5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」Ⅲ 詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
5/30なんでや劇場「観念力を鍛えるには? 暗誦千回で大丈夫?」レポートの第3回(最終)です。
るいネット5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」(4)求道者と解釈者では思考の自在さが全く違う、及び、(5)詭弁を説明しようとするから難解になってゆく から引用します。
タルムード
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5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」Ⅱ 「理解する」とはどういうことか?
タルムードを勉強する子供1
前回までの、なんでや劇場レポートでは、観念機能の形成過程、そしてそれに伴う脳機能の発達を、右脳・左脳の役割分化という視点で歴史的に捉えてきました。
今回の、なんでや劇場レポート(2)では、観念能力を鍛える方法、言語能力と戦後教育の関係、そして、理解するとはどういうことなのか?を明らかにしていきます。
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5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」Ⅰ 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
考える?ネコ
4/29のなんでや劇場「観念力とは何か?」に続き、5/30になんでや劇場「観念力を鍛えるには? 暗誦千回で大丈夫?」が開催されました!今回も、気付きがいっぱいでした!
前回の復習から、扱われましたので、前回参加出来なかった方、少し記憶が薄れかけている方も、じっくり読み進めてくださいね。
では、なんでや劇場レポートを3回にわけてお送りします。
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もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 1 プロローグ
もうすぐ参院選ですね。どうなるでしょう?
その結果を予測してみましょうか、おそらく政治家・既存政党の、益々ボロボロの状態が見えてくるはずです。右往左往する無様な姿を見ることになるでしょう。
今回の参院選に期待するとしたら、ただ一つ、試験エリートによる官僚制と政治55年体制の破壊です。破壊屋小沢氏がどこまで本気なのか、が今回の焦点になります。
写真は リンク さんからお借りしました。
今回のシリーズはプロたちの駄目さを浮き彫りにして行こうと思います。
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統合機運の基盤~自由空間(中世都市)の拡大に都合の良い法解釈から始まった大学
「キリスト教(内面と外面の使い分け⇒面従腹背⇒自我の温床空間)」では、ヨーロッパ世界における自我・私権収束⇒近代思想の騙し構造の原点は、キリスト教の内面と外面の使い分け⇒面従腹背⇒騙しの正当化→自我の温床空間の蔓延にあったのではないかと述べたが、11世紀まではこの自我の温床空間は、頭の中だけの自由空間にすぎなかった。
ところが国家権力を凌ぐ共認権力と化した教会を金貸しが買収し(「国家VS教会の対立が秩序不安定化の原点」参照)、次いで、十字軍遠征による掠奪と交易によって商業(投機)貴族化した欧州貴族と金貸したちは、国家(皇帝)権力に対する(自我・私権の)自由空間を現実世界に作り上げることに成功する。それが中世ヨーロッパの都市である。
イタリア-フィレンツエ
画像はこちらからお借りしました。
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ギリシャ問題の本質は?
ギリシャ発のユーロ危機が未だ収束しそうにない。
これは日本にとって対岸の火事かと言えば、そうではない。事実、日経平均株価もここ数週間で大幅に値を下げている。
そもそもこのギリシャの財政(金融)危機が今になって、突然顕在化したのはなぜか。それがなぜユーロや世界経済にまで影響が広がっているのか。
るいネットの記事を基に、それら一連の構造を整理し、図解化してみました。
ここからギリシャ問題の本質に迫ってみます。
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「潮流」シリーズまとめ:共認原理に基づく制度とは?
これまで「潮流」シリーズとして、以下の投稿を紹介してきた。
潮流1~共認原理と私権原理~
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流4:輸血経済(自由市場の終焉)
潮流5:失われた40年
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流7~暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走~
潮流8:自民党は、なぜ見限られたか?
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
既に社会は共認原理に転換しつつある。しかし多くの企業はいまだ私権体制から転換できていないという現実や、さらには官僚やマスコミなど特権階級の暴走を目の当たりにすると、このままでは共認社会の実現には程遠いように思える。
そこで「潮流」シリーズの最後に、共認原理に基づく制度とはどのようなものが考えられるのかを展望しておきたい。
大きな方向性としては、
1.企業の共同体化
2.社会統合課題の半専任制度
3.マスコミに替わる共認形成の場としての統合サイト
が考えられる。
それらの根拠および実現基盤について、 「次代を読む」 「実現論」から引用していく。
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自主管理への招待(6) 実現思考とは何か
今回は、新しく 参加されたhosopさんの作成した記事をそのまま掲載します
前回:自主管理の招待(5)では、「否定しか生み出さない」近代思想を「全否定」し、閉塞した現実から実践対象を獲得した《開放の哲学》への道程が提示されました。
今回、第6弾ではそれを具体的に実践する方法が明らかになります。
以下『自主管理への招待(6) 実現思考とは何か』からの引用です
私たちは、こう考える。もし私たちの求めるものが、本当に現実性を持ったものであるなら、それを実現しうる対象的な構造がすでに現存のこの社会の内に実在しているはずだと。私たちが、
単なる消費的な欠乏ではなく、日々の労働の疎外を問題にし続け得るとしたら、疎外を克服しうる実現の基盤は、すでに歴史的に用意されているはずだと。人は、対象とイコールに結ばれた主体としてのみ存在するのであって、決して自分だけで生きているのではなく、まして観念だけで生きているのではない。従って、欲望や願望が実現されるためには、それらとイコールに結ばれるそれら対象が、同時に存在していなければならない。逆に、そのような実現対象が社会的に存在していないとしたら、いかなる価値も理念も決して実現されない。実現対象を獲得し得ない全ての価値意識は、非存在であるにすぎず、いずれ消え失せてしまう。逆に、打ち消し難い課題を自らの内に孕んだ主体は、その実現対象をこの社会構造の中に見出し得るはずである。
私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)~否定から肯定への転換
画像はこちらから
2/28(日)のなんでや劇場「私権時代に求められた能力と、共認時代に求められる能力」
(①②③)
を受け、「るいネット」のお題「私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな初へ)」 より、皆の役に立つ投稿を紹介するシリーズの第9回です。
第1回は「潮流1:共認原理と私権原理」
第2回は「共認力だけが制覇力と統合力を兼ね備えている」
第3回は’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
第4回は社会貢献が売れるわけ
第5回は中高年層、さあどうする!
第6回はあらゆる圧力を排除する個人主義
第7回は自分に自身があるのは、敗者のイデオロギーに染まってる証!
第8回は共同体だからこそ
第9回は対面会議の欠陥1・・・会議が眠いのなんで?
第10回は対面会議の欠陥2・・・突破口は⇒全てをネットへ!http://blog.trend-review.net/blog/2010/05/001642.html
でした。
今回は実現のための思考に不可欠な「否定から肯定への転換」です。
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「理解しよう」として読むことがなぜダメなのか?
前記事で「言語能力の土台は、聞くことにある。すなわち音読でも重要なことは周りの声を聞くこと」であることを論じてきました。
本記事では、日本人の言語能力が衰弱した原因は、興味関心主義教育である。また本を「理解しよう」して読むのはなぜダメであるか?を論じます。
実際、十数年前から本を読まない若者が増加するにつれて、旧観念にとらわれてない若者が増えてきたことも、傍証として挙げられるかもしれません。