2011年04月11日
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(3)~一切の予断を排して人類の全文明を見直す~
市場拡大の背後には『性市場』があった
華やかなりし頃のジュリアナ東京
写真は、こちらからお借りしました。ありがとうございます。
1990末から起こったバブル経済の崩壊こそ、市場崩壊の前兆であり大破局のはじまりです。そして、バブル崩壊と共に人々の活力も目に見えて衰弱しました。
筆者(blogger_0)は1989年入社なのでバブル前後の社会を辛うじて経験していますが、バブル期、成人男子の「遊び」といえば、
「金」と「女」が必須でした。ところが現在では「金」や「女」に対する執着心が低下したばかりか、「遊び」そのものも衰弱しています。
総務省統計局の「社会生活基本調査」によれば、1991年に1800万人いたゴルフ人口は2006年に1000万人へと45%低下、同様に1350万人いたスキー人口は830万人に減少。
遊びの失速は明らかでしょう。
果ては、「草食男子」や「育メン」など、およそバブル時代には想像もできなかった(オジサンに言わせれば)
軟弱化著しい男子が急増している。
何故か?
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「日本人は何を学ぶべきか~近代社会の騙しの構造」第11話:自主管理への招待
■近代社会の騙しの構造
今回の原発事故で明らかになったのは、「学者や専門家は答えを出せない」ということである。
また私たちも、薄々は気づいていながらも、心のどこかで「いざとなったらやってくれるに違いない」という甘い考えが残っていた。しかし、現実は裏切られた。
なぜこのような意識構造になってしまうのか?
今回の事例は近代社会の騙しの象徴的な事例である。
まずは近代社会が依拠している近代思想の正体を明らかにしてみたい。
画像はこちらからお借りしました。
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福島原発問題で何がどう変わるか ~加速するパラダイム転換~
東北地震・福島原発問題は、日本人のみならず世界中の人々に大きな影響を与えた。大災害というレベルを超えて、世界全体で大きくパラダイムが転換する契機となるだろう。東北地震・福島原発問題によって、何がどう変わっていくのだろうか。
(画像はコチラから⇒福島第一原発の中は今どうなっているのかを撮影した高解像度写真やムービーを機密情報暴露サイトの老舗「Cryptome」がネットに公開)
地震も気候変動も、地球内部の熱的変動によって起こる?
2011年03月30日「プレートテクトニクス理論は、もっともらしいウソではないか?」で紹介した『心安らかなる日々』ブログ主(釈愚さん)は、地震の発生メカニズムと地球の気候変動を統合的に解明しようとされています。
まず、その課題意識を紹介します。
「東北地方太平洋沖地震の発生機構 再考(1)-地球内部の熱的変動と気温との関係において」から引用します。
とりあえず、中小地震については2~3日前ぐらいにほぼ95%近い精度で、そして大規模地震については1ヶ月前ぐらいにほぼ、70%程度の確率で予測できそうなところまでは到達した。しかし、地震予測の現実問題として、中小地震については2~3日前でも十分だが、大規模地震で1ヶ月でかつ70%というのは十分な数値ではない。世界中の気候を分析することによって70%の確率を95%近い確率で予測できることは可能になる。しかし、どうしても1ヶ月より以前に予測することは困難である。そのためには、さらなる知識が必要になってくる。その知識とは地球の内部に関する知識であり、現在のところは推測によって想像するしかないというなんとも頼りのない話である。
しかし、以前にも書いたように、これについては、地表からあるいは気象から逆問題として推定することは可能である。10年ぐらいの気温変化を地球の内部の状況と対応させて、これと矛盾することなく説明できるようになれば、5年以前には警戒警報を出すことができるようになり、3年前にはほぼどこでどの規模の地震がいつごろ生じるということを言い当てることができるようになるだろう。
確かに、地球の内部構造については正確なことは、ほとんどわかっていないのが現状です。だから、地震の発生メカニズムが解明できず、地震予測もできないのだと考えるべきでしょう。
従って、まず地球の内部構造の仮説を構築することが先決で、その叩き台として『心安らかなる日々』の釈愚さんの説を紹介します。
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『白人の源流~ギリシア・ローマ編~8』 人種的には異なれど、近代ヨーロッパは、古代ギリシア・ローマの文化(略奪性)と文明(正当化観念)を受け継いでいる
いよいよこのシリーズ最終回です。
『白人の源流~ギリシア・ローマ編~1』プロローグ:大転換の予感⇒人類史を追求する意義
『白人の源流~ギリシア・ローマ編おいよ~2』 オリエントの文明の発祥である 『エーゲ文明~クレタ文明』
『白人の源流~ギリシア・ローマ編~3』クレタ文明を滅ぼした『ミケーネ文明』
『白人の源流~ギリシア・ローマ編~4』ミケーネ文明を滅ぼした、傭兵と奴隷集団『海の民』
『白人の源流~ギリシア・ローマ編~5』ギリシアの『ポリス社会』
『白人の源流~ギリシア・ローマ編~6』 ギリシャとエトルリアに挟まれたローマの起源
『白人の源流~ギリシア・ローマ編~7』 古代ローマは、共同体が崩壊した山賊だから、『略奪によって私益を拡大する』ことへの集団収束力が強固であった
今回は、最終回として、このシリーズの核心に迫ります。
■ギリシア→ローマへと至る地中海文明は、近代ヨーロッパ人とつながっているのか?
集団を超えた社会をどう統合し直すか?(2)~今こそ市場拡大絶対という幻想を捨てる時~
今一番の気がかりといえば、東日本大震災で完全に顕在化した原発の恐ろしさです。
第2次世界大戦での苦い経験から、どこの国よりも原発の恐ろしさは知っているはずのこの日本が今、原子力(放射能)の危険に晒されてしまっている。一体どこをどう間違ってしまったのだろう。
現状の恐ろしさが次々とるいネットで明るみになっていますので、是非ご覧ください
・どこがまでが危ないか:計算結果②
・レントゲンでの被ばくと比べて「十分低い」はデタラメ、内部被ばくの危険を伝えていない。
・原子力発電の事実!?(1)
・原子力発電の事実!?(2)
・3号基のプルトニウムの危険性をドイツのマスコミも報道している。
・放射性廃棄物は現在の技術レベルでは「処理」できない
・福島第一原発のプルサーマル原子炉の恐怖
・現在報道されている放射線物質であるヨウ素、セシウムってどんなもの?
・高速増殖炉「もんじゅ」の事故に関する基礎状況把握
では、一体何故こんなことになってしまっているのか?
その根本の原因にはこれまで社会の統合者たち(政・官・財・学者・マスコミ)が己の利益を守らんがために続けたきた、「市場拡大絶対」という幻想からきています。
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「日本人は何を学ぶべきか~近代社会の騙しの構造」~第10話:役に立たない学者達
(想定外:画像はコチラからお借りしました。)
東京電力の福島第一原発の報道では、歯切れの悪い会見が続き、皆が一番知りたい“事実”が全く見えてこない。これにより原発を推進してきた電力業界と経産省をはじめとする政府の信用は失墜した。
今回の事件を通して学者もマスコミも口々に「想定外」を繰り返すが、これはまさに彼らの無能ぶりを如実に表している。
しかし、いくら超巨大とはいえ世界で4番目で経験があるのだ。
また、下記のデーターを見ると、本当に“想定外”が言い訳として通用するのだろうか。
テレビに出て「想定外だった」をオウム返しのように述べる学者は、これまで何も追求してこなく“無能”であることを曝け出している。
「想定外だった」としか言うことができない“無能”学者」より
学者たちはこの惨事を目の前にしても尚、彼らはなぜゴマカシ・言い訳を続けている。なぜゴマカシ・言い訳しか出来ないだろうか。
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西日本の節電って実は無意味!?~節電に見る次代の可能性とは~
画像はこちらからお借りしました
今回の東北地方太平洋沖地震に端を発した電力不足問題に関して、東・西或いは企業・個人を問わずあちこちで節電が行われています。
西日本に住む僕も先日ある企業を訪れた際に打合せスペースの照明を半分消し、且つ暖房を切っているのを目の当たりにして「みんなで東京のために節電に取り組んでいるんだな」と感じました。
しかしその後改めて調べてみると、どうやら西日本で節電を行っても東日本へ送電されるのは極々わずかとのこと。
これは一体どういうことなのでしょうか?今全国的に取り組まれている節電は無意味なのでしょうか?
いいえ、実はここには大きな可能性が潜んでいるのです。。。
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