共同体社会の実現に向けて-11 ~実現論序3.市民運動という騙し。民主主義という騙し。(その4)~
みなさん、こんにちは。
これまで3回にわたって、「市民運動、民主主義が騙し」であることを見てきました。
今回は、もう一歩踏み込んで民主主義とは騙しであるだけでなく、自我を暴走させ、人類社会を破滅に導くような思想でありシステムである、ことを見ていきます。
旧い身分制度を打破し、近代市民社会を切り拓いてきたかのように、「民主主義」は人々に受け入れられ、尊重されてきました。
一方、グローバル経済の破綻、地球環境の破壊、世界中で頻発する異常気象・大災害、原発災害等々…、現代社会は人類の生存を脅かすような危機に直面しています。
そして、このような危機状況に対してどこの国でも政財界の指導者・官僚・学者などのエリートたちはいっこうに有効な対策を出せないままでいます。
これらの閉塞状況は、民主主義を掲げる先進国から発生しているのではないのか。
なぜそうなるのか…?
民主主義がその元凶となっているのではないのか?
私たちはこれからどうしていけばよいのか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
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近代科学の成立過程8~近代の教育制度は西洋の商人がつくった算数教室から始まった
前回(近代科学の成立過程7~鉱山業に始まる資本家-経営者-労働者という生産関係を母胎に近代科学・近代思想が登場した)に引き続き今回は山本義隆氏の『十六世紀文化革命』から「第五章 商業数学と十六世紀数学革命」を要約投稿します。
西欧における数学の発展は、紀元前から数学発展の萌芽が見られるインドやイスラムよりもかなり遅く、10世紀前後から始まります。
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カタカムナに学ぶ~宇宙空間に充満している目に見えないアマ始元量(アメ)が「場」の本体~
カタカムナ「ヒフミヨイのウタヒ48図象」(下の銀河系の図と比較して下さい)
画像はこちらとこちらからお借りしました。
「カタカムナに学ぶ」シリーズとして、カタカムナ人の思念、原始人類が観じ取った宇宙の理(コトワリ)は、どのようなものだったのか、相似象学会誌『相似象』五号(1973年3月 シーエムシー技術開発㈱発行)を元に、紹介してきました。
「形あるモノは全て、有限宇宙アマの外側に拡がる目には見えない潜象世界カムの分身である」
「適応欠乏というイノチを万象に宿す道=アラカミチ」
「素粒子も個体もみんな同じ、アマとカム(みんな)の分身」
「異性親和の相事象から双極的世界(分化と統合の原理)が生れる」
「現代科学の『元素不変』、あるいは『生物は生物からしか生まれない』という定説は本当なのか?」
「完全なる適応態など存在せず、全ての適応態は無限に進化してゆく理由」
その要点は、宇宙の万象は、有限宇宙球アマとそれを取り巻く無限の潜象界カムの対向の相似象であることですが、楢崎皐月氏は第一章「カムナガラノミチ」のまとめとして、次のように述べています。
宇宙の万物万象に、相似の象(カカミハラ-ヒトツカタ)のあることを直観し、そのような現象が表はれるのは、天然自然(アマカム)の成り立ちに、物性としての原型がある故であると洞察したことが、カタカムナのサトリの根拠となっている。
<カカミハラ>とは、鏡にうつる実像と虚像の如く、宇宙の万物万象のカタチは、そのカミ(起源)の天然(アマ-カムの原象)の成立ちをうつして、刻々に、正反(ハ)にあらはれる(ラ)ものである故に、万物万象はすべて相似象であるという意味の上古代語である。
<ヒトツカタ>も同様に、万物万象の個々(ツ)は、ヒ卜しく天然(アマ-カム)の始元(ヒ)からアマウツシされて(ト)、分離生成(タ)したもの(ツ)である故にも ヒトツのカタ(相似象)をもつという思念の造語である。
なお、日本語の起源は、この上古代人の直観物理を援用して、則ち、天然の相似象として、創造されたものである事も、カタカムナのウタヒに表明されている。
これから、宇宙の万象がどのような仕組みで、相似象を成すのか?どういう原理が働いているのか?
その中身を相似象学会誌『相似象』五号(1973年3月 シーエムシー技術開発㈱発行)を元に、紹介していきます。
いつも応援ありがとうございます。
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TPPという逆境転じて日本人は目覚め、立ち上がる事が出来るのか?
前々回「生き残りを賭けたアメリカの日本植民地化計画=TPP締結問題 ~日本政府はアメリカ盲従をいつまで続けるつもりなのか~」ではアメリカのTPPの狙いは日本植民地化計画にあり、日本には何のメリットも無い事を明らかにした。
前回の「欧ロスチャイルドと米ロックフェラーが暴落の引き金を引くタイミングは、どのような状況で生まれるのか?」では、アメリカのTPPの狙いを世界経済、とりわけ2大国際金融資本家であるロックフェラーとロスチャイルドという図式で捉えた。
今回はこれらに対してTPPに対する日本国内の賛否勢力に焦点をあて、今後の日本の行方を占ってみたい。
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共同体社会の実現に向けて-10 ~実現論序3.市民運動という騙し。民主主義という騙し。(その3) ~
みなさん、こんばんは。
前回は、大衆が現実に社会を動かすことができなかった原因として、主に議会に焦点をあてました。議会というのは名前だけのお飾りであり、本当の権力は金融勢力が握っているのです。(詳しくはこちら)
その議会制度の論拠となっているのが「民主主義」です。元々人々は、自分たちの生きる場は自分たちで創っていきたいと考えていました。長い戦乱の時代や絶対王政の時代に序列により押さえ込まれてきた民衆が、絶対王政を打ち倒した後、自分たちで社会を形成していく方法として掲げたのが民主主義でした。
しかし、民主主義は何を実現してきたのでしょうか?実は、みなさんの中でも、民主主義や多数決の選挙制度、議会制度に違和感を持っているの人が多いのではないでしょうか?今回はその民主主義の実態に焦点を当てていきたいと思います。(実現論本文はこちら)
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近代科学の成立過程7~鉱山業に始まる資本家-経営者-労働者という生産関係を母胎に近代科学・近代思想が登場した
フッガー住宅(画像はこちらからお借りしました)
近代科学の成立過程6~兵器需要と貨幣需要から発達した鉱業が近代の科学と賃金労働の起点では、戦争や市場拡大がもたらした兵器需要や貨幣需要に応えるために鉱業と兵器産業が発達し、それが近代科学と賃金労働による分業という近代の生産関係の土台となった事を見てきました。
今回は、ヨーロッパ国内の市場化で発達した金貸しが、大航海時代に突入して行く中で国際金融資本としての基礎を築いていく様子と、金貸しの変貌が科学技術の発展や近代思想の形成に与えた影響を見ていきます。
興味を持たれた方は、応援もお願いします。
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10/30なんでや劇場レポート(1)~原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった~
9/18から類グループで始まった、なんでや劇場実現論序「共同体社会の実現に向けて」 研修会。
前回の10/9なんでや劇場では、近代思想を生み出してきた人々(プロ)と普通の人々の違いと、これから普通の人々が作り出す、新しい観念の可能性が提示されました。
・10/9なんでや劇場レポート(1)~初めから金貸しの意を受けたプロだった近代思想家~
・10/9なんでや劇場レポート(2)~現在求められているのは、共認収束の新パラダイムに則った観念~
・10/9なんでや劇場レポート(3)~思考の枠が広がるほど認識能力は上昇する~
今回は、10/30に行われたなんでや劇場レポートより、集団の共認軸を作っていく存在であるリーダーの在り方や、私権時代の起源や権力者の統合形態、その崩壊を、原始時代まで歴史を遡りながらみていきたいと思います。
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カタカムナに学ぶ ~完全なる適応態など存在せず、全ての適応態は無限に進化してゆく理由~
>実用主義の名の下に現代まで突き進んだ科学は「本質」の追求を放棄し、都合の良い現実のみを切り取って「進歩」してきたように見せかけてきました。
>科学者の功績や国家の拡大の背景には、金貸し達が居て、彼らの都合の良いようにコントロールされてきたとと言っても過言ではないでしょう。
本ブログ『近代科学の成立過程3~近代の科学者は金貸しの手先だった』より引用
上記投稿にあるように、近代科学は市場の拡大=私権拡大を実現するものであり、自然を破壊し、3.11原発事故のように後世に負の遺産を残すものになっています。
今まで、科学の発展が人類の進化のように思わされていましたが、近代科学は私権拡大にとって都合がよいものだけが採用されているため、このままでは科学によって人類が滅亡しかねません。
今後も、人類に科学が必要であることは否定しませんが、それは近代の本質を破棄し、市場・私権を拡大するものではなく、現実に立脚し、本質を追求していくものだと思います。
この現実に立脚した科学に一番近いものが、上古代人の認識である「カタカムナのサトリ」と思われます。今回も相似象学会誌『相似象』五号(1973年3月 シーエムシー技術開発㈱発行)から学んでいきたいと思います。
(画像はコチラからお借りしました)
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欧ロスチャイルドと米ロックフェラーが暴落の引き金を引くタイミングは、どのような状況で生まれるのか?
(左からデイビッド・ロックフェラー、ジェイ・ロックフェラー、ジェイコブ・ロスチャイルド、欧州貴族の一角エティエンヌ ダヴィニオン・ビルダーバーグ名誉議長)(画像は、コチラから1 2 3 4)
・ユーロ危機を受けて、スイスフランによってユーロ買い支えに回る欧州貴族
・中東民主化運動によって中東親米政権を打倒し、中東からアメリカを締め出しにかかったロスチャイルド
・中国を牽制しながら、日本をTPPによって一体化させようと必死なロックフェラー
深刻な経済危機が進む中、国際金融資本家は必死に動き回り、熾烈な潰しあいを続けてきた。
国際金融資本家は、一体、何を狙っているのか?
今まで、ドル暴落は欧ロスチャイルドの仕掛け、ユーロ暴落は米ロックフェラーの仕掛け、と考えられることも多かったが、「通貨安」というのはその国にとってメリットも大きい。
例えば、債務国(借金国)であるアメリカにとってのドル安は、債務額が実質目減りするのと同時に、輸出に有利な局面となる。行き過ぎた暴落は、破綻に繋がるが、ゆるやかなドル安をアメリカは歓迎するはずだ。これは、ユーロについても同じことが言える。
つまり、
「ドル暴落を仕掛けるのが、欧ロスチャイルドなのか、米ロックフェラーなのか」
どちらも考えられるということになる。
一つ分かるのは、ドル暴落にしろユーロ暴落にしろ、「ロックフェラーかロスチャイルドのどちらかが仕掛ける」とすれば、『今はその時期ではない』と言うことだ。
では、その時期・タイミングは、いつなのか?どういう状況が整えば、『暴落の引き金』は引かれるのか?
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共同体社会の実現に向けて-9 ~実現論 序3.市民運動という騙し。民主主義という騙し。(その2)~
みなさん、お久しぶりです。
まずは一番上のタイトルをもう一度着目してみて下さい ・・・『市民運動という騙し。民主主義という騙し』とあります。
一読すると、過激で『えーっ!?』と思われる方も多いと思われますが、その感覚こそが「市民運動」も「民主主義」も疑うことなく『良かれ』 と盲信している証かもしれません。
・・・振り返ってみると私たちは、幼少から学校で洗脳教育を受け、日々のマスコミ情報を通じて現代固有の社会通念や常識が染み付き、市民運動は善、民主主義は正。と思い込まされているのだと思います。
先回私たちは、歴史的に、全ての市民運動は大衆の願いを実現できなかった事、そして市民運動という“美名”の裏に潜んでいる構造的な欠陥(願いを実現できない理由)を学びました。→『市民運動という名のペテン』
続いて今回は、「民主主義」の象徴ともいえる『議会』について、『金貸しの暴挙にお墨付きを与えるだけの議会』という切り口で切開していきます。
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