今日は、11月23日の記事:『指揮系統は集団(共認)破壊の副産物では? [1]』
の社会的な背景や実態を基に考えてみたいと思います。
■社内コミュニケーションを良くするためにどんな工夫をしていますか?

図はビジネスSNSリポート [2]からの引用です。
・社内報(紙媒体)を発行している 24(15.6%)
・社内SNSを使っている 20(13%)
・飲み会や懇親会を頻繁に開く 20(13%)
・何もしなくてもコミュニケーションは問題なし 19(12.3%)
・社内ブログを使っている 17(11%)
・コミュニケーション改善の余地はあるが特に何もしていない 16(10.3%)
・社内報(webまたはイントラネット)を発行している 15(9.7%)
・その他 23(15.1%)
(アンケート実施期間:2007年11月20日~29日 、回答数:154)
■アンケート結果より
・社内コミュニケーションを良くするために、
●社内報やSNSなど何らかのツールを使っている人は49.3%。
●紙媒体以外のツール(SNS、イントラネットなど)を使っている人は33.7%。
約1/3の人が社内ネットを利用しています。
しかし、その実態はどうなっているのでしょう?
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もう少し、対象を広げたデータを見てみましょう。
■『ビジネス・コミュニケーション白書2008 [3]』より
「第4回ビジネス・コミュニケーション実態調査結果ハイライト」
(全国の企業・団体に2,500通の調査用紙を発送、有効回答総数は220通)
より抜粋引用します。
●社内コミュニケーションに使用している情報機器は、「パソコン」が今回も96%でトップ。また、「携帯電話」は50%と半数を占めたほか、「IP電話」29%、「モバイル端末」7%と“新顔”も伸びている。
●グループウェア、メールなどの活用による効果は、「情報伝達の迅速化」「情報共有が進展」「紙媒体が減少」「仕事が効率化」が4本柱。
●社内コミュニケーションの現状については、「部門間のコミュニケーションが不足」が今回もトップだが比率は減少し、その分、「上司・部下間」「社員相互」のコミュニケーションが不足との回答が大幅に増えている。
●社内コミュニケーションを進める上でのネックとしては、「業務多忙でコミュニケーションの機会が少ない」が今回も50%でトップ。また「ITの普及がかえって人間関係を阻害」が比率を高めて3位に。
●社内コミュニケーション向上でめざしている企業目標は、「社内の情報共有」と「社員の意識改革」が今回も2大目標。
●社内コミュニケーション向上に必要なこと は「管理者層の意識改革」「社員層の意識改革」「報告・連絡・相談」が3本柱。
■社内コミュニケーションが上手くいかない!!
調査結果からは、全国の企業・団体では社内ネットを導入しても、
依然としてコミュニケーションが不足しているという問題があることが分ります。
社内コミュニケーション向上に必要なことは
「管理者層の意識改革」「社員層の意識改革」「報告・連絡・相談」
が3本柱。
これは全国の企業・団体の共通課題です。
しかし、「答えがない」。
では、一体どうすればいいのか?
●「半答え」はベンチャー企業で登場しつつあるが・・・
先日、NHKスペシャルの「デジタルネイティブ~時代を変える若者たち~ [4]」
という番組の中で、インターネットサービスの「はてな [5]」が登場していました。
そこでは、
社内の情報共有が基本。
役職による情報格差をなくす。
会議は音声ファイルで保存。それを公開。誰でも聞ける。
個人面談も公開。
などの先駆的な取り組みが紹介されていました。
ベンチャー企業ならではの柔軟な発想と時代の変化を感じました。
しかし、「はてな」は社員数25名の規模であり、
デジタルネイティブの若者ばかりという条件下での事例です。
社員数が100人、200人、400人、800人と増えていった時にどうするのか?
また新たな課題が生まれるでしょう。
どんな企業でも集団統合という課題が尽きることはありません。
■指揮系統を撤廃し全てをネットに
先ほどのアンケート結果をもう一度みてみましょう。
>社内コミュニケーション向上に必要なことは
「管理者層の意識改革」「社員層の意識改革」
「報告・連絡・相談」が3本柱。
みなさんも、何が必要なのか、どこが壁なのか、
薄々気が付いているのではないでしょうか。
そうです。指揮系統が邪魔なのです。
そしてこれが、社内ネット改革の究極の答え となります。
この方法論を適用するには、従来の経営スタイルでは決して上手くいきません。
誰もが経営者として参画する「共同体経営」こそが、実現基盤となります。
「共同体経営」について詳しく知りたい方は、こちらのブログをご覧ください 
⇒『超企業・類グループの挑戦 [6]』
by hassy
