民主党政変劇(クーデター)の背後にある、米政権内の権力闘争
今回の民主党の政変劇(鳩山-小沢辞任)の背後には、米政権内の権力闘争があったらしい。
画像はこちらからお借りしました。
6月5日「森田実の言わねばならぬ【492】」から引用する。
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もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 3 力の序列共認とその限界
そして人権派の団塊と、松下グローバリズムが残った―。
前回、6千年前まで歴史を遡って、国家の統合限界を歴史構造的に押さえ直してみましたが、気がつけば、現実世界では、あれよあれよという間に、「菅内閣」が誕生していました。短命内閣の歴代ナンバーワンは羽田孜内閣64日(原因は新党乱立or半袖スーツ?)、以下石橋湛山65日(病気)、宇野宗佑69日(女)だそうですが、くれぐれも記録を塗り替えるということだけはないように、せめて、70日は続いて、ベスト3入りだけは免れてほしいものだと思います。
さて、今回は、私権闘争を統合した「力の序列共認」と、その限界を読み解いた四方勢至「超国家・超市場論7・8」を紹介します。
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菅政権は対米隷属政権の再来か?
森田実の言わねばならぬ
《新・森田実の政治日誌》政局混迷/乱れ飛ぶ怪情報
より
最近の口コミ情報を二、三紹介する(真偽を確かめていないことをお断りしておく)。
(1)「鳩山(前)首相・代表による小沢一郎(前)幹事長外しは、鳩山氏と菅氏があらかじめ相談して立てた策略であり、この立案者は菅氏だ」というもの。この情報を知らせてくれた人は永田町では、その名を知らない人がいないほど著名な人である。
(2)「菅内閣は衆参同日選を断行する」という情報(6月9、10日にかけて駆けめぐった)。この情報にもとづいて衆参同日選予測を行う雑誌もある。
(3)「大マスコミの中に、意識的に菅政権を守ろうという動きがある。かつてマスコミが小泉内閣を応援していたのと似た動きがある。裏側で、ネオコン、市場原理主義者、巨大金融資本、広告会社が動いている。小泉郵政改革の時と似た動きがある」
以上、3点のみ紹介する。あくまで口コミ情報である。
鳩山・菅の小沢降ろし密約、そして米国戦争屋→マスコミ→菅政権の動きを指摘する記事が増えてきているようだ。
以下に関連する記事をいくつか紹介します。
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亀井大臣辞任~戦争屋は、何故ここまでしぶといのか?
亀井静香金融担当大臣が辞任した。
『株式日記と経済展望』2010年6月11日の記事では、次のように述べられている。
亀井大臣の郵政翻法案に対する海外からの圧力については新聞記事にもなっていましたが、それが今回の辞任の本当の理由なのだろう。亀井氏は辞めるかそれとも殺されるかどちらかを選べと脅迫されたのだろう。中川昭一財務大臣も暗殺されましたが、警察出身の亀井氏も国際金融マフィアにはどうする事もできないのだろう。
『株式日記と経済展望』「鳩山・小沢排除、亀井辞任で反米勢力は排除され、ズル菅内閣が出来上がった。亀井大臣はCIAに脅されて辞任したのだろう。」
米戦争屋勢力の力は依然として強力で、日本支配を断念するどころか、ますますその露骨さを増している。
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首相が頻繁に入れ替わるのは、なぜか?
鳩山が辞任し、菅直人が首相に就任した。鳩山政権は、約9ヶ月という短期政権に終わった。しかし、1970年以降は、一部の例外を除けばほとんどが短命政権で終わっている。
なぜ、日本の総理大臣は、他国と比べての在任期間が短く、頻繁に入れ替わるのか?
このような現象の背後には、どんな構造があるのか?
共認原理実現のカギは、女の肯定性、充足性にあり
充足基調と闘争基調
より
・充足可能性が増大すれば、充足志向が顕現し、充足が実現すれば充足基調を形成する。
・充足可能性の実現によって形成された充足基調を母体にして、闘争可能性が芽生える。
・闘争可能性が増大すれば、闘争志向が顕現し、闘争が実現すれば(=成果が上がれば)闘争基調が形成される。
☆充足の実現基調、闘争の実現基調、両者相まって実現基調を形成している。
実現基調の母体となるのが充足基調。
そして、その充足基調実現のカギは、充足存在たる「女」の肯定性、充足性にある。
実現基調の母体となる女の能力(肯定性、充足性)に焦点を当て、これから社会や組織を統合し成果を出していくために必要なことをまとめたものが、上の図解です。
以下、その内容を掘り下げてみます。
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もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 2 今、人類が直面している課題とその基本的答え
土壇場で辞任。参院選挙まであと1ヶ月強、せめてそれまでは保ってよ~、というのが、1年刻みの総理大臣退場劇に嫌気が差した大衆の実感だったのではないでしょうか。それは、別に、鳩山さんを支持するとかしないではなく、単なる厭世感だと思いますが。
さて、プロたちの駄目さを浮き彫りにし、新しい政治の突破口を探ろうとする本シリーズ。まずは、歴史を遡って、国家の統合限界を歴史構造的に押さえていきたいと思います。それにしても、シリーズのタイトルがリアルすぎて怖いほどです。
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統合機運の基盤~十字軍によって開かれたパンドラの箱=性的自我
キリスト教には内面と外面の使い分けという特徴があり、それが面従腹背の正当化⇒自我の温床空間の蔓延をもたらしたことは既に述べた。「キリスト教(内面と外面の使い分け⇒面従腹背⇒自我の温床空間)」
キリスト教には、もう一つ際立った特徴がある。性欲の否定、徹底した罪悪視である。
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自主管理への招待(7)労働の解放のために:自主管理の原則
前回:自主管理への招待(6)「実現思考とは何か」の中で、現在の生産様式が工業生産から意識生産に変化するのに伴って、その対象となる価値が物的価値から類的価値に上昇していることが明らかにされました。そして、主体=対象として生きる実現思考の具体的な認識が提示されました。
今回は自主管理への招待のまとめ。類設計室という生産体にどの様にこの実現思考が、自主管理の原則が具現化されているか、を通してみなさんを近代意識から解放された新たな『類』の地平へといざな誘います。るいネット『自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則』より。
私たちは、疎外された労働を克服し、より人間的な労働を実現してゆく基盤を、以上のような意識生産の必然性の認識において獲得し、ひき続いて実践的に労働の解放をめざす新しい生産体を創ってきた。それが、類設計室である。
とその前に・・・
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鳩山は、なぜ辞任したのか? ~後ろ盾を失い官僚組織に抱きこまれた鳩山政権~
大方では予想されており、しかしタイミングとしては”突然”だった鳩山・小沢辞任劇。
普天間問題も結果的には「失敗」に終わり、(マスコミによるアヤシイ世論調査とは言え)支持率が急低下する中にあって、このまま7月の参院選に突入すれば、自民党・麻生と同じ轍を踏むと考えてのことだろう。
今回の鳩山民主党政権には、様々な期待が集まっていたが、「暴走する官僚組織に歯止めを掛けて欲しい」という潜在的な期待が強かった。特に小沢は、当初から強く意識していた。当然、官僚組織の強い抵抗があり、この間の民主党政権下では、政治家と官僚との間で、「誰が国家の主導権を握るか」を巡って激しい戦いが繰り広げられてきた。
鳩山(民主党)は、この戦いに敗れたのだ。