2011年10月19日
なんでや劇場レポート(2)~気象兵器・地震兵器はデビッドにとって自殺行為となる
日本を先頭に世界の先進国の市場縮小は更に進行し、市場環境は厳しさを増すばかりです。このままでは、企業の存続にかかわるトラブルやミスは止まることが無く、従来路線(私権原理)の組織活性策では出口が見出せません。
その突破口は社員の本気度やヤル気を如何に引き上げていけるか、その成果にかかります。経営層は状況認識の転換が迫られ、重い経営責任を背負う日本の経営層の答え欠乏は高まるばかりです。
共認収束の社会潮流が加速する企業の共同体化とそのネットワーク化の支援を、共同体企業・類グループは着手し始めています。
(参考:実現論:序6(上) 新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク)
そこでは経営者の方たちと、「大転換の状況認識」や組織活性化に求められる「構造認識」の共有を課題とし、その欠乏にスッキリ答えていきたいと考えて来ました。そのために、類グループが主催する「なんでや劇場」では、9月から実現論序「共同体社会の実現に向けて」の研修会を実施しています。
このシリーズでは「実現論序『共同体社会の実現に向けて』の研修会」レポートをご紹介しています。
第一回は『なんでや劇場レポート(1)~火事場泥棒的に局地戦争を仕掛けるしかないロックフェラー』を紹介しました。
この第二回は 9/18なんでや劇場3『気象兵器・地震兵器はデビッドにとって自殺行為となる』に焦点を当てます。
カタカムナに学ぶ~形あるモノは全て、有限宇宙アマの外側に拡がる目には見えない潜象世界カムの分身である
「10/9なんでや劇場1」では原始人類の観念機能の原点がどんなものであったのかが明らかにされました。すなわち、原始人類が置かれた極限状態→トランス状態で集団の成員の誰かが発した「ア」とか「ウ」といった単音が最初の観念であるということです。
観念機能の原点である単音がどんな意味を持っていたのか?
カタカムナ図象文字を読み解いた楢崎皐月氏の追求成果から伺うことができます。
カタカムナ図象文字とは、カタカムナ人(原日本人)が宇宙のコトワリを直観で感じ取り、それを48の単音に聞き分けて、その一音一音の思念を表現した記号です。
「ヤタノカカミ」図象符
上記が「ヤタノカカミ」という図象符で、一つの大円(ワ)と、八つの小円(マリ)と、各々一本の縦線と横線によって構成されています。カタカムナの図象文字の基本となる図象で、カタカムナ人はこの図象を分割して48の図象文字にしたもので、それぞれの音(文字)が物理的な意味を持っています。そして、それがカタカナの起源であるということです。(下記の図像文字とカタカナの対応表を参照ください)
図はリンクよりお借りしました
そして、カタカムナ人はその図象文字を組み合わせて七五調の「カタカムナのウタヒ」を作りました。つまり、そのウタヒは宇宙の摂理(コトワリ)を表しています。
カタカムナのウタヒは80首ありますが、最も代表的な「ヒフミヨイのウタヒ」を元に、カタカムナ文字に込められた宇宙のコトワリとそれを感じ取ったカタカムナ人の思念を紹介します。
いつも応援ありがとうございます。
共同体社会の実現に向けて-6~実現論 序2.私権時代から共認時代への大転換(その2) ~
これまでのシリーズ
共同体社会の実現に向けて-1 ~実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機~
共同体社会の実現に向けて-2 ~実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(その2) ~
共同体社会の実現に向けて-3 ~実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(その3) ~
共同体社会の実現に向けて-4 ~実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(その4) ~
共同体社会の実現に向けて-5 ~実現論序2.私権時代から共認時代への大転換(その1)~ 【現実世界を動かしている力の構造】
皆さん、こんばんは。前回は、新しい社会を実現するために必要な認識として、【現実社会を動かしている力の構造】を明らかにしてきました。これまでの社会は「私権社会」、すなわち力の原理で統合されている社会でした。時と共に支配構造は武力支配から資力支配へと移り変わってきましたが、常に大衆は制覇力を持った支配者によって支配されるという、力の構造に押さえつけられてきました。
では、どうすればこの力の構造を突破していくことが出来るでしょうか?
現代は「私権社会」が終焉し、「共認社会」へと転換しつつあります。共認社会では、これまでの私権時代とは異なり、誰もが社会を創っていく可能性が開けました。今回は、その新しい社会の実現可能性について明らかにしていきたいと思います。
近代科学の成立過程1~山本義隆氏の追求を踏まえて、近代思想との関係構造を解明する
「原発問題から見える特権階級・近代科学の問題性11 ~近代科学に対する誤った認識~」
「同12 ~”学び”を忘れた学者達~」
「同13 ~近代科学の源流はキリスト教(=現実否定)にある~」
で、原発危機を引き起こした近代科学の問題性を総括してきました。
さらに山本義隆氏の著『福島の原発事故をめぐって-いくつか学び考えたこと』(みすず書房刊)
を元に、「近代科学の史的総括1」、「近代科学の史的総括2」において、
①市場拡大とともに自我肥大し、自然を支配(破壊)してきたのが近代科学であること、
②金貸し主導の戦争→国家プロジェクトの手先となった科学者たちはアホ化していったことを明らかにしました。
しかし、尚、科学史には解明すべき課題が残っています。
「近代思想と近代科学の成立過程における関係はどうなっているのか?」という問題です。
いつも応援ありがとうございます。
ボッティチィリ「春」
9/18なんでや劇場レポート(1)~火事場泥棒的に局地戦争を仕掛けるしかないロックフェラー
類グループでは、いよいよ共同体企業のネットワーク化に着手します。
(参考:実現論:序6(上) 新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク)
そこでは、意識の高い経営者の方たちと、「大転換の状況認識・構造認識」や「原理論・根概念」を共有し、そして彼らからの質問にもスッキリと答えていく必要があります。
そのための研修として、類グループが主催する「なんでや劇場」では9月から、
実現論序「共同体社会の実現に向けて」
の研修会を実施しています。
そこで今回、新シリーズとして、「実現論序『共同体社会の実現に向けて』の研修会」レポートをご紹介していきたいと思います。
第一弾は、近代思想⇒市場社会を作り上げた金貸し勢力の、代表格の一派であるデビッドロックフェラーに焦点を当てます。
※こちらからお借りしました
今後ロックフェラー勢力がどのような手を打ってくるのかを想定するために、まずは過去から現在に至るまでの彼らの動向を明らかにしていきます。
応援よろしくお願いします
欧・露・中・印によるアメリカ=ロックフェラー包囲網が完成しつつある
(左からデイビッド・ロックフェラー、ジェイ・ロックフェラー、ジェイコブ・ロスチャイルド、欧州貴族の一角エティエンヌ ダヴィニオン・ビルダーバーグ名誉議長)(画像は、コチラから1 2 3 4)
ドルとユーロのチキンレース ~ロスチャイルドと手を組んだ欧州貴族 vs ロックフェラー帝国~
ユーロ危機1 ヨーロッパ各国が抱える「歯止め」を外すことになったユーロ導入
ユーロ危機2 ユーロ危機のウラで、着実に死期が迫っているのは、ヨーロッパではなくアメリカ
ユーロ危機3 欧州周辺国から内情を探る。欧州貴族主導で安定化に必死な状況。
表向きにはほとんど何も起こらない世界経済ですが、激変し続けるウラの経済情勢(金融資本家の暗闘)を、これまで毎週のように予測し追求してきました。
・アメリカを基盤とするロックフェラー一族
・EUを基盤とするロスチャイルド一族
・スイスやベルギーを本拠地とする欧州貴族
現在は、主にこれら三勢力間の暗闘が激しさを増しています。
今回の記事では、余り取り上げられることの無い欧州貴族の歴史を概観し、現在のアメリカ=ロックフェラーが置かれている状況を分析します。
カタカムナに学ぶ ~日本語は上古代人の認識が現代に残っている稀有な例~
欧米発の経済危機や原発に代表される環境問題など、近代以降、常識だと思われていた観念群が大きく崩れようとしています。
この現代社会の行き詰まりと大転換の予感の中から可能性を発掘していくためには、現代の支配観念に根本的な疑問の目を向け、できる限り固定観念を捨てて、現実を直視し、事実の追求に向かう必要があると思います。
まして、全文明史を覆すほどの大転換期だとすれば、文明史以前の歴史を学んでいく必要があります。
今回も、『カタカムナに学ぶ ~日本人のもつ平衡感覚(秩序収束力)の起源は宇宙(アマ)の摂理~』につづき、楢崎皐月氏の提唱したカタカムナ説から、上古代人(原始日本人)の認識世界を学んでいきたいと思います。
共同体社会の実現に向けて-5 ~実現論序2.私権時代から共認時代への大転換(その1)~ 【現実世界を動かしている力の構造】
現代社会は大災害や原発事故などによる「地球危機」と「経済危機(市場崩壊)」に見舞われ、社会秩序の崩壊から下手をすると滅亡にまで至りかねない危機状況に直面しています。前回まで見てきた「実現論序1.」では、それらの危機が近代思想(直接的には近代思想に染め上げられた官僚や学者・政治家・マスメディアなどの統合階級)によって社会全体がリードされてきた結末であることを明らかにしました。
そして、次代の社会を築いていくためには、近代思想に代わる新理論を普通の生産者たちによって創り出し、次代の社会の実現基盤を発掘することが必要であること、そのためには歴史の中に示されている実現構造を明らかにしていくことが必要であり、この「実現論」がその先鞭をつけるものであることを示しました。
これから見ていく「実現論 序2.」では、現代が私権時代から共認時代へと大転換していこうとしている過渡期であり、社会の構造がどのように変わり、企業などの社会を構成する集団がどのように変化していくのかを考察しています。
今回は、歴史を遡りこれまでの私権時代がどのような社会構造であったのか、時代の変遷の中で社会の構造がどのように変わってきたのかを明らかにします。マスメディアや学校では絶対に教えない内容ですが、次代の社会の実現構造を見通していくためには必要不可欠な認識です。
現代社会に対する状況認識を共に深めていくきっかけにしていただければ幸です。
続きに入る前にご協力をお願いします。
民主主義の全否定6~民主主義は略奪集団ギリシャの分け前制度に始まる自我の暴走装置~
画像はこちらから(リンク)色が薄い地域が民主主義が強い地域だそうです。
これまで民主主義の全否定シリーズでは民主主義がいかに欺瞞であり、金貸しや一部の特権階級が我々大衆を支配しやすいシステムになっているかをみてきました。
今回はそのまとめとして民主主義はギリシャの略奪集団から始まり、今では自我の暴走装置であることをみていきたいと思います。
以下はシリーズリンク先です。
「民主主義の全否定1~日本の政治を動かしているのは政治家ではなく官僚」(リンク)
「民主主義の全否定2~この国は電力会社に丸ごと買収されていた」(リンク)
「民主主義の全否定3~民主主義とファシズムは同じ穴のムジナである」(リンク)
「民主主義の全否定4~金貸しによる支配と主権在民・三権分立という言葉の欺瞞性」(リンク)
「民主主義の全否定5~大衆を私益第一の傍観者にたらしめるのが民主主義である~」(リンク)
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企業を共同体に変えるには10~「企業の共同体化」が日本の活力を再生する第一歩である。
『企業を共同体に変えるには』と題して発信してきた本シリーズも本日で最終回となりました。
過去記事はこちら☆
↓
第一回:企業における「共同体的」仕組みの事例
第二回:新たな共認勢力とは何か?
第三回:共同体「類グループ」が勝ち続ける理由
第四回:民主主義=会議というのは固定観念、対面会議の欠陥を超えて、全てをネットへ
第五回:トラブルの根底に指揮系統あり⇒みんなの当事者意識を上げる仕組みを作る
第六回:企業を共同体に変えるには?6~「本源集団の再生」
第七回:社員の活力を上げること=企業を共同体に変えること
第八回:共同体企業のネットワークが、企業の共同体化推進と、共認社会実現の突破口となる
第九回:共同体企業のネットワークをどう構築してゆくか
今、日本経済はマクロ的に見れば、GDPは伸びず、また貿易赤字が増加しています。「日本社会はもうダメなんじゃないのか?」と悲観的に捉える方が趨勢ではないかと思います。しかし、元気が無いように見えて、各企業をつぶさに見ていくと、今までに無い形で活力を出している企業がたくさん存在します。
その多くは社員が充足出来る場を実現した中小企業ですが、むしろ、その流れこそが日本がこれから進むべき道を示しているのではないでしょうか?
そして、この新しい流れに注目し、今後の企業活動の可能性とそれが社会に及ぼす影響を考えていこうと考えたのが、本シリーズの問題意識でした。