国家財政を金貸しから国民の手に取り戻すために~一般取引税の検討
現状の税制では大企業や大銀行は手厚く優遇されている。
例えば、トヨタは消費税を納付していないばかりか、下請が納めた巨額の消費税を還付金として受け取っている。メガバンクに至ってはこの10年間法人税を納めていないとのことである。
『路上で世直し なんで屋【関西】』2009年10月23日の記事「特権階級の横暴を許すな!4 ~大企業の優遇政策について~」
おそらくは、メガバンクや大企業から税をとらず儲けさせる見返りに、国債を買ってもらうという仕組みなのだろう。そして国家は、メガバンクや国債を大量保有する大企業に対して多額の利払いを続けており、それが税収の過半が費やされている。つまり、金貸しやその支配下にある大企業は納めるべき税を納めず、その分の歳入不足を国家に貸付け、その利払いを得るという構造になっていると考えられる。
今や国家財政は金貸しを儲けさせるためにあると言っても過言ではない。このように国家財政は金貸しに完全支配され(喰い物にされ)、金貸しや大企業に都合良く制度が作られているのだ(その分、中小企業や庶民には重税が課せられているということ)。
国家を金貸し支配から国民の手に取り戻すためには、国債(金貸しからの借金)に依存しない財政基盤を確立することが不可欠である。そのためにどうするか?
ブログ『静かなる革命2009』で提唱されている「一般取引税」は注目に値する。
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どうなる?ネットの可能性~るいネット・共認革命に学ぶ14「投稿者は100人に1人しか居ない」、15「普通の人は、なぜ発信を控えるのか?」
前稿では、マニフェストみたいな投稿は読みたくないことはよく分かりました。また、そんな投稿など我々一般人にはなかなか出来ない。 🙁
でも、それだけではなく、みんなに役立ちそうと思う事(潜在思念や実感と繋がる事)はあっても、なかなか投稿(発信)できないのではないでしょうか?
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どうなる?ネットの可能性~共認革命に学ぶ13「発信の動機に不純なかりしか?」~
前回のシリーズでは共認革命11、12をもとに、「8月の衆院選挙で実現した政権交代で、ネットが果たした役割と今後の可能性」を明らかにしてきました。
今回も選挙に引き付けてネットの場を考えてみたいと思います。
ところで、8月の衆院選挙は「マニュフェスト選挙」ともマスコミで謳われていましたが、実際にマニュフェストの中味まで読まれた方はどれほどいるのでしょうか。
私も含め、素人の大半の人は読んでいないのではないでしょうか?
正しくは、読む気にならないというのが正直なところなんですが・・・・・。それは何故でしょうか?
<民主党マニュフェスト>
その背景は、共認革命13に記載されている内容、つまりネットでの自我投稿と政治家の主張が同じであるように思われるのです。
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『みんな』に立脚した革命家:「長周新聞」福田正義主幹の紹介-3
福田正義氏は、時代背景から観念的には共産主義・共産党に傾倒しながらも、その枠組みに完全に囚われることなく、潜在で捉えて根本にある“人民のため”に徹底しきった。
そして、人民のためにあらゆる権威主義・政治主義・官僚主義と闘い続けたが、それを“左翼”と呼ぶならば、『左翼主義とは、人民主義(≒みんな主義)』と換言できるかもしれない。
シリーズラストとして、本文紹介の前に、福田氏の生涯史を踏まえ、「左翼とは?右翼とは?」何かを考えてみたい。
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【観念パラダイムの逆転1】~現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ~
前回までの「思考次元1から3」で人類に求められる本来の思考(潜在思念の実践思考及び、超越思考(構造思考)と、私権時代の誤った「否定意識の倒錯思考」を明らかにしてきた。
それを踏まえ、今求められる、認識パラダイム(思考様式)の転換について踏み込んだ、四方氏の「観念パラダイムの逆転」シリーズを今回より紹介していきたい。
(写真は「iza」さんからお借りしました。)
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マスコミによる世論形成の恐ろしさ-7 「報道の自由」を盾に、社会秩序を根底から破壊してゆく者たち。
今回のシリーズ7では、
世論形成によって一般市民へ被害を与える事例を見ながら
その恐ろしさについて、掘り下げて考えていきます。
◆本来あらゆる権力構造に対して、対峙する必要から与えられた『報道の自由』。
しかしながら、現実はそうなっていない。
間逆の方向に対峙する現代のマスコミは、今や【社会の凶器】 となった。
より以下引用。
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アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争~「今のままでは日本がアメリカの植民地となる日は近い!」
本シリーズでは、年次改革要望書の紹介から続けていますが、これと同様に日本を縛っているレポートが後4つもあるって御存知でしょうか?
画像はこちらからお借りしました。
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男女共認の輪は新理論へ収束するか?その歴史的考察②~男女関係の転換によって新しい統合観念が生まれる
前稿に続いて「男女共認の輪は新理論へ収束するか?」
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男女共認の輪は新理論へ収束するか?その歴史的考察①~既成思想も男女共認を母胎として登場した
2009年10月22日の記事「なんでや劇場レポート(3) 私権追求に代わる集団の目標は周りの充足、そして男女の共認の輪が認識収束の母胎」は、次のように結んでいる。
問題は、玉虫色の破局状況で、新理論期待が女から出てくるのか? 土台である男女共認の輪と、新理論がどうつながるのか? この問題は次回のなんでや劇場で扱う。
この問題を追求する。
まずは、既成の思想や観念がどのように形成されてきたか、その歴史構造の解明から始める。
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どうなる?ネットの可能性~るいネット・共認革命に学ぶ 11「皆が次々と投稿するだけで、まつりの引力が生み出される」、12「ネットこそ主役で、交流会は付録にすぎない」
このシリーズでは、「ネットの可能性」を探るために、「るいネット・共認革命」のシリーズを紹介していますが、いよいよ佳境にさしかかっています。
共認革命8で、「人々を支配観念から解放する共認革命だけが社会を変えることが出来る」ことを明らかにし、共認革命9では、「マスコミが旧観念(=支配観念)を垂れ流しているために、社会が全面的な閉塞状態が抜け出せなかったが、先日の選挙で、ついにマスコミの化けの皮が剥がれた」ことを示しました。
そして共認革命10 では、「マスコミを凌駕する新しい祭りの場がネットである」と宣言しました。
岸和田だんじり祭り より
今回は、8月の衆院選で実現した政権交代で、ネットが果たした役割と今後の可能性について、共認革命11、12をもとに考えてみたいと思います。
応援宜しくお願いします。
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