2010年04月15日

潮流4:輸血経済(自由市場の終焉)

今回のエントリーでは、データを通じて戦後経済の推移を追いながら、その変化の根本にある社会構造の変化や意識潮流の変化について見てゆきたい。
戦後、50年代の朝鮮特需→神武景気、60年代前半の岩戸景気、60年代後半のいざなぎ景気と、敗戦の瓦礫から高度経済成長の中、毎年10%を越える二桁成長率を維持してきた。
これは、毎年所得が10%上昇し、それにあわせて消費も10%以上上昇していたことを意味する。貧困から脱出する力強い活力が存在し、物的豊かさに対する可能性を目に見えて感じ取ることが可能な時代であった。

参考資料 借金増加グラフ「国の借金残高・実質GDPグラフ」
money1.jpg
「写真はコチラからお借りしました。」
クリックをお願いします。
るいネット
メルマガ

(さらに…)

  投稿者 kuwamura | 2010-04-15 | Posted in 06.経済破局の行方5 Comments »