今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-5~現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ~
皆さんこんにちわ 😀
『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ第5弾です。
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シリーズ-1~「必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!」~
シリーズ-2~不全発の『変革の必要』から、実現発の『認識の必要』への大転換」~
シリーズ-3~社会運動の総括1 現実否定の自己欺瞞」~
シリーズ-4~社会運動の総括2 社会運動の自己欺瞞~
この画像はこちらからお借りしました。御用学者もここまでくれば怒りを通りこして哀れみさえ感じてしまいます。
なかなか収束する兆しが見えない、福島原発事故。
政府はメルトダウンをようやく認めましたが、当初からテレビに出てくる学者もいい加減な回答をして生きた事が明らかになりつつあります。また子供達への許容放射能についても年間20mSvという数値の正当性について学者の発言が物議をかもし出しているところです。
これまで、政治家や官僚、マスコミの無能ぶりはいろいろ言われてきました。
今回の原発事故を通して顕在化した、これまで無かった新しい現象が、『学者がウソをつく』という認識が顕在化し決定的になった事では無いでしょうか?
小中高大という学校教育のトップにあって、今までは胡散臭ささを感じつつも、正しいと思い込まされてきた立場である大学教授=学者の言葉がもはや信じられなくなったという事に多くの人々が気づき始めた事の意味は大きいと言えます。
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原発問題から見える特権階級・近代科学の問題性4 ~原発をどうするか~
画像はこちらからお借りしました。
今回の福島第一原発の事故で、原発の“安全神話”は完全に崩れ去りました。
しかし、福島の津波対策は、過去の津波の記録調査や地震学的に想定される最大級の津波への対策を講じていたはずが、実際には土木学会の基準に基づいて約5mの津波を想定した対策のみであることが発覚したり、電源は津波が到来する前に喪失していたなど、そもそも“安全神話”と呼べるほどの安全が確保されていたことはなかったのが実態です。
また、原発推進が必要な理由として掲げられていた石油枯渇・地球温暖化の根拠が曖昧である上に、そもそも原発が二酸化炭素を排出しないということもウソであるなど、これまでは原発に対してかなり粉飾・歪曲された情報が流布していたことが明らかになってきました。
【参考】
○災害の名前 2 平成東電原発災害 <水は変わる>
○原子力発電の推進の根拠は全て嘘である <るいネット>
このような杜撰な安全管理やウソ・ゴマカシ・隠蔽を許すわけにはいきませんが、現在、重要なことは、これらの事実を知った上で、「原発をどうするか?」に対して皆で答えを出していくことです。
この問題に対する提言を紹介しながら、考えていきたいと思います。
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地震・原発を契機に人々の意識はどう変わるか?【3】:試験エリートの無能とえげつなさ
1971年初臨界の東京大学原子炉「弥生」の当時の工事写真
画像はこちらから
【1】:原発問題の本質は特権階級の無能と暴走
【2】:次々と明るみに出る特権階級の暴走ぶり
の3回目です。前回いかに特権階級が無能で暴走しているかを事例紹介から明らかにし、本来は統合を担うべき特権階級がなぜ無能・暴走してしまったのか?の構造まで明らかにしました。
今回は、現在も未だ進行中の原発事故の中心勢力である東大関係者に焦点を当てて試験エリートの無能さについて考えてみたいと思います。
まず、彼らの迷走振りを3件ほどご紹介します。
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ビン・ラーディンが『殺された』のはなんで?②~今後のアメリカの世界戦略は?~
こちらからお借りしました
前回の『ビン・ラーディンが『殺された』のはなんで?①~911、アフガン紛争とはどんな戦争だったのか~』に続き、今回は第一次湾岸戦争からイラク戦争(第二次湾岸戦争)、そしていよいよビンラーディンは何故「殺された」のかを見ていきます。
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集団を超えた社会をどう統合し直すか?まとめ1~市場原理から脱却することが社会統合のスタートライン~
これまで、集団を超えた社会をどう統合し直すか?シリーズでは、最近の一番の感心事である「東北大震災」や、その後の人災とも云える原発問題から、人々の意識変化(心底での欠乏)⇒人々が求める社会統合とは何かに迫ろうと(1)~(8)に亘って記事を書いてきました。
その中で見えてきたのが、社会統合という課題は「市場原理の中で物事を考えていても何も可能性は見えてこない」ことです。その証拠となる投稿がるいネットにありますので紹介します。
超国家・超市場論2 闘争(能力)適応 と 共生(取引)適応
この記事を図解化してみると・・・
上記の図解から見て取れるのは、そもそも国家と市場は原理的に異なる存在であること。これこそが、国家(社会統合)の課題を市場原理では解決できない根本の理由です。
では、現在の原発などの社会問題に目を向けてみるとどうでしょうか?
ずっと嘘だったんだぜ。
原発の問題もそう。被害者も出て、今後も決して余談を許さない状況であるにもかかわらず、自らの利権を守るために、原発がなくてはならない世の中を維持させようと計画停電を推進している政府、それに後押しするマスコミ。
市場原理の中で、特権階級が己の利権を守るために繰り返されるウソ、ゴマカシの数々。これでは私たちみんなが求める新たな社会統合など望めるはずもありません。
では、なぜこれほどまでに市場原理の中で物事を考えようと・・・市場原理を延命させようとしているのでしょうか?
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今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-4~社会運動の総括2 社会運動の自己欺瞞~
こんにちは。
『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ第4弾です。
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第1弾
第2弾
第3弾
福島第一原発は、1号機が炉心溶融(メルトダウン)し、2、3号機も予断を許さない状況になっています。事態はなお進行形かつ悪化の一途を辿っています。政府やマスコミがひた隠しにしていた原発の悪化状況も、もうゴマカシが効かなくなってきています。
1 福島原発の現状:ミニ水蒸気爆発でウランが粉末状になって飛散か?
2 福島原発では、核爆弾のような”核爆発”は起こらない
3 福島原発は”爆発”しても、しなくても、長期的な危険度は変わらない
人々は潜在思念のレベルでは、すでにこの国が危機的な状況であることを感知していると同時に、放射能という未知の外圧を前に、正直言って今は無力な存在であることを思い知らされています。
これは、第3弾で言及したように、かつて圧倒的な自然外圧を前に、ただ祈るしかなかった始原時代の人類に酷似しているように見えます。その祈りに似た思いが今、静かに高まっているのを感じます。
今回は、その思いが、これからどこに向おうとしているのか見ていきます。
いつも応援ありがとございます。
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地震・原発を契機に人々の意識はどう変わるか?【2】次々と明るみに出る特権階級の無能・暴走ぶり
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前回の記事地震・原発を契機に人々の意識はどう変わるか?【1】:原発問題の本質は特権階級の無能と暴走では原発問題の本質は特権階級の無能と暴走であると述べましたが、今回は前回の根拠とも言えるいかに特権階級が無能で暴走しているかを事例紹介から明らかにし、
さらに今回はもう一歩踏み込んで、本来は統合を担うべき特権階級がなぜ無能・暴走してしまったのか?の構造まで明らかにしたいと想います。
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ビン・ラーディンが『殺された』のはなんで?①~911、アフガン紛争とはどんな戦争だったのか~
こちらよりお借りしました
去る5月2日、2001年9月11日にアメリカで起きた「アメリカ同時多発テロ」、いわゆる『911』の首謀者とされるウサーマ・ビン・ラーディンをパキスタンの隠れ家にて殺害に成功したというニュースが流れた。
ビン・ラーディン強襲作戦の成功についてアメリカでは共和党も民主党も関わらず誰もが「対テロ戦争の勝利だ」と喜んだという。
しかし、実際のビン・ラーディン殺害に関するアメリカの発表は当初の発表から二転三転しているし、拘束せずすぐに殺害、殺害後DNA鑑定せず(したとは言っているが)すぐさま水葬、等いたるところで疑問点・矛盾点が見られた。
参照:リンク
今回のビン・ラーディン殺害がアメリカの発表通りではなく何かしら隠された意図があるとしたら、それは一体何なのだろうか。
●ビン・ラーディンはいつ殺されたのか?
今回殺されたということも含めて考えられる可能性は3つ。
①報道の通り、今回の作戦で殺された
②既に殺されて(or死んで)いたが、生きていたことされて、改めて今回死んだことにされた
③今も生きているが、死んだことにされた※もし②であるならば、現在有力な説は2001年に死んでいたとする説か。
参照:リンク
これらを紐解いていくには、ビン・ラーディンが死んだことによって、今後世界(及びアメリカ)はどうなるか?を考えていく必要がある。
そこで、これらを考えるために改めて911とはどんな事件だったのか、振り返ってみよう。
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集団を超えた社会をどう統合し直すか?(8)~まずは企業を共同体にしていくこと~
GWが明け、初夏に向け暖かくなっているこの頃。
暑さや雨とともに話題となっているのがユッケの生肉問題ですね。
ところで東電やユッケの問題で、責任者(社長)辞任というのがひとつの答えとなっていますが、まったくスッキリしません。なぜでしょうか?
’70年以前のみんなの「豊かになりたい」という欠乏が高かった時は、みんなが私権(金、地位)に収束しており、企業集団は私権を多く持つ者が権力を握る『権力体』として統合されていた。この時代では、トラブルや問題が発生した時の責任者の辞任は、みんなが求めている私権の喪失を意味し、みんなある程度納得できていました。
しかし、「豊かになった」今の時代。責任者辞任=権力の喪失では皆納得できない。なぜならみんなの欠乏は、私権の獲得ではなく、今後どうするのか? どうしていったらいいのか?という具体的な答えだからです。
そこで、今の時代のみんなの欠乏=今後どうする?どうしていったらいいのか?に応える、企業の在り方を探っていきたいと思います
今までのシリーズ「集団を超えた社会をどう統合し直すか?」は
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(7)~パラダイム転換を認識することで見えてくる可能性~
集団を超えた社会をどう統合しなおすか?(6)~人類はなぜ市場拡大に奔走したのか~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(5)~今こそ日本人の共同体精神が発揮される時~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(4)~狂気の科学を捨てて『自然の摂理』の解明を~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(3)~一切の予断を排して人類の全文明を見直す~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(2)~今こそ市場拡大絶対という幻想を捨てる時~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(1)~闘争の場と生殖の場の分断が招いた歪~
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原発問題から見える特権階級・近代科学の問題性3~みえない雲の向こうに視るべきもの④~原発の事故が起きたらどうする?~
ネットでは、福島原発は”爆発”しても、しなくても、長期的な危険度は変わらないという見識が示されていますが、テレビで流されるニュースをみていると、日本政府の出す方針は、ただならぬ様相を呈しています。
1.首相は東電に、ムリヤリ復旧の工程表をつくらせた。
2.首相は中電に、突然、浜岡を止めろと指示出しをした。
3.原発事故以来、初めて、原発1号機内部に作業員が入り作業を開始した。
アメリカ主導のブラックボックススローガンばかりが目につく菅さんです。
卑しくも総理大臣たるもの、国家存亡の危機にあっては、今こそ不眠不休で情報を集約し、
徹底した事実認識に基づいて、付け焼刃ではなく、コトの本質を底ざらえするような方針を出すべき、
国民の期待もそこにある、と思うのですが、そういう気配は一切ありません。
日本政府の迷走、緩慢な対応は、総理のそういう姿勢に依るものです。
およそ30年前から、国家権力や特権階級とは一線を画し、原子力の科学者としての良心に従い、
原発の危険性を語ってこられた方の3年前の講演記録を紹介します。
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