2012年01月02日

11/27なんでや劇場レポート(1)~集団は外圧に適応するためにあるが、その核を成すのは雌雄の性引力である~

9/18から類グループで始まった、なんでや劇場実現論序「共同体社会の実現に向けて」研修会。
前回は10/30開催のレポートを、5回に亘って紹介しました
1.~原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった~
2.~大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく~
3.~民の「お上捨象」と上の「民の生活第一」という日本人の特異な体質~
4.~東洋では共同体が残存していたがために教団支配にならなかった~
5.~影に隠れて暴走してきた金貸しの支配が明るみになった~
今回からは、第3回11/27に行われたなんでや劇場レポートより、実現論「序2.私権時代から共認時代への大転換」第三節「必要なのは地に足をつけた共同体企業の建設」について参加者から出てきた疑問点や問題提起を元に追求し解明していきたいと思います
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そこで出てきた問題提起は2つあります。
【1】重要なのは「共同体社会の構成単位=原点となる、集団=企業」とあるが、集団には家族もある。なぜ、家族ではなく、企業が共同体社会の原点となるのか?
【2】「今必要なのは、職場を共同体に作りかえること、企業の共同体化である」とあるが、共同体とは何か?
今週から2回に亘って【1】なぜ、家族ではなく、企業が共同体社会の原点となるのか?という疑問に答えていきたいと思います。今回は、一つの切り口として、【企業は闘争集団であり、家庭は生殖集団である。生殖集団と闘争集団の関係はどうなっているのか?】という疑問から考えていきます。これは婚姻論の領域であり、生殖を包摂した全集団論から考える必要があります。
そこで、第一に生物史を遡り生物がどのように雌雄分化し、集団を形成してきたのかを考えてみます
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(さらに…)

  投稿者 HOSHINO | 2012-01-02 | Posted in 未分類 | 12 Comments »