2022年06月30日
言葉の起源:ことばは、世界と身体をシンクロさせるために生まれた
・先の記事で、原始生命→哺乳類→原猿→類人猿→原始人類に至る「身体感覚と知能の進化」を(ざっくり)たどりました。
・数億年の塗り重ねの上に、人類固有の「言葉=観念機能」が登場、人の知能は飛躍的に進化スピードを上げることに。
・「言葉と身体の共創関係」。頭でっかちな知識から創造性は生まれない。常に身体の存在を意識し自らの言葉で語り続ける。身体知を学ぶには、実は言葉が重要な役割を果たすことを述べました。その続きです。
■人はいつ、なぜ、言葉を使い始めたのか?
これはまさに「ヒトが誕生した瞬間」とも言えるのですが、ことばの起源はいまだ明らかにされておらず、人類史最大の謎(ミステリー)とされています。
★ここでの仮説は、【「未知なる世界」(宇宙)と「身体」(からだ)をシンクロ(一体化)させるために、音声・リズムそのものが持つ「触感・波動」を導きとして探索を重ねた、その結果、言葉が生まれたのではないか?】というものです。