2008年04月17日
The Gold price control/1
原油高騰の陰で、金(Gold)が急上昇してる。
ロンドン金の推移
1980年に1オンス850ドルという最高値を付けて以来、20年に渡って下がり続けた金は2001年に底値を打ち、その後はジリジリと上がり始め、2005年後半以降に上昇した後には昨年8月のサブプライムローン問題を契機に急上昇中。
過去、金に関しては様々な分析があります。一説では、金の価格は各国の中央銀行によってコントロールされているとも云われており、また一説では、金市場はロスチャイルドが牛耳っているとも云われています。さらには、アメリカが基軸通貨であるドルを維持する為に長きに渡って金を低く誘導してきており、その恩恵を受けて主要銀行が利益を上げてきたとも云われていました。
現在、世界最大の金保有国はアメリカであり、世界第2の産金国でもある。長年の金の低価格期に世界の金をため込んだことは事実のようです。
最近では、アメリカが再び金本位制を復活することでドルの復活を目論んでいるという分析もあり、また、インフレと連動した金の上昇は中央銀行から金を借りて運用してきた主要銀行の返済を困難にすることで金融機関の破綻を誘導しかねないとの分析もでている。
いずれにしても金の価格は何らかの意志の元でコントロールされている可能性が高いことが伺えます。
はたしてこのドル崩壊の局面で金は何らかの役割をもってコントロールされているか、誰に有利に働くのか・・・・・
(今日はここまで。次回に続く)
by コスモス