2014年08月06日

脱グローバリズムの可能性をインドに探る~カーストが近代思想や民主主義、市場原理に対する防波堤となっているのでは?

「脱グローバリズムの可能性をインドに探る プロローグ」では、インドの特徴として、次の4点が挙がっている。

【1.金貸し支配度が低いのは何故か?】
【2.自給・自治意識の高さ】
【3.観念能力の高さ】
【4.多様性を許容し、国家を成立させている統合観念はどのようなものか?】

インドの特徴には、もう一つある。カーストとヒンズー教である。

とりわけ、カーストは西欧からは身分差別制度として否定の対象となっており、インド憲法でも禁止されているにもかかわらず、カーストは根強く残存している。
法律で禁止されても、インド人はカーストに強く収束するのは何故か?その収束力の源泉に、インド人の精神性を解明する秘密があるはずである。

一方、西欧の近代思想や民主主義、市場原理と真っ向から対決しているのがイスラム教(国家)である。
西洋世界にとって不倶戴天の敵となっているカーストやイスラム教がどのような構造で成立したのか?

そこには東洋人に共通する意識構造があるはずである。
インドの可能性を探るに当たって、まず、それを明らかにしたい。

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List    投稿者 nihon | 2014-08-06 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 
2014年08月05日

脱グローバリズムの可能性をインドに探る プロローグ

『脱グローバリズムの可能性をロシアに探る プロローグ』に続き、同じくBRICsの一角を形成するインドにも注目していきたいと思います。

インド・国旗インドは、1980年代まではアジアの中でも成長が遅れていた国でしたが、1991年に「新経済政策」を打ち出すと、それまでの混合経済から市場経済化へと大きく舵を切り、2000年前後からのIT部門の躍進も相まって大きな成長を遂げて、BRICsの一角として台頭してきました。

また、インドは現在でも中国に次ぐ世界第二位の人口を要していますが、2030年を待たずして中国を抜いて人口では世界一になると予測されており、今後の成長を占う上では、25歳以下が人口の50%を占めているという強みもあります。更に、2年前に5%だった中産階級が2020年には40%(その数5億人)にまで広がるという予想もあり、その動向が次代の巨大市場として世界から注目されています。

こうして、近年の成長振りや潜在的な市場規模に目を向けると、インドは現在行き詰まっているグローバリスト達の、今後の格好の進出先のようにも見えます。

しかし、もう一歩踏み込んで見てみると、インドには欧米のグローバリズムには簡単に染まらない複雑さや独自性、強かさがあり、その特徴の中に、これまでの市場拡大一辺倒の社会とは一線を画した社会形成の可能性が見出せそうです。

今回は、現代インドを概観する中で浮かび上がってくる特徴や疑問を追求ポイントとして取り上げ、今後、シリーズを通じてそれらのポイントの追求を進めながら、脱グローバリズムの可能性をインドに見出していきます。

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List    投稿者 mamoru | 2014-08-05 | Posted in 09.国際政治情勢の分析No Comments » 
2014年08月02日

脱グローバリズムの可能性をロシアに探る① 「近代金貸しに翻弄され虐げられてきたロシア」

前回プロローグhttp://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/07/3688.html でお伝えしたとおり、今回はロシアとグローバリスト(金貸し)との戦いの歴史を振り返ってみる。

現在、ウクライナ問題等をめぐり西側諸国との政治的(軍事的)攻防を繰り広げているロシアであるが、その背後では国際金融資本が暗躍していると言われている。しかしロシアを舞台とした国際金融資本(金貸し)の暗躍は実は今に始まったことではない。

金貸しの真の狙いは国家からの収奪であり、ロシアではわずか100年余りの間に金貸し主導によって、帝政(ロマノフ王朝)の打倒、社会主義体制の構築とその崩壊を通じて、収奪が繰り広げられてきた。

今回の記事では、近代以降金貸しに翻弄されてきたロシアの歴史を、過去記事から、抜粋しふり返ってみる。

ロシア革命

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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List    投稿者 mamoru | 2014-08-02 | Posted in 08.近現代史と金貸しNo Comments » 
2014年07月28日

「お上は国民の健康を守ってくれない~抗がん剤は放射性物質並みの超危険物

前回は、「医者は自分には抗がん剤を使わない」ことを紹介した。

その論点は、次の通りである。

こんなアンケートがある。内外の271人の医者に、「自分自身に抗がん剤を打つか?」と尋ねたら、なんと270人が「断固ノー!」だった。
患者が食事療法などを切望しても、無視して抗がん剤を打ちまくってきた東大医学部の教授4人が、自らががんになったら4人とも抗がん剤拒否で、食事療法で治したという、笑えないエピソードがある。

医師たちも、抗がん剤の恐怖を知っている。だから、自分や身内には絶対、抗がん剤は打たせない。
日本人の死亡原因のトップはガンで、厚労省の発表では、年間約35万人がガンで“死亡”しているというが、この数値には悪質なごまかしがあり、ガン死と発表された患者の約8割はがんで亡くなっているのではない。ガン患者の大半が感染症で命を落としている。その理由は、かれらの免疫力がほとんどゼロになっているからであるが、それは、ガン患者に大量投与された抗がん剤や、大量照射された放射線、さらには手術による疲弊などによる副作用が原因である。

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List    投稿者 nihon | 2014-07-28 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 
2014年07月22日

「お上は国民の健康を守ってくれない~医者は自分には抗がん剤を使わない

「ガン三大療法(抗がん剤・放射線・手術)一辺倒なのは日本だけ」では、ガン三大療法(抗がん剤・放射線・手術)一辺倒なのは日本だけであることを紹介した。

実際、医師のほとんどは自分や身内がガンになっても、抗がん剤は使わないらしい。

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List    投稿者 nihon | 2014-07-22 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 
2014年07月16日

中国はどうなる!?2 ~中国と中国人は【詐】【盗】【争】【私】【汚】で理解できる?

 

 

中国はどうなる!?シリーズの2回目です。

前回は、日本人の素養の高さを賞賛する中国の人々を紹介しました。
彼らは中国の中でも比較的所得の高い、即ち教養も高い層の人々なのですが、では、それ以外の多くの中国人はどのような人々なのかでしょうか?
今回のエントリーは、ここに焦点を当ててみたいと思います。
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List    投稿者 nihon | 2014-07-16 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 
2014年07月16日

お上は国民の健康を守ってくれない~ガン三大療法(抗がん剤・放射線・手術)一辺倒なのは日本だけ

「医者は抗ガン剤で患者を殺している?」では、「抗がん剤で殺されている日本人」という内容を紹介した。要約すると、

【1】「猛毒抗がん剤」ではがんを治せないことは、このことは厚生労働省の技官も認めている。
【2】「抗がん剤は無力」というデヴュタ証言は、医学会・議会・マスコミによって黙殺された。
【3】NCI(米国立がん研究所)は『がんの病因学』という報告書を発表した。そこには「抗がん剤は強力な発がん物質である」と明記されている。そして、「投与すると、患者に新たながんを多発させる“増がん剤”である」と、恐るべき副作用を認めている。

そして、ガン三大療法(抗がん剤・放射線・手術)一辺倒なのは日本だけらしい。

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List    投稿者 nihon | 2014-07-16 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 
2014年07月10日

脱グローバリズムの可能性をロシアに探る プロローグ

 

グローバル1

 

 

 

 

 

史上初めてメディアに公開されたビルダーバーグ会議開会スピーチを読む  でもみたとおり、もはや欧米のエリートたちによる支配は大きな行き詰まりを見せており、世界共認の行方は、脱グローバリズムへと舵を切り始めたといっていいでしょう。

いやグローバリストたちは欧米を見捨てて BRIC sに活路を見出すつもりではないか?という見方もあります。しかし、 BRIC sブームも今や昔。もはや BRIC sバブルは崩壊したといっていい状況です。

BRICSバブルの終焉が残したもの=世界規模の供給過剰

> 2003 年のゴールドマンサックスのレポートによって火がつけられ、 BRIC s市場は急拡大したが、 2012 年以降は伸び悩んでいる。 2012 年中国は13 年ぶりに 8% 成長を切ってしまったし、 2012 年のブラジルは 1%を切ってしまった。リーマンショック以前は 10% を越える成長を見せたインドも 2012 年は4% を切っている。

もはや世界市場全体が飽和し、生産設備は世界的な供給過剰に陥っており、金貸しの投資先はもうなくなったという状況なのです。それでも欧米のエリートたちがグローバリズムをこそ絶対的に「正」ととらえている限り、彼らの支配がうまくいくはずがありません。

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List    投稿者 mamoru | 2014-07-10 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配, 12.現代意識潮流No Comments » 
2014年07月09日

中国はどうなる!? 1 ~中国若者の日本人観に見る本源収束の予兆~

万里の長城

画像はこちらよりお借りしました。

経済状況の変化により、世界的に大きな意識の変化が起こってきている。リーマンショックによる金融危機、アメリカ経済の衰退など、もはや市場経済が全てという世の中では無くなってきている。今後は世界的にもますます本源的な意識が高まっていくだろう。

ここで、我々は中国に着目してみたい。今や世界第2位の経済大国となった中国。
しかし、欧米日本の文化のパクリや、周辺各国へも悪影響を広げている劣悪な大気汚染、食の危険性、中華思想に起因する自信過剰など、自己中心的な国というイメージが非常に強く、諸外国からの評価も高くはない。

だが、注目すべき点もある。それは、反アメリカ、反金貸しであるということ。最近では、同じく反アメリカ、反金貸しのロシアとの関係性も強めている。この点は従米路線の日本とは大きく異なっている。

このように、中国は、自己中心的な国民性、金貸しに屈しない国策という二面性を持っているのだが、彼らの意識潮流はどのようになっていくのだろうか?これから、『中国はどうなる!?』シリーズとして、様々な角度から中国や中国人を分析していきたい。

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List    投稿者 nihon | 2014-07-09 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 
2014年07月06日

お上は国民の健康を守ってくれない~医者は抗ガン剤で患者を殺している?

「嘘で塗り固めた精神医学の3つの用途(仮病、管理、カネ)」では、精神医学の体系(教科書)は、いくらでも精神病患者を作り出せるように出来ていることを紹介した。

ガン治療ではもっと恐ろしいことが行われているらしい。

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List    投稿者 nihon | 2014-07-06 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments »