『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-3~社会運動の総括1 現実否定の自己欺瞞」~
『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ第3弾です。
シリーズ第1弾~「必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!」~
シリーズ第2弾~不全発の『変革の必要』から、実現発の『認識の必要』への大転換」~
ネットを通じて、たくさんの人々が「いったい本当のところはどうなっているの?」と事実収集に向かい、原発事故の危険性が日に日に明らかになってきました。このまま、事実を元にした新しい認識が拡がって行けば、それが多くの人々の意識となり、自ずと社会の構造は皆の意識を元に組み変わっていくはずです。
しかし、一方で官僚→マスコミによる事実の隠蔽工作も顕著化してきています。歪められた情報が混ざり合う中、どうすれば事実を、社会の構造を正確に捉え、それを伝えていけるのか?を考えなければならない段階に入ってきました。
今までは、自分たちの考えや要求を伝えるには「社会運動」がひとつの答えでした。つい先日も反原発デモが大々的に展開されていましたが、しかし、この「社会運動」というものは本当に効果があるのでしょうか?環境運動しかり、学生運動しかり、世界中でも過去様々な社会運動が実現していないところを見ると、社会運動には社会運動を実現させない何かがありそうです(リンク)(リンク)。
以下、るいネットからの引用です(リンク)。
不全発の変革意識に対する疑問が浮上した所で、改めて社会運動を総括してみる必要がある。
考えてみれば、史上、社会運動は一度も実現されたことがない。つまり、史上の「社会運動」は全て偽物である。とすれば、「社会運動」の奥には大きな欺瞞が隠されている筈である。
社会運動は遡れば、古代思想運動にまで行き着きます。では、社会運動の源流となるその古代思想はどのようにして出来たのか?古代思想以前の原始時代から、その違いを俯瞰し、比較していきたいと思います。
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地震・原発を契機に人々の意識はどう変わるか?【1】:原発問題の本質は特権階級の無能と暴走
今回の東日本大震災は、多くの日本人の深層意識を直撃し、このままではいけない、なんとかしたいという意識を顕在化させたのではないでしょうか?
とりわけ、福島原発の問題は、地震の復興をどうする?という問題を超えて、エネルギー政策どうする?⇒社会のありかたをどうする?⇒政治どうする?という大きな問題を投げかけており、多くの人にこの問題が意識されはじめているのではないでしょうか?
そこで、今後毎週土曜日は、新しいシリーズとして
「地震・原発を契機に人々の意識はどう変わるか?」
というテーマを取り上げます。(以下テーマの予定)
5/7 【1】プロローグ:原発問題の本質は特権階級の無能と暴走
5/14【2】次々と明るみに出る特権階級の暴走ぶり
5/21【3】試験エリートの無能とえげつなさ
5/28【4】特権階級の暴走は今後も続くか否か?(マスコミ支配との綱引き?)
6/4 【5】充足基調(女原理)から実現思考(肯定発の男原理)へ
6/11【6】電力バブルはどうなる?(脱市場化がすすむ?)
6/18【7】地震の影響で遊びの失速がすすむ?
6/25【8】日本人は物を考え出すのか?(草の根共認からネット収束へ)
7/2 【9】日本人は物を考え出すのか?(事実収束から新認識へ)
7/9 【10】特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点は?(新政治勢力の必要)
7/16【11】政策提言(地震復興、原発どうする?)
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脱原発の可能性は女発~世田谷区長選挙結果を読む~
画像はこちらからお借りしました。
去る4月24日、東京都世田谷区長選挙で脱原発を訴えた元国会議員の保坂展人氏が当選した。原発について「区長」という立場では何の権限も持ちえていないにもかかわらず、脱原発を訴えて当選した事の意味は大きい。
この選挙を通じて、有権者の意識潮流と、今後予想される展開を予測してみたい。
応援よろしくお願いします
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集団を超えた社会をどう統合し直すか?(6)~パラダイム転換を認識することで見えてくる可能性~
GWもほぼ終わりですね。
GW中で一番印象に残ったのは、東日本大震災へのボランティアを募ったところ、あっという間に定員が埋まったというニュースでした。自身の休みは棚上げにして、なんとか人のために役に立ちたい・何か手助けできることがあるのではないか?という多くの人の想いが伝わってきます。
【写真:震災復興のためにボランティアをする人々】
シリーズ「集団を超えた社会をどう統合し直すか?」では
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(5)~今こそ日本人の共同体精神が発揮される時~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(4)~狂気の科学を捨てて『自然の摂理』の解明を~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(3)~一切の予断を排して人類の全文明を見直す~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(2)~今こそ市場拡大絶対という幻想を捨てる時~
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(1)~闘争の場と生殖の場の分断が招いた歪~
を記事にしてきましたが、やはり新しい集団統合を考えていく上で、本源性を残す日本ほど可能性のある国はないと感じています。
ただ、可能性も漠然と感じているだけでは駄目です。(→統合階級の都合の良い仕組みばかりがつくられてしまうから。)僕ら素人も今何が必要なのかをしっかり観念で捉えておく必要があります。
今回の震災以降の人々の誰かの役に立ちたいという本源集団的な想いが生起したのは、およそ1970年のパラダイム転換期に遡ることができます。今回は、このパラダイム転換を実言論を引用して展開していきます。
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アメリカによるビンラディン殺害は、口封じだった?
「オバマ米大統領がビンラディンを殺害した」と発表しました。
ブログ『杉並からの情報発信です』は、2011年5月3日の記事で「オサマ・ビンラデイン氏の殺害は米国による『CIAスパイの口封じ』!」としています。
以下、その記事を転載します。
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原発問題から見える特権階級・近代科学の問題性2~原発の収支は粉飾決算である~
原発はクリーンな上に、コストも経済的だと言われてきました。だから夢のエネルギーだと言われてきたのです。
ところが、今回の福島の事故で、そのリスクに掛かるコストが半端ではないとか、廃炉に数千億かかるとか、とんでもない金額が言われ始めました。
しかし、ことは事故が起こったときだけではなく、その運用にかかわるコストは本当に経済的なのか?を考えてみたいと思います。
「六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センター」
画像は日本原燃さんよりお借りしました。
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『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-2~不全発の『変革の必要』から、実現発の『認識の必要』への大転換」~
こんにちは
>2000年から10年を過ぎ、この『(構造)認識の必要』を感じ、それを求めていこうとする若者が増えてきています。先に挙げた、「1´→2・2´→3→1´の循環」を打ち破り、3から4の段階にステップアップしてゆこうとする動きが近年登場してきていることは、これからの社会の変革に向けて一つの可能性と言えます。
前回の記事を図解化したものです。
変革課題流産の循環を突き破るのは、【本源収束】と【蓄積された不全】であることに注目です。
3.11の東日本大震災や福島第一原発事故を受け、人々の意識は大きく変化し、一気に【認識の必要】へと向かうのではないか、そう感じています。パラダイム転換のそのとき、一体どんな観念が求められるのでしょうか?
「福島第一原発爆発」「炊き出し」 写真はこちらとこちらからいただきました。
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『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-1~「必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!」~
★今週からいよいよ新しいシリーズです!
今回の原発に絡む一連の事件は、図らずも近代科学(近代思想)の限界を露にしました。
普通の人ほど科学の限界と既存の思想体系への違和感を募らせているように思います。
大きなパラダイム転換の時期を迎えたといっていいでしょう。パラダイム転換に際して
どのような観念が求められるのかを明らかにしていきます!!
そこで今回は、『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズと題し、るいネットの秀作投稿を計11回に亘って紹介していきます。
今回の震災、原発事故を受けて、意識潮流も加速度的に転換していっている状況です。
それらの新しい時代認識も盛り込みながら、扱っていきたいと思います!!
お楽しみに!!
初回は「必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!」
です。
その前に
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原発を巡るみんなの意識は、どうなっているのか?
東北震災→福島原発事故から早1ヵ月半になろうとしています。私自身は、原発が危険で、無くした方が良いことは知ってはいましたが、不勉強でした。今回の事故を契機に、みんなでいろいろ調べていった結果、
・長期に亙る放射性物質の危険性
・人類は原子力をとてもコントロールできている状態ではないこと
・原発が無くても、電力を賄うことは可能なこと
・原発に替わる新しいエネルギーに大きな可能性があること
などを知るに付け、「原発を無くさないとマズい」しかも「(時間は掛っても)無くすことは可能だ」と強く思うようになりました。連日連夜の原発報道、またネット界における原発問題の追求を見るにつけ、これは私だけではなく、日本人のほぼ全員が「原発無くすべし!」と思っているはずだ、と考えていました。
ところが、2011年4月中旬に行われた「統一地方選挙」の結果は、予想を大きく裏切るものでした。今回の統一地方選で当選した知事のほとんどが原発推進派の現職、東京都知事の石原慎太郎氏も原発推進派であったにも関わらず当選しました。先日の東京都区長選でも、反原発派と言えるのは、世田谷区の元社民党国会議員の保坂展人くらい・・・。
一体、原発に対するみんなの意識はどうなっているのでしょうか?
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集団を超えた社会をどう統合しなおすか?(6)~人類はなぜ市場拡大に奔走したのか~
原子力発電の危険性は、数多く指摘されています。
・「東北地方太平洋沖地震~原発は必要か否か12~自然の摂理を踏み外してしまった原発技術開発」(リンク
原子力発電は自然の摂理を逸脱し、多大なる危険性を孕んでいるにも関わらず、市場拡大のために、原子力産業はひたすら推進されてきました。
それは、一部の人の私利私欲を満たすためであり、核廃棄物の実態や現場職員の危険性など闇の部分は覆い隠され続けてきた。今回の原発問題は震災ではなく、人災です。以下のサイトに詳しく書かれているので、是非参照してください。
・「福島の原子力発電所の危機は官僚政治による人災である」(リンク)
何故人類はこんな自然の摂理を無視して、市場拡大に走ってしまったのか?これから迫っていきたいと思います!
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