2010年09月03日

学生でもわかる『闇の支配勢力の抗争史』~第二話~

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こんにちは。
第二話は大学三回生である僕(SIMO)が担当します 🙂
僕はほんの最近まで中学・高校で学校教育の歴史を学んできましたが
先日のなんでや劇場で新たに知った歴史事実は
聞いたこともない新しいものでいっぱいでした。
ぜひこのシリーズ投稿を通じて、より広くこの事実を読者のみなさんに知ってもらえたらと考えています。
第二話では前回の投稿を受けて、「闇の支配勢力の起源」を扱います。
せっかくなので、今回は学生の視点で、
『学校の教科書で習う(表の)歴史』と『その裏側の歴史』
を対比させながら追及していきたいと思います。

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まずは論点を整理します。
以下に当ブログの過去記事やるいネットの秀作投稿を引用します。
①ドル・米国債暴落の引き金はロスチャイルドが握っている
・なんでロスチャイルド一家は世界全体にそれほど大きな影響力を持ってるんだ?
・どうやってそんな力を手に入れたんだ?
と思うのがこれを聞いた素直な疑問だと思います。
(第一回より引用)
②ロックフェラーやロスチャイルドなどの金貸しの背後には巨大な闇の勢力がいる。
これまで私たちは、ロックフェラーやロスチャイルドなどの金貸しが世界経済を動かししてきたと理解してきました。しかし、邦人が運んだ13兆円事件で10億ドル札の存在が明るみに出るなど、金貸しの背後に巨大な闇の勢力がいることが判ってきました。
 彼ら、金貸しの背後にいる勢力(王族や貴族)の出自は、前回のなんでや劇場で解明してきたように、ベネチア発の商人と宗教騎士団(戦争屋)の大きく二つの系統があり、これらの勢力がスイスに終結し、略奪した財宝を保管するためにスイスに都市国家を形成しました。                  (過去記事より引用
③ロスチャイルドも彼ら貴族の使い走りである。
皇帝に反逆した貴族たちは、兵器と産業と金融が揃っていたスイスに結集し、国家を結成していく。これが現代まで続く金融国家スイスの起源であり、ロスチャイルドすら彼ら貴族の使い走りに過ぎない。  (るいネットより引用)
■感想・・
ロックフェラーやロスチャイルドさえ聞いたことは殆ど無かったのに、さらに裏に勢力がいたのか~
スイスって意外と産業が進んだ国というイメージしか無かったけど、こんな裏の顔があったのか~ 🙁
ここでまた新たな疑問が生まれました。
・ベネチア商人と宗教騎士団のどちらが立場として強かったのだろう?
それを明らかにするため十字軍遠征とはどのような出来事だったのかを簡単に整理します。
<学校の教科書では・・>
十字軍とはもともとローマ教皇がイスラム圏に置かれていたイェルサレム奪還をよびかけ、組織されたものである。ここで登場するのが聖地の守護、巡礼者の保護を目的に結成された宗教騎士団である。
<ところが実際は・・>
このイェルサレム奪還という目的は大義名分であり、十字軍の本当の目的は遠征時に行われた略奪であった!!ここで宗教騎士団は巨大な富を得ることになる。
またこの裏には、さらにそれを利用し莫大な富を築いた者たちがいた。それがベネチア商人たちである。ベネチア商人はローマ教皇に十字軍遠征をそそのかした張本人であり、戦費の貸付、兵士たちの輸送などで大儲けしたのである。
つまり、ベネチア商人が一枚上手だったといえる。
このベネチア商人たちの目的は、イェルサレム奪還をやめた第四回以降の十字軍で露骨に現れるようになってきました。
この頃より、ヨーロッパでは通貨が流通するようになり、銀貨が主に使用されていた。十字軍をきっかけにヨーロッパの諸都市は交易の範囲を広げ、銀の需要は激増していた。この時、ドイツの銀山の経営権を独占していたフッガー家は莫大な利益を上げヨーロッパ最大の富豪へと成長し、やがて金融業を営むようになっていく。
『ベネチア商人と宗教騎士団のどちらが立場として強かったのだろう?』という疑問から出発しましたが、どうやら十字軍遠征を境に、歴史の裏側でベネチア商人たちが莫大な影響力を獲得したことは間違いないだろうと思います。しかも、彼らは、権力の構造までをも変化させてしまった。これまで「荘園(土地)=生産力と税金」を基盤としていた王族・貴族に対して、「市場(富を騙し取る場)」という新しい基盤を手にし、王族・貴族達に取り入ることが可能になったのである。
■終わりに
今後の展開としては、このフッガー家などの商人たちが歴史にどのような影響を与えていくのか、そしてロスチャイルドはどのようにして歴史の舞台に登場するかを扱います。
このように歴史には財産や領土の略奪が何度も繰り返されています。それも十分な富と権力をすでに持っている人間たちがそれを行っているのです。なんでそこまで富と権力に固執するのだろう?それがぼくが今回この「闇の支配勢力の抗争史」を勉強して強く感じた疑問です。きっととても難しいことだろうけど、この支配勢力の人たちの気持ちになって考えることが答えをだす唯一の方法なのではないかと考えています。
こうして、じっくり歴史について考えてみるのも楽しいですね! 😀
では次回投稿もお楽しみに!! 😛
(参照)銀で巨富を得たフッガー家

List    投稿者 simo | 2010-09-03 | Posted in 未分類 | No Comments » 

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