2006年10月17日
北朝鮮は、すでに数年前から核を持っている
北朝鮮建国の父である金日成(金正日の父親)の腹心だった黄長華という人がいる。彼は、金日成が生み出したと云われている「主体思想」を実質的に構築した理論家で、金日成が亡くなった3年後の97年に韓国に亡命した。現在、85歳だが、今なお元気で、日本語も話せる。
彼はテレビのインタビューに答えて、次のように語った。
1 北朝鮮は、数年前にパキスタンで核実験を終えており、すでに核を持っている。
(彼は、金正日から直接聞いている。)
2 金正日は、アメリカや中国や日本と戦争する気はない。まして、核兵器を使うなどという気持ちはまったくない。(彼は、臆病なタイプで、日本で心配されているような「暴走」するようなタイプではない。)
3 金正日の願望は、南北を統一して自分がその首領になることで、それしか頭にない。
以上の観点を基本にすえれば、北朝鮮のねらいが見えてくる筈だ。
この人の発言は、かなり信頼できるのではないかと、私は思う。付け加えるとすれば、北朝鮮が核を持った(あるいは核を持とうとした)目的は、第一にアメリカの圧力に対抗するためだが、第二に中国の言いなりにはなりたくないという目的も小さくないと思われる。
みなさん、どう思われますか?
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集団的自衛権を推進するよりも、戦争が無くならない理由の追求を!
安倍晋三首相が9月29日に所信表明演説を行っています。
簡単に読めますので、一読を。
(全文はこちら→安倍首相/所信表明演説の全文/サンケイウェブ)
時代認識の甘さを露呈した所信表明と言えるでしょう・・・
まず目に付く耳に付くのは、何処かで聞いたようなヨコモジの乱発。これこそ誤魔化しの証明。また、狙いであろうワンフレーズポリティクスにも失敗してるのでは?指摘すべき個所はあげればきりがないので、まずは「集団的自衛権の行使」に焦点をあててみます。
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戦後の闇勢力は現在でもなお世界を力の原理で統合しようとし続けている
岸信介・児玉誉士夫の戦犯容疑者とCIAとの関係、そして彼らと統一教会との関係、さらにはオウム・創価・統一教会との関係。これら戦後の闇勢力は現在でもなお世界を力の原理で統合しようとし続けている。 以下「日本を裏から支配する困った人たち」 より
テレビも反共の防波堤として始まった
電通が、中国における旧軍部の反共政策と関わっていた可能性について前稿で述べたが、戦後のテレビも反共の防波堤として始まったらしい。
引き続き、
カルトVSオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記からの引用です。
戦後、電通が大きく躍進できた原因の一つが民間ラジオ放送で、もう一つが民間テレビ放送だといわれている。〔略〕ところが、何とも不思議なことがある。民放ラジオの開局には驚くべき執念を燃やした吉田が、テレビに対しては、きわめて消極的なのである。テレビに執念を燃やして突っ走ったのは正力松太郎(読売新聞社主)で〔略〕ついに日本テレビ開局にこぎつける〔略〕。
電通の成り立ち~旧軍部の反共政策との関わり?
アメリカ→官邸・電通→マスコミという報道統制のラインを解明する上で、電通の成り立ち、その旧軍部との関わりについて興味深い記事を見つけました。
「カルトVSオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記」からの引用です。
黎明期の電通をつくったのは、吉田秀雄(東京帝国大学経済学部卒)である。 以下は、田原聡一朗がマトモだった若かりし頃の作品『電通』(朝日文庫、1984年 54-90p)から引用。小見出しはカマヤンがつけた。〔以下、引用〕 |
岸信介はアメリカの思い通りに動きすぎた!?
安部晋三首相誕生以来、おじいさんの岸信介についても様々な事が書かれていますが
喜八ログさん(http://kihachin.net/klog/archives/2006/08/hiranosadao2.html)の『公明党・創価学会の真実』(平野貞夫、講談社、2005)という本の紹介文も非常に興味深い。
子供にも分かる?!「米国流民主主義」
アメリカのいう民主化とは、米国主義、つまり米国による侵略にすぎない 👿
青が反米国、紫が属米国
こうやって並べてみると、よく分かります
中国の方が日本と手をつなごうと政策転換したのか?
中国は日本の首相が安倍氏 に決まったとたんに、中国に安倍首相を招待しました。中国側のメディアも安倍首相を絶賛し、小泉前首相を酷評しています。
以下引用開始
■日中共同プレス発表の骨子
一、日中関係は両国にとり最も重要な2国間関係の一つ
一、双方は日中共同声明、日中平和友好条約および日中共同宣言の諸原則を順守し、歴史を直視し、未来に向かい、両国関係の発展に影響を与える問題を適切に処理する
一、双方は共通の戦略的利益に立脚した互恵関係の構築に努力する
一、日本側は中国の指導者の訪日を招待。中国側は原則的にこれに同意
一、日本側は戦後60年余、一貫して平和国家として歩み、引き続き、平和国家として歩み続けることを強調。中国側はこれを積極的に評価
一、東シナ海を平和・協力・友好の海とするため、双方が対話と協議を堅持し、意見の相違を適切に解決する
一、日中有識者による歴史共同研究を年内に立ち上げる
一、双方は、核実験の問題を含む最近の朝鮮半島情勢に深い憂慮を表明。対話と協議を通じて朝鮮半島の非核化の実現、北東アジア地域の平和と安定維持のため、6カ国協議を推進し、ともに力を尽くす
(10/08 20:44)
http://www.sankei.co.jp/news/061008/sei003.htm
安倍氏賛美、小泉氏こき下ろし 中国メディア
ブログ炎上はネット世界をさらに失望へと導く現象!
ネット世界の情報伝達について『2ちゃんねる』と『ブログ』について議論されている記事を見つけたので紹介します。
倫理研第4回: 共同討議 第1部(1)はじめに――「2ちゃんねるの時代」を問う
倫理研第4回: 共同討議 第1部(2)道徳的全体主義――北田暁大からの応答
からの引用です。
あるサイトを見たユーザーが、それでとどまることなく、掲示板やブログでそのネタを紹介し、情報を拡散させていく、その過程です。つまり、情報の受け手が即座に情報の発信者にもなり、情報が次々と連鎖していく。その過程を「情報流通」と呼んでいるわけです。
以上引用終わり。
インターネットの世界では、これまで2ちゃんねるに代表される『掲示板』が発信場所として主流でしたが、ブログが出来たことにより気軽に発信できる場が得られるようになりました。これらを【情報流通】という視点で見たネット社会に大きな変化が見受けられるようです。
自己中対自己中の闘い?
10月9日に行われた北朝鮮の核実験。テレビは特別報道でてんやわんや。でも、中身はほとんど同じで、「やばい」「危険なことはやめて欲しい」 という市民の声と、経済制裁をどうするのか?拉致被害者はどうするのか?ってことばかりでした。
で、北朝鮮は何で核実験なんてするの??とふと疑問に思ったので、ちょっと調べてみました。