2011年11月24日

近代科学の成立過程7~鉱山業に始まる資本家-経営者-労働者という生産関係を母胎に近代科学・近代思想が登場した

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フッガー住宅(画像はこちらからお借りしました)
 近代科学の成立過程6~兵器需要と貨幣需要から発達した鉱業が近代の科学と賃金労働の起点では、戦争や市場拡大がもたらした兵器需要や貨幣需要に応えるために鉱業と兵器産業が発達し、それが近代科学と賃金労働による分業という近代の生産関係の土台となった事を見てきました。
 今回は、ヨーロッパ国内の市場化で発達した金貸しが、大航海時代に突入して行く中で国際金融資本としての基礎を築いていく様子と、金貸しの変貌が科学技術の発展や近代思想の形成に与えた影響を見ていきます。
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  投稿者 nodayuji | 2011-11-24 | Posted in 13.認識論・科学論No Comments »