2012年05月18日
共同体社会の実現に向けて-28(最終回) ~実現論序8.新理論の構築をどう進めてゆくか~
デフォルトが起きるまでに準備しておくべき課題は、共同体企業のネットワーク作りと、それを導く新理論の構築の、二つある。とりわけ、近代思想に代わる新理論の構築は、不可能に近い超難課題であるが、はたして経済破局までに間に合うのだろうか?
みなさん、こんにちは。
約9ヶ月の長きにわたって連載してきた「共同体社会の実現に向けて」シリーズも今回で最終回です。
これまで私たちは、シリーズ第1回(リンク)の問題提起『いま求められるのは、運動論の提示』に始まり、社会状況を事実に基づいて分析→構造化し、新しい社会の実現可能性やそのための道筋、運動論等を探索してきました。
今回は、運動を成功させるために必要な『理論』に焦点を当てつつ、先週開催された第135回なんでや劇場(リンク)で提示された新しい認識を重ね合わせて、万人が望む社会=『共同体社会』の実現見通しやその展望を、「実現論」(リンク)を紹介しながらお伝えします。