2011年12月19日
10/30なんでや劇場レポート(4)~東洋では共同体が残存していたがために教団支配にならなかった~
(画像は こちら からお借りしました)
10/30劇場レポートの第四段です。
なんでや劇場レポート(1)~原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった~
なんでや劇場レポート(2)~大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく~
なんでや劇場レポート(3)~民の「お上捨象」と上の「民の生活第一」という日本人の特異な体質~
前回の劇場レポートでは「民の『お上捨象』とお上の『民の生活第一』という日本人の特異な体質」について見てきました。そこでは、大衆の安定期待が統合秩序の維持=王権の継承を当然化させ、特に日本では、お上意識は自分たちとは無関係なもの=お上捨象であったことが分かってきました。
今回は東洋では官僚支配の後、教団支配にならなかったのは何故か?
西洋と東洋における観念支配の実態をみていくなかで、その違いを探って見たいとおもいます。更に、同じ東洋でもインドではなぜ教団支配に至ったのかについても見ていきたいとおもいます。
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