特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(1)~特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点
映画「激突!」より
暴走するタンクローリー車・・・暴走する特権階級の末路も、この映画のようにラストシーンのようになるのでしょうか?(画像はこちらからお借りしました)
先日8/10のなんでや劇場 「金貸しとその手先(特権階級)の思惑は?」では、 「特権階級の空中浮遊」という新たな捉え方が提起されました。
「空中浮遊」・・・その先に待っているのは、奈落の底への転落であり、制度上彼らが社会統合を担っている以上、このままでは社会秩序の崩壊に向かって我々大衆も巻き込まれ、一直線に転落していくしかありません。
そこで、本シリーズでは、今後12回に渡って、この「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?その本質は何か?を考えてみたいと思います。
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学生でもわかる『闇の支配勢力の抗争史』~第二話~
こんにちは。
第二話は大学三回生である僕(SIMO)が担当します 🙂
僕はほんの最近まで中学・高校で学校教育の歴史を学んできましたが
先日のなんでや劇場で新たに知った歴史事実は
聞いたこともない新しいものでいっぱいでした。
ぜひこのシリーズ投稿を通じて、より広くこの事実を読者のみなさんに知ってもらえたらと考えています。
第二話では前回の投稿を受けて、「闇の支配勢力の起源」を扱います。
せっかくなので、今回は学生の視点で、
『学校の教科書で習う(表の)歴史』と『その裏側の歴史』
を対比させながら追及していきたいと思います。
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国の借金900兆円どうなる!?~番外編~利息をとる行為は脱法の歴史?
「国の借金900兆円どうなる!?」シリーズ
【シリーズの題名と主な項目】
シリーズ1.日本財政の現状は?
1.日本財政の現状
2.日本財政の今後
3.日本が潰れないのはなんで?~国債引受先とその本質~
シリーズ2.家計が国債を引受けられるのはあと何年?その先はどうなる?
シリーズ3.日本国債=日本財政の命運を握るのは?
○では、さらなる新規国債を「誰が」買うのか?
○海外の金融機関が日本国債保有を増やしていった時、為替レートが円安に反転すれば、
どうなるか?
○こうなると、政府すら救済しようのない危機局面に入っていく。
○国家財政を市場が監視する構造
国の借金900兆円どうなる!?~番外編「Q&A」集~
Q.借金し始めたのは、いつから?なぜか?
Q.これ以上、政府が借金しないようにするには、どうすればいいの?
Q.国民は国の借金の事をどう思っている?
Q.国の借金900兆円が大丈夫と言われているのはなんで?
Q.直近の経済政策はどうなっている?→結局、補助金で「無理やり消費」
Q.製造業の生産量を減らせられないのはなぜか?⇒どうする?
国の借金900兆円どうなる!?~番外編~「紙幣」は利息が付かない借用証書
前回の番外編
「紙幣」は利息が付かない借用証書より
「政府にとっての国債」と「中央銀行にとっての紙幣」は、同じ負債性の証券であるにも関わらず、『利子が付くか付かないか』という大きな違いがあります。
銀行から(利子が付く)国債を買い受けた日銀は、小額の利子が付かない紙幣という形にして、銀行に戻しているとも言えます。
一方では利息を払わなければいけない国債を発行する政府と、一方では利息を払わなくてもいい紙幣を発行する中央銀行。70兆円規模で(銀行を介して)政府と日銀でやり取りされている証券で、日銀は一方的に利息を得て、政府は一方的に利息を払わざるを得ないのが現状だということです。
この構造の中で、政府が累積させる債務を、返済することができるのか、非常に疑問です。
というわけで・・・・行き着くところ、「利息」というその仕組みそのものが怪しく、これこそが諸悪の根源とも思えてきました。
そこで利息の歴史を調べてみると結構面白い事実が見つかりしました。
今回は国の借金900兆からは少しそれますが、より根源的な意味で「利子」の歴史を探ってみます。
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特権階級の世界と大衆共認の世界を繋いでいたもの(1)~武力支配時代の秩序期待
8/10なんでや劇場「金貸しとその手先(特権階級)たちの思惑は?」では、「特権階級の世界と大衆共認の世界が断絶し、特権階級は空中浮遊している」という新たな捉え方が提起された。そして、断絶した世界の接点は社会共認の形成であるが、暴走する特権階級が大衆の側に歩み寄る可能性はゼロであって、大衆の側から接点をつくるしかない。つまり、充足共認や企業の共同体化という身近な次元から「日本や世界をどうする?」という社会的な次元にまで大衆共認がジャンプアップできるかどうかが課題となる。
では、特権階級と大衆共認の世界が最近10~20年間で断絶したのは何故なのか?
逆に言うと、それ以前は、特権階級の世界と大衆共認の世界はどのようにして結びついていたのかを考えてみたい。
いつも応援ありがとうございます。
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人々の意識⇔国家(制度)②~人類最初の略奪闘争(戦争の起源)~
国家誕生の歴史を紐解き、人々の意識と国家(制度)の構造に迫る、「人々の意識⇔国家(制度)」シリーズ第二弾です。
前回の記事(人々の意識⇔国家(制度)①~私有意識の登場~)では、遊牧部族における父系制への転換⇒私有意識の発現を扱いました。
>他集団から移籍してきた女が母親になると、「自分の娘が移籍する際は肩身の狭い思いをさせたくない」「持参財(家畜)は少しでもいいものを」という親心が芽生え、男たちにもっと家畜を増やすように、そしてその為にも縄張りを拡大するように期待するようになっていきました。
この期待は必然的に集団内の蓄財意識を生み出し、各遠征集団の意識は「自集団の利益第一」へと変貌しはじめます。まさに集団の「私有意識の登場です。そうなると、部族内の集団間に利害対立が生じ、集団を統合していくためには「力の原理」で封じ込めて制圧するしかなります。
そして、「自集団の利益第一」へと変貌した遊牧部族間での警戒圧力が高まる中で、ついに人類最初の同類闘争=略奪闘争の幕が切って落とされることになります。
いつも応援ありがとうございます。
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欧州勢力の目論みは?(2)~大量の隠し金(ゴールド)を担保にした新通貨制度?
画像はこちらからお借りしました。
欧州勢力が目論む新世界秩序=金融資本主義システムの大転換とは、何なのか?
引き続き、『元外交官・原田武夫の国際政治経済塾』から引用する。
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欧州勢力の目論見は?(1)~新世界秩序を画策する欧州勢力
画像はこちらからお借りしました。
『るいネット』に2010年8月25日「デビッドは既にロスチャイルドに投降した?」という投稿がある。
D.ロックフェラーが軍門に下ったというのが事実であれば、欧州勢力はその野望の実現に向けて一歩前進したということだ。D.ロックフェラーを軍門に下した欧州勢力(欧州貴族・ロスチャイルド)の次の狙いは何か?
そこで改めて、欧州勢力の最終的な目論見は何なのかが重要になってくる。
それを解明する上で参考になる記事が『元外交官・原田武夫の国際政治経済塾』にあったので、引用する。
いつも応援ありがとうございます。
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学生でもわかる『闇の支配勢力の抗争史』~第一話~イントロダクション
■はじめに
私達の手の届かないところで起こっている問題ではなく、学生や普通の人々にも実感して分かってもらえる『闇の支配勢力の抗争史』をクローズアップします。
この抗争史を振り返るにあたり、私たちが詰め込み教育で学習した歴史観がいかに浅く、表面的な事象しか捉えていなかったかを実感されると思います。
ただただインプットするだけの学校の勉強は与えられた歴史観や登場人物を詰め込むだけで『その物事の背後にある原因や構造などに疑問を持たなかった』方が大半だと思います。
表面的な歴史観を新しい現況認識で塗り替え、闇の支配勢力が教科書で習ってきた歴史事実にどのようにして関わってきたかを【本シリーズ投稿】で捉えなおします。
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国の借金900兆円どうなる!?~番外編~「紙幣」は利息が付かない借用証書
「国の借金900兆円どうなる!?」シリーズ
【シリーズの題名と主な項目】
シリーズ1.日本財政の現状は?
1.日本財政の現状
2.日本財政の今後
3.日本が潰れないのはなんで?~国債引受先とその本質~
シリーズ2.家計が国債を引受けられるのはあと何年?その先はどうなる?
シリーズ3.日本国債=日本財政の命運を握るのは?
○では、さらなる新規国債を「誰が」買うのか?
○海外の金融機関が日本国債保有を増やしていった時、為替レートが円安に反転すれば、
どうなるか?
○こうなると、政府すら救済しようのない危機局面に入っていく。
○国家財政を市場が監視する構造
国の借金900兆円どうなる!?~番外編「Q&A」集~
Q.借金し始めたのは、いつから?なぜか?
Q.これ以上、政府が借金しないようにするには、どうすればいいの?
Q.国民は国の借金の事をどう思っている?
Q.国の借金900兆円が大丈夫と言われているのはなんで?
Q.直近の経済政策はどうなっている?→結局、補助金で「無理やり消費」
Q.製造業の生産量を減らせられないのはなぜか?⇒どうする?
日本政府の債務=借金を扱ってきた今回のシリーズですが、様々なコメント、疑問、切り口を考えていく中で、資産と負債の関係、つまりバランスシート(B/S)に焦点が絞られてきました。今回は、バランスシートの考え方=資産と負債の考え方から、経済システム=中央銀行制度を追って行きます。
>バランスシートって、なに?については、コチラ
http://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/50876339.html
■日本全体の金融資産・負債残高
日本全体の資産と負債の繋がりを図にしたものは、日銀HPに掲載されています。
日銀・資金循環統計
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/exsj01.htm
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秩序が維持される国々(東南アジア・インド・イスラムや南米)とどのような関係を作るか?
「本格的なロスチャイルド政権の確立で日本はどうなるのか?」では、ドル・米国債の暴落→世界中大恐慌→大衆暴動VS軍の闘いによって、米中欧は秩序崩壊していくと予想された。
しかし、全世界の秩序が崩壊するわけではない。
米中欧は崩壊したとしても、イスラムも東南アジアも崩壊しない。中南米も過半は秩序が維持されるだろう。
∵イスラムは部族共同体、東南アジアは農村共同体が残存しているからである。米中欧以外の諸国では、力の原理だけでなく、共同体的基盤で社会を統合している。共同体的基盤→共認体質を保ち続けてきた国々は、米中欧が崩壊したとしても秩序は維持される(共認体質が最も色濃く残存している日本において秩序が維持されるのは言うまでもない)。
そこで、日本にとって重要になってくるのが、インド・東南アジアやイスラム、あるいは中南米などの秩序維持される国々と、とういう関係を作ってゆくかという課題である。