3段構えの米金融恐慌対策(RTC→RFC→IMF?)
FRBが目論むアメリカの金融恐慌対策を予測してみる。
今回のアメリカ発金融恐慌対策のFRBの救済策は3段階で構成されているのではないか。
まず、今回の金融安定化法案に盛り込まれていたであろう1980年代のRTC(整理信託公社)現代版、次に1930年代のRFC(金融復興公社)の現代版、そして最後に国際通貨基金IMFの登場である。
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米金融安定化法案の主要ポイント
最大7000億ドル(約75兆円)を投じて金融機関から不良債権を買い取る金融安定化法案が下院で否決されました。
法案否決を受けて、NYダウが過去最大の777$の下げ幅を記録。日経平均も一時500円以上の大幅安となり、世界的な同時株安となりました。
法案は新たな案を出して今後も継続して審議されるとのことですが、今回否決された米金融安定化法案の主要ポイントは以下の通りです。
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レバレッジ率で見る金融系企業の行方
リーマン・ブラザーズは、潰され
メリルリンチは、バンク・オブ・アメリカに買収され
ファニーメイとフレディマックは、政府の管理下におかれた。
この違いは、何なのか?
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1.35兆ドルもの米地方債保証をしているモノラインが破綻すれば・・・
アメリカには、「モノライン」という保証会社が12社ある。日本で言えば日本信販やオリックスのような、サラ金会社やリース会社のような会社で、いわばノンバンクである。そのうちの大手が、MBIA、AMBAC、FSA、FGICの4社。これらモノライン各社が1兆3500億ドルもの米地方債の保証をしているらしい。
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金融安定化対策は誰を救済でするのか?
アメリカ発の金融危機に関し、10月1日付けのニューズウイークに米財務省とFRBが打ち出した金融危機対策についての記事がのっていました。 「救済で信用を取り戻せるのか?」です。 概要ではありますが、参考になると思います。
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★ゴールドマンやモルガンが金融持株会社になったのは?
(写真:ニューヨーク証券取引所)
2008年09月25日の記事「「金融破綻の連鎖が意味するものは?」残課題と追加課題」で扱われていた内容の一部ですが、ウォールストリートの花形であったロスチャイルド系のゴールドマンやモルガンといった証券会社が金融持株会社になったのはなぜ?というところを扱いたいと思います。 😀
元々アメリカでは、グラス・スティーガル法(1933年銀行法)により、商業銀行と投資銀行が明確に区別され、銀行業務と証券業務は兼務できないとされていましたが、1999年にグラム・ビーチ・ブライリー法(1999年金融制度改革法)によって改定され、金融持株会社となることで銀行が証券を兼業することが可能になりました。これが、今回のサブプライム問題の一因を担っているとも言われていますが・・・・ 。
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「金融破綻の連鎖が意味するものは?」残課題と追加課題
2008年09月18日の記事「リーマン→メリル→AIG~金融破綻の連鎖が意味するものは?」の残課題と一部追加課題を挙げる。
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『アメリカの共和党と民主党』21・・・総年表とリンク集
ここまで『アメリカの共和党と民主党』と銘打って、アメリカの建国から現在に至るまでの変遷を分析し、そしてそれを踏まえての大統領選予測までを20投稿に渡って追求してきました。
そのまとめとして今回は、これまでの投稿のリンク集と、総年表を投稿したいと思います。
まずは投稿のリンク集から、、、
『アメリカの共和党と民主党』 投稿リンク集
プロローグ・・・市場拡大のための国家
1・・・アメリカ独立戦争が起きたのはなんで?
2・・・南北戦争が起きたのはなんで?
3・・・市場拡大の歴史は略奪史
4・・・世界一の経済大国へ
5・・・戦争をすることでしか、平等も市場拡大も不可能な国
6・・・アメリカ(人)の意識(1/3) :「排他意識」と「アメリカ価値観の絶対化」
7・・・アメリカ(人)の意識(2/3) :特殊性意識→ 孤立主義と膨張主義
8・・・アメリカ(人)の意識(3/3) :(~第二次大戦までの)共和党と民主党
9・・・アメリカ移民の歴史(1/3) :独立~1880年代
10・・・アメリカ移民の歴史(2/3) :1880年代~現代
11・・・アメリカ移民の歴史(3/3) :まとめ
12・・・軍産複合体はペテンの戦争脅威で儲ける(1/3):軍産複合体の誕生
13・・・軍産複合体はペテンの戦争脅威で儲ける(2/3):戦争を捏造するアメリカ
14・・・軍産複合体はペテンの戦争脅威で儲ける(3/3):アメリカを裏で操作する軍産複合体
15・・・どちらが政権をとってもロックフェラー
16・・・アメリカの『力の限界から多極路線』へ(1/2)
17・・・アメリカの『力の限界から多極路線』へ(2/2)
18・・・窮地に追い込まれ、矢継ぎ早にカードを繰り出す暴走国家へ(1/2)
19・・・窮地に追い込まれ、矢継ぎ早にカードを繰り出す暴走国家へ(2/2)
20・・・次期アメリカ合衆国大統領は?
次は、総年表です。
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「どうすれば、日本のようになれるか教えて下さい」
閑話休題。『頂門の一針』「ロシアから日本を見れば」(伊勢 雅臣氏)を紹介します。
ロシア在住の北野幸伯(よしのり)氏の近著『隷属国家日本の岐路』を伊勢氏が紹介した文章。ロシア人をはじめとして世界の人々が、日本にどれだけ期待しているかが伺える一文です。
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「AIGの発行済み株式総数の約80%分の株式取得権」とは?
★新聞によれば、AIGの株式の80%を取得する「権利」をFRBが得て、それを担保に9兆円融資したということだが、80%を取得する「権利」とはどういうことなのか? 空証文にすぎないのでは?
この仕組みの解明に入る。
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