2008年04月01日

金(ゴールド)の高騰が意味するもの

金が高騰を続けている。1オンス(約31.1g)1000ドルを超えてしまった。
日本では、現在、3200円前後を推移
単なる、ドル不安、世界的な金余り⇒投機目的によるものなのだろうか?
『ドル覇権の崩壊』 副島隆彦氏より
(抜粋、引用、一部編集)
金価格の推移を抜粋し一覧化すると(書籍では、グラフも添付されています。)
1オンス=約31.1グラム
1960年代 35ドル/オンス  
1971年 ドルと金の兌換の停止(ニクソン・ショック)
1979年  860ドル/オンス  6500円/g(日本での最高値)
1997年  278ドル/オンス
1998年  310ドル/オンス  865円/g
1999年 ワシントン協定  超安値をさ迷っている。
2001年  250ドル/オンス
2002年  300ドル/オンス  1500円/g
2003年  384ドル/オンス
2006年  725ドル/オンス  2700円/g
1979年の円による価格が異常に高いのは、為替レートによるものと思われる。
1980年に金が高騰しているが、その後20年間は、300ドル/オンス前後を推移。
今、金を買おうかどうか迷っている“あなた”。あの時買っておけばよかったと悔やんでいる“あなた”
そんな、目先的なことではないんです。

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  投稿者 sodan | 2008-04-01 | Posted in 09.国際政治情勢の分析3 Comments »