政府:福島の放射能で子供や東電社員達が亡くなっている

破壊された福島原子力発電所に近い双葉町の元町長井戸川克隆は、放射能汚染が、日本の最大の宝である子供達に、悪影響を及ぼしていると、国に警告している。
井戸川は、1986年4月26日にウクライナを襲った原発の悲劇に再度言及し、日本人は“チェルノブイリを決して忘れてはなりません”と懇願している。しかし、元行政幹部の警告に耳を傾ける人はごくわずかに見える。

“現実には、放射能がまだ存在しているのに、人々は政府の言い分を信じているのです。これで子供達が亡くなっています。子供達は心臓病、喘息、白血病、甲状腺炎…で亡くなっています。多くの子供達は、授業の後、ひどくつかれています。体育の授業に出られない生徒たちもいます。ところが、当局は依然、真実を我々から隠しているのです。一体なぜかはわかりません。彼等におこさんはいないのでしょうか? 彼等が、我々の子供達を守ることができないことがわかるというのは、つらいことです。”

“彼等は福島県は安全だと言い、それで誰も子供を、どこかへ避難させようとしていないのです。我々はこのことを議論することさえ許されていません。”
労働者や一般住民の中には放射能に関連する死者や急性疾患はいないという国連報告の詳細について問うと、井戸川は、危機の頂点で味わった自分自身の体験の一部を語る前に、“全くの嘘です”と切り捨てた。

町長時代、心臓麻痺で亡くなった多くの方を存じていますし、以後も福島で、若い方々にさえ、突然亡くなった方々が多数おられます。当局が、全世界や国連に対し、真実を隠しているのは実に恥ずかしいことです。実際に多くの方々が亡くなっている事実を認めることが必要です。こういうことをいうのは禁じられていますが、東京電力社員も亡くなっています。けれども彼等はそれについては黙して語りません。”

また、次の記事によるとトモダチ作戦を行った米空母の乗員には被曝後の失明者も出ているという。
「東電を相手取った米兵79名の新たな一千億円の集団訴訟-世界を敵に回しつつある安倍。」 http://sun.ap.teacup.com/souun/13384.html#readmore

 このような状況ですが、政府は隠蔽するために露骨に圧力をかけているようです。

●「子供の甲状腺の検査はするな!」露骨さ増す国策の陰で
カレイドスコープさん http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2776.html より

 小規模の医院、開業医では、仮に甲状腺検査の設備がととのっていても検査・治療が実質、できなくなったとのこと。それは、福島第一原発からの放射能に結び付くような甲状腺疾患を懸念させる検査には、診療報酬が支払われなくなっているからです。
~「フクシマ」由来を想起させる甲状腺検査を行う医院は、兵糧攻めに遭う。~

「放射能防護プロジェクト」に参加している三田茂さんという医師がいます。この3月に小平市の病院を閉院して、東京から岡山へ移住することを決断されてい ます。
今年3月11日に、『報道ステーション』で古舘伊知郎さんが甲状腺がんの特集をやりました。

(3月11日放送の動画はすべて削除されました。※こちらに文字起こしがありますが、放送された動画のキャプチャー画像まで削除されています。国家によるすさまじい隠蔽。朝から晩までネット検閲するほど、子供の甲状腺ガンは金のために原子力を推進したがっている人々にとっては隠し通さなければならないことなのです。関東が、場所によっては福島と同等の被曝をしていることは完全なタブーなのです)

※「県民健康管理調査検討委員会の星北斗座長の、『33人の甲状腺ガンが出ても放射線の影響は考えにくい』。ある担当者の、「切ればいい。死ぬわけじゃないんだから」との言葉には、福島県の医師会の頭の軽さが世界の医学界に燦然と輝くのです。

古舘さんは三田先生にも取材に行っています。

三田医師は、東京・関東の子どもたちの血液、特に白血球の数値が低くなっている、と明らかにしました。それは柏市や三郷市のようなホットスポットだけでなく、埼玉市や川崎、横浜、相模原の子どもたちの数値も悪くなっている、と指摘しました。
話を聞いた古舘さんたちは驚いて、「先生の名前と顔が出るが、話していいのか」と聞きました。三田先生は「大事なことだから、きちんとした良い番組を作ってくれるなら出して構わない」と、OKを出しました。

ところが、数日後に連絡が来て、「実は東京が危ないということは報道できない」と、全面カットになったそうです。福島だけの問題になってしまいました。
これは、三田医師を知っている、ある医師のツイッターをまとめたものです。報道ステーションが三田医師の撮りを済ませていたのに、放送を自粛したことは、すでに広まっている事実でしょう。

 甲状腺検査をすると被爆状況が分かってしまうので、検査できないよう露骨に圧力をかけているということです。その他にも隠蔽させようとする記事があります。

他にも隠蔽工作は枚挙にいとまがありません。 
〇原発再稼動前に「内部被曝ゼロ」と大合唱する大マスコミ
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2072.html
〇ストロンチウム90の危険性から目を背けさせようとする人々
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2702.html

 以上のように、具体的に被爆被害の証言がいくつもあるのに、政府とマスコミ、原発利権団体は隠蔽に必死のようです。
これらの証言は局所的な事象に過ぎないのでしょうか?日本全体では、どのような状況になっているのでしょうか?
・・・・驚くべきデータがあります。

●死者の伸び率が太平洋戦争時を上回る!過去3年の累計死亡者数は360万人超!震災後に癌や心疾患も増加!
「真実のブログ」さん http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1521.html より。
※詳しくは是非元のブログ(のデータを見て下さい。

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 このように日本は、原発一つをとっても未曾有の危機にさらされています。洗脳・隠蔽装置マスコミからは何も真実は語られないのです。彼ら自身が追い詰められているからです。第二次大戦末期も追い詰められ権威を失った政府は、負けている戦争を勝っているように報道しまくりました。
それと同じように大衆から信認を失った現在の政府・支配層は、超危険な原発を安全と言うしかないのです。消費税を少し上げても財政赤字は殆ど改善せず、国家破綻も時間の問題ですが、マスコミは景気がいいキャンペーンを展開しています。


統治能力を失ったお上の支配を超えて、この世の中をどうしていくのか、人々自身が自分達の問題として考えなければならない時代が来たとも言えます。

●関連記事
我々が福島の最悪を恐れるべき50の理由
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/50-d055.html

 

List    投稿者 nihon | 2014-04-27 | Posted in 02.アメリカに食い尽される日本No Comments » 

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