2011年12月15日

近代科学の成立過程10~数学的形式に当てはまるように捏造した、現実には存在しない架空観念の体系が近代科学~

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前回(近代科学の成立過程9~商業簿記と利息計算から発展した代数学~
)は、山本義隆氏の『十六世紀文化革命』から「第5章の商業数学と16世紀数学革命」中段部分の要約を引用しながら、数学の発展過程を見てきました。
この時代から高次方程式論が研究され、商業数学から代数学へ発展し始めたのはなぜなのか。そらは銀行業務上の利息と収益を把握するために複利計算を行う必要性があったのからではないだろうか。複利計算のために高次方程式論が必要とされた。
いわば金貸しが利益を生み出せるように、高次方程式→代数学が発達したということである。
今回は引き続き山本義隆氏の『十六世紀文化革命』から「第5章の商業数学と16世紀数学革命」後半部分の要約を引用しながら、数学の発展過程を見て行きたいと思います。
興味を持たれた方は応援もお願いしますo(^-^)o

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  投稿者 KAWA | 2011-12-15 | Posted in 13.認識論・科学論7 Comments »