潮流8:自民党は、なぜ見限られたか?
マスコミが煽動した小泉フィーバー。
前回のエントリーでは、特権階級による金融機関・輸出大企業等への優遇措置により、社会格差が拡大し、固定化されつつあること。’00年以降郵政選挙・小泉フィーバーなどの偏向報道・扇動報道を繰り返し。検察・マスコミの力を動員して、政敵を失脚させるなど特権階級の暴走が目に余る状態となってきたこと。そしてそれらが起こった根本原因は、私権体制の崩壊に伴う、特権階級発の目先の既存制度への収束であることなどを明らかにした。今回のエントリーでは、今回の特権階級の暴走を受けて、民意がどのように反応したかを明らかにしたい。
まず、「潮流8:自民党は、なぜ見限られたか?」の本文をそのまま紹介したい。
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私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)~共同体だからこそ
画像は、こちらからお借りしました
2/28(日)のなんでや劇場「私権時代に求められた能力と、共認時代に求められる能力」(①②③)
を受け、「るいネット」のお題「私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな初へ)」 より、皆の役に立つ投稿を紹介するシリーズの第8回です。
第1回は「潮流1:共認原理と私権原理」
第2回は「共認力だけが制覇力と統合力を兼ね備えている」
第3回は’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
第4回は社会貢献が売れるわけ
第5回は中高年層、さあどうする!
第6回はあらゆる圧力を排除する個人主義
第7回は私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)~自分に自信があるのは、敗者のイデオロギーに染まってる証!
でした。
今回第8回はるいネットで紹介されている「共同体だからこそ」の投稿を扱いたいと思います。
序列原理から共認原理に移行した今、皆の活力をあげていくには、共認充足発(自分からみんな発)で周りを対象化できるかが重要になるでしょう。
事実、充足性の高い女性を中心とした企業運営によって、企業内の社員の活力が高まっていることからも、みんな発で集団の仕組み(共同体的な仕組み)をつくれるのかが重要になります。
・なんでや劇場レポート、企業内の「共同体」的な仕組みより
・リクルートの女性力 会社の「空気」は女で決まる!~みんながここで働きたいと願い、みんなが成果を出せる「会社の空気」をつくること
そこで、今回は私権企業と共同体企業の違いに触れ、共同体企業の可能性について紹介したいと思います。
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自主管理への招待(4)「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換
こんにちは~
さて、前回は、
>『つまり近代思想の歴史は、挫折と敗北の歴史であった。何故か? 』
で、終わっていましたね
続き、気になりますね。さらに、るいネット『自主管理への招待(4) 「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換』より紹介してゆきます。
デカルト:『我思うゆえに我あり』って言って近代哲学の父と呼ばれる人。こんなに周りを疑っている自分はおかしいんじゃないかとは、思わなかったのかなぁ。
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統合機運の基盤~ユダヤ教(出自バラバラの寄せ集め集団を統合する観念)
歴史上の社会統合観念である古代宗教(儒教・仏教・ユダヤ教→キリスト教、イスラム教)が登場した基盤、その時代背景を明らかにする。
前回までに、儒教(力の原理の追共認⇒序列規範)、仏教(自我私権の捨象→宇宙の摂理)、イスラム教(遊牧共同体国家による市場の制御)を取り上げた。今回は、ユダヤ教を取り上げる。
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現在の官僚制度の突破口は「徴員制」にあり
現在の官僚制度が、今まさに破綻寸前です
●三権分立だからこそ官僚は暴走する!
●平成官僚は無能すぎる
●財務官僚の無能、しかもその自覚全くなし
●暴走する「検察」①~検察権力の強大さ~
●暴走する「検察」②~検察を捜査する機関が日本にはない~
この問題の突破口として、「徴員制」という、江戸時代の参勤交代を髣髴させる、斬新で具体的な案を提起している記事がありましたので、以下に紹介したいと思います。
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潮流7~暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走~
前回のエントリーでは、バブル崩壊後の経済危機(私権体制の危機)が、目先の安定志向→試験制度への収束を生み、それが現在、実に歪な学歴身分社会を作り出していることを明らかにした(ここでは学歴に加えて、医者、弁護士、会計士などの上位資格への収束も含め、学歴身分社会と呼ぶ)。
今回のエントリーでは「潮流7:暴走する社会」の紹介を通じて、それら上位身分を獲得した、学者・官僚・マスコミなどの特権階級(社会統合階級)の暴走について明らかにしてゆく。
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自主管理への招待(3) 生産から離脱させ、消費へと逃避させるだけの近代思想
人々の生活は生産と労働によって支えられています。そして、その生産様式に応じる政治や制度によって規定されます。
したがって、社会を規定する生産の「様式」と、日々の生活を規定する生産の「関係」のあり方を考え、提示していくことこそが、社会ひいては日々の生活をかえていくことになるのです。
と、前回はここまで扱いました。
一方で私たちはどうでしょうか?
「労働はお金を得るための手段である」なんて考えの人はいませんか?
もしそうだとしたら、近代思想にかなり毒されています。
アダムとイブの禁断の果実の話は有名ですが、もともと西洋の近代思想には労働は罰であるという考え方があるようです。
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4/29なんでや劇場レポート「観念力とは何か?」(4)~観念力の本質である考える力とは
●共認統合力としての観念力には、考える力が不可欠である。
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考えるということ自体、どういう場面で登場するか?
「聞く」「話す」は瞬間瞬間の行為で、「読む」段階でも娯楽の場合はほとんど考えていないし、仕事上の必要で読む場合も深く考えているわけではない。思考上の必要で読む場合も、立ち止まって考えるよりも先に進めていく読み方がほとんど(こういう読書法は、論語千回と対極で何も身につかない)
このように「モノを考える」という行為に迫られる場面は限られている。
どういう場面で考えることを迫られるのか?
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4/29なんでや劇場レポート「観念力とは何か?」(3) 「興味関心発の理解」は近代のダマシ
●戦後の国語教育常識の誤り
戦前以前の「門前の小僧」は意味もわからず暗唱するだけだったが、現代人よりはるかに言語能力は高かった。現代人は文章の意味を理解しようとしてきたが、何も身についていない。また、個人主義に基づく戦後教育では本人の興味関心が第一に置かれてきたが、完全に失敗したことは明らか。これらの失敗事例から見えてくるものは何か?
自分の興味関心や理解しようとして読んでも何も身につかないのは何故か?
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