2010年06月08日

もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 2 今、人類が直面している課題とその基本的答え

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土壇場で辞任。参院選挙まであと1ヶ月強、せめてそれまでは保ってよ~、というのが、1年刻みの総理大臣退場劇に嫌気が差した大衆の実感だったのではないでしょうか。それは、別に、鳩山さんを支持するとかしないではなく、単なる厭世感だと思いますが。
さて、プロたちの駄目さを浮き彫りにし、新しい政治の突破口を探ろうとする本シリーズ。まずは、歴史を遡って、国家の統合限界を歴史構造的に押さえていきたいと思います。それにしても、シリーズのタイトルがリアルすぎて怖いほどです。
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すべては約6千年前、外敵闘争の圧力が弱まって性闘争が顕在化し、規範破りの不倫駆け落ち集団によって掠奪闘争の火ぶたが切られたことに始まります。

掠奪闘争によって、人類を育んできた全ての本源集団は解体され、生き残った人々も、いったん全てを失った(飢えはもちろん、生存さえ保障されない様な)どん底状態に封じ込められてしまった。
しかし、力の序列原理に則った武力支配国家の下で、人々は私婚の共認→私権の共認を形成し、それを土台として全ての人々が私権の獲得(=私権闘争)に収束する私権統合の社会を確立していった。そして、何とか最低限の生存が満たされる状態を回復すると、次に、取引という形の私的共認に基づく市場を形成し、ひたすら物的な充足を追求して’70年頃にようやく貧困から脱出した。
人類は、私権時代を通じて約3千年(最長5千年)もの時間を費やして、飢えという生存圧力を克服してきた訳である。

’70年貧困の消滅は、力の序列原理が終焉したことと同義です。
武力統合の時代は武力、私権統合の時代は財力が、ひとびとに対する強制圧力として
君臨し、その力でもって国家を統合していました。
有無を言わさぬ強制圧力。それが、効かなくなったとき、人類は最大の問題に直面します。

今、人類がぶつかっているのは、掠奪闘争や私権闘争を超えた新たな社会統合の仕組みをどう作り出すのかという未明課題である。同時に、人類は改めて、6千年前には出来なかった、掠奪闘争や私権闘争をどう止揚・統合するのかという課題を、突きつけられているのだと云えよう。

超国家・超市場論5 私権闘争・掠奪闘争をどう止揚・統合するのか?
「政権交代」などという生やさしいものでは、到底太刀打ちできない、
人間存在のあり方、国家統合のあり方そのものを根本から見直す局面にきている。
存在の基底を成す認識の枠組みそのものを転換する時代が到来した、と捉えるべきでしょう。
素人のブログやなんでや露店でのやりとりを聞く限り、大衆は潜在思念で「パラダイム転換」の必要性を掴んでいるようです。プロだけが、気づかない。気づけない。
ただ、大衆は、どうしていいかわからない=答えがないから、目先の参院選の動向に注目しているに過ぎないのでしょう。
しかし、その基本的答えは、すでに「実現論」に提示されています。

その基本的な答え=実現基盤は、既に実現論4_1_07実現論4_1_08『人類500万年のパラダイム転換』に示されている。生存圧力から同類圧力への大転換が、それである。
人類は、既に物的な生存圧力から脱却した以上、生存圧力を背景とする同類闘争(掠奪闘争や私権闘争)から、同類圧力を背景とする同類闘争へと脱皮するしかない。その新しい同類闘争こそ、この社会統合板で1~2ヶ月前に明らかにされた新しい潮流、即ち人々の外向収束(社会収束)⇒認識収束が生み出す認識闘争(評価競争)である。
つまり人類は今、史上はじめて、人類本来の共認機能に基づく共認闘争によって掠奪闘争や私権闘争を止揚し、社会を再統合し直す段階に来たと云えるだろう。

超国家・超市場論6 生存圧力に基づく同類闘争から、同類圧力に基づく同類闘争=認識競争へ
「信念をもってがんばる」などと言うフヤけた言い草では、政治ができる訳がない。
ましてや、社会の再統合の地平に立つことは到底不可能。
普天間移設という国家の重大事を、補佐員と3人だけで決めてしまうという、幼稚な総理の出現は、「もう、こいつらに任せておけない」という大衆の現実的行動を促すよい契機になるかもしれません。
次回。
認識闘争の場が、どのようにして国家と市場を超えてゆくのかを見てみるために、いったん国家と市場の成り立ちとその統合限界を押さえ直します。
うらら

List    投稿者 urara | 2010-06-08 | Posted in 07.新政治勢力の結集に向けて5 Comments » 

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