2013年05月24日

TPPの正体15 TPPは現代版『大英帝国』ではないか?ブロック経済(植民地支配)へと先祖返りする金貸し。

TPPはロックフェラーと軍産側の仕掛けであるというのが、前回までの分析でした。今回は、ロックフェラーを押さえ込みつつあるロスチャイルド側の思惑から考察してみたいと思います。
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【TPP交渉参加国】
●大英帝国か?
TPPの交渉参加国の顔ぶれをみて、不思議に思ったこと。日本以外の主要国は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールといいった国々。こう並べてみて、思い浮んできたのは、・・・旧英領ばかりだということ、ひょっとして、大英帝国?
それから、いままでの分析では、TPPは、アメリカ軍産派(ロックフェラー)側の思惑で進められているということだった。しかし、明らかにロスチャイルドの縄張りであるカナダやオーストラリア、シンガポールが参加しているのは何故なのか?ロックフェラーにカナダやオーストラリアを動かす力が残っているとは思えない。ということは、ロスチャイルド側から、TPPの狙いを再考する必要があります。

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●ロスチャイルドの狙い
ここで、現在アメリカ本国においてロックフェラーを抑え込みつつあるロスチャイルドの思惑について考えてみたい。
TPPを推進し、日本をTPPに参加させた主勢力が明らかにロックフェラー側。しかしロスチャイルド側も、あえてTPPに対して反対はしていない。特にオバマ2期以降は、積極的に推進という感じさえする。
そして
>オバマ大統領の、政策ブレーンとして、
TPP交渉を担当している人物が、ロスチャイルド一族の人間である事に、なぜか、「ロスチャイルドの陰謀論」が大好きな人々は言及しようとしない。オルタナティブ通信より
ロスチャイルドは、ロックフェラーのTPPを静観していたが、オバマ政権2期になって主導権を握りにかかっている。
中でも最優先は、米軍とCIAの掌握である。米軍とCIAを掌握さえしてしまえば、その支配下にある国々(日本、メキシコ、チリなど)は、同時に支配することが出来るからだ。
ロスチャにとってそれらの国々でTPPが締結されていれば、米軍とCIAを握った後も、傘下の企業を通じて、国々を支配しやすいということで、メリットがある。だからロックフェラーにTPPをやらしておいて、後で主導権を握ってしまえばいいと考えているはずだ。
●現代の植民地支配(東インド会社支配の復活?)
ロスチャにとってTPPは、国債暴落・株式買占め後の、植民地諸国(旧大英帝国+日本)を企業統治することではないか?と思われる。(即ち東インド会社の現代版・太平洋版。)
FRBのQE、そしてアベノミクスによる金融緩和は、国債暴落が不可避であることを示している。金貸しはそれだけ追い詰められており、金融から実物資産(株→企業による支配+資源確保)へと先祖がえりするしかなくなっている、・・・その一つが企業による直接統治を狙ったTPPなのだ。
●ブロック経済へと先祖返りする世界。~世界は、4つの帝国に分割されつつある?~
アメリカの主導権をロスチャが握り、ロックフェラーがロスチャイルドに吸収合併された後の世界は、4つの帝国に分割されるのではないか?
・TPP諸国=アメリカを含む新大英帝国(ロスチャイルド)
・EU(欧州貴族+ロスチャイルド)
・中国
・ロシア
これは、金貸しの没落による旧来の武力支配王朝の相対的復活と、生き残を図る金融資本の経済圏とに世界が2分されるということであり、かつ金融経済の破綻→ブロック経済(植民地支配)への先祖返りともいえる世界である。
いずれにしても、世界は、金融経済の破綻⇒庶民から収奪するしかない⇒ブロック経済(旧式の植民地支配)へと歴史を遡っているようである
※前からイギリスがEUに参加しないのはなぜか?と思っていたが、ここはロスチャイルド(ユダヤ)の縄張りだったのだ。欧州大陸(EU)にもロスチャは噛んでいるが、どちらかというとロスチャイルドのご主人様である欧州貴族の縄張りであり、ロスチャはいわば金庫番として参加しているに過ぎない。

List    投稿者 ihiro | 2013-05-24 | Posted in 02.アメリカに食い尽される日本No Comments » 

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