2014年08月14日
【情報戦】 15.諜報大国イギリスと、その自己矛盾の突破口としてのアメリカ
前回記事 【何故、イギリスは諜報大国となったのか?】http://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/05/3339.html
■諜報大国イギリスの敵はバチカン=キリスト教であった。
・前回情報戦シリーズでは、イギリスがいかにしては、諜報大国となったかをみた。
国家としてのイギリスは、北方の島国であり、ドイツ、フランスといった農業を基盤とする国家と違い地代収入が乏しいため、海賊行為を奨励する海賊国家であり、その結果、英国には情報戦と騙し討の得意な海賊たちが結集した。
他方、ベネチアに起源を持つ、黒い貴族たちとそれに付き従った宮廷ユダヤ=ロスチャイルドたちは、資金源の豊かなローマカソリック教会=バチカンに寄生し、十字軍戦争を起こさせ、急成長したが、ハスプブルク家に対抗し、大航海時代を戦い抜くために、その拠点を、ドイツからイギリスへと移していった。
こうして、イギリスは王家そのものがドイツ系のゲルフ家=ウィンザー家となり、ロスチャイルドとの蜜月関係を築きあげた。そしてロスチャイルドが金融市場のなかで発達させてきた、情報戦を勝ち抜くための、諜報能力とメディア操作=プロパガンダ能力を最大限発揮させる場として国営の諜報機関を他国に先駆けて設置し、植民地支配競争を勝ち抜いて、莫大な利益をあげることに成功した。
ここで、改めて英国及び英国に巣食う黒い貴族たちは誰と情報戦争を戦ったのか?という視点で見ると、その最大の敵はローマ・カソリック=バチカンであったことが分かる。
投稿者 mamoru | 2014-08-14 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配, 03.アメリカの支配勢力と支配構造, 08.近現代史と金貸し, 09.国際政治情勢の分析 | No Comments »
中国どうなる!?6 ~鄧小平が市場開放を目論んだ本当の目的とは?~

前回までのエントリーでは、中国の現状をまずはおさえようと、基礎情報を中心に書いて来ました。
今回 から数回は中国の近現代、毛沢東による文化大革命以降の情勢を、時の総書記ごとに分けて年表と共に観ていきたいと思います。
文化大革命によって中国国内は大きく混乱、その建て直しを推進していく中で、急速に金貸し勢力の介入を受けます。
鄧小平の時代から現在の習近平に至るまで、金貸しの動向と中国共産党と人民を追いかけてみたいと思います。 まずは鄧小平の時代を追いかけます。
中国どうなる!?5 ~中国一の金持ち村。どうやって貧困を克服出来たのか?~

前回のエントリーでは、中国国内における都市部と農村部とに厳然とある格差について紹介しました。
脱グローバリズムの可能性をインドに探る~カースト集団の縦の統合分化と横の専門分化によって秩序化されたインド社会
「カーストが近代思想や民主主義、市場原理に対する防波堤となっているのでは?」では、次の仮説を提起した。
カーストは欧米からは差別制度として罪悪視されているが、実はインド人の共同体質⇒秩序収束⇒規範収束の表れであり、インドにおいても、近代観念と民主主義、市場原理に対する防波堤として機能しているのではないか。
今回は、カーストがインド社会の統合上、果たしている役割について紹介する。
中国はどうなる!?4 ~絵に描いたような格差社会~
画像はこちらよりお借りしました。
世界第2位のGDPを誇る、いまや経済大国となった中国。上海、北京、広州といった大都市では次々と高層ビルが建てられ、都市にはあらゆるものがそろっている。道路には日本や欧米の輸入車が走り、街では世界各国の食べ物を食べることができる。これらの大都市は、東京やニューヨークなどともひけを取らない繁栄を見せている。一方で、農村部に行くと、このような文明とはかけ離れた風景が広がっている。豊かな暮らしができず、教育も満足に受けることができない農村の人々。。。
中国にはこのような格差が長い間はびこっており、社会問題化している。
前回の記事では、中国の都市部では、ほぼ豊かさが実現されていることを明らかにした。しかし、農村部などを中心に、中国にはいまだに貧困が残存してる。中国の今後の意識潮流を予測していくに当たり、この極端な格差はどのように影響してくるのだろうか?
今回は、中国の格差に焦点を当てて、データ分析を行いたい。
中国はどうなる!? 3 ~中国都市部は2000年前後に豊かさを実現した!!~
中国都市部(画像はこちらからお借りしました)
「本源収束の潮流から見て、今後中国はどうなっていくのだろうか?」ということを考える
上で、まずは基礎データ分析をしていきます。
そこで今回記事では、「中国都市部の豊かさ実現」に照準を絞り、分析を行います!
(さらに…)
脱グローバリズムの可能性をインドに探る~カーストが近代思想や民主主義、市場原理に対する防波堤となっているのでは?
「脱グローバリズムの可能性をインドに探る プロローグ」では、インドの特徴として、次の4点が挙がっている。
【1.金貸し支配度が低いのは何故か?】
【2.自給・自治意識の高さ】
【3.観念能力の高さ】
【4.多様性を許容し、国家を成立させている統合観念はどのようなものか?】
インドの特徴には、もう一つある。カーストとヒンズー教である。
とりわけ、カーストは西欧からは身分差別制度として否定の対象となっており、インド憲法でも禁止されているにもかかわらず、カーストは根強く残存している。
法律で禁止されても、インド人はカーストに強く収束するのは何故か?その収束力の源泉に、インド人の精神性を解明する秘密があるはずである。
一方、西欧の近代思想や民主主義、市場原理と真っ向から対決しているのがイスラム教(国家)である。
西洋世界にとって不倶戴天の敵となっているカーストやイスラム教がどのような構造で成立したのか?
そこには東洋人に共通する意識構造があるはずである。
インドの可能性を探るに当たって、まず、それを明らかにしたい。
いつも応援ありがとうございます。
脱グローバリズムの可能性をインドに探る プロローグ
『脱グローバリズムの可能性をロシアに探る プロローグ』に続き、同じくBRICsの一角を形成するインドにも注目していきたいと思います。
インドは、1980年代まではアジアの中でも成長が遅れていた国でしたが、1991年に「新経済政策」を打ち出すと、それまでの混合経済から市場経済化へと大きく舵を切り、2000年前後からのIT部門の躍進も相まって大きな成長を遂げて、BRICsの一角として台頭してきました。
また、インドは現在でも中国に次ぐ世界第二位の人口を要していますが、2030年を待たずして中国を抜いて人口では世界一になると予測されており、今後の成長を占う上では、25歳以下が人口の50%を占めているという強みもあります。更に、2年前に5%だった中産階級が2020年には40%(その数5億人)にまで広がるという予想もあり、その動向が次代の巨大市場として世界から注目されています。
こうして、近年の成長振りや潜在的な市場規模に目を向けると、インドは現在行き詰まっているグローバリスト達の、今後の格好の進出先のようにも見えます。
しかし、もう一歩踏み込んで見てみると、インドには欧米のグローバリズムには簡単に染まらない複雑さや独自性、強かさがあり、その特徴の中に、これまでの市場拡大一辺倒の社会とは一線を画した社会形成の可能性が見出せそうです。
今回は、現代インドを概観する中で浮かび上がってくる特徴や疑問を追求ポイントとして取り上げ、今後、シリーズを通じてそれらのポイントの追求を進めながら、脱グローバリズムの可能性をインドに見出していきます。 (さらに…)
脱グローバリズムの可能性をロシアに探る① 「近代金貸しに翻弄され虐げられてきたロシア」
前回プロローグhttp://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/07/3688.html でお伝えしたとおり、今回はロシアとグローバリスト(金貸し)との戦いの歴史を振り返ってみる。
現在、ウクライナ問題等をめぐり西側諸国との政治的(軍事的)攻防を繰り広げているロシアであるが、その背後では国際金融資本が暗躍していると言われている。しかしロシアを舞台とした国際金融資本(金貸し)の暗躍は実は今に始まったことではない。
金貸しの真の狙いは国家からの収奪であり、ロシアではわずか100年余りの間に金貸し主導によって、帝政(ロマノフ王朝)の打倒、社会主義体制の構築とその崩壊を通じて、収奪が繰り広げられてきた。
今回の記事では、近代以降金貸しに翻弄されてきたロシアの歴史を、過去記事から、抜粋しふり返ってみる。



