2009年09月14日
『社会問題は何が問題?』3 ~少子高齢化って何が問題なの?~
『社会問題は何が問題?』シリーズ3
シリーズ2マスコミが社会を閉塞させている?以来、少し間があきましたが、今回は少子高齢化って何が問題なの?がテーマです。
では早速、少子高齢化の実態を把握するところから始めましょう
以下グラフはこちらを参照
グラフ1【出生数及び合計特殊出生率の推移】
1年間に生まれる子供の数は1970年前半の200万人から、2002年には半分近く減って115万人に。わずか30年で半減!
出生率は2003年に1.29まで減少。長期的な人口維持に必要とされる2.07を大きく下回り、人口減少、高齢化が促進されています。
グラフ2【我が国の総人口の見通し】
日本の総人口は2000年時点で1億2693万人。その後2006年をピークに減少に転じ、2050年に1億人、2100年には6400まで減少すると予想されています。
グラフ3【50年後の日本人口】
西暦2000年と2050年の人口構成比を世代別に比較すると
2000年→2050年
子供人口(15歳未満) 15%→11%
働き盛り人口(15歳~64歳) 68%→54%
高齢人口(65歳以上) 17%→36%
2000年には5.7人に1人が65歳以上
2050年には2.8人に1人が65歳以上
以上が予測も含めた実態です。
ではなんでこんな事になってしまったのでしょうか?
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