国連の出自~第二次大戦の戦勝国の軍事同盟
国際金融資本はアメリカ一極支配の次に、どのような世界を展望しているのであろうか?
切り口として『晴耕雨読』「今後の世界と日本~世界経済のゆくえ」「“新世界秩序”は米国の一極支配をめざすものではない」から引用する。
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サブプライム危機によって、金を吸い上げる新しい仕組みが作られる。
abu dhabi city
サブプライムモーゲージ危機で米大手銀行を買収し、世界の金融を支配する千載一遇のチャンスだ!と騒いでいる人達もいるが(ex.【経済コラム】米リーマン、ベアーSが買収される日は近い-M・リンや「中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」) 、冷静に考えると逆に巧妙に仕組まれている罠と思われる節もある。
まずは、一連のニュース。
米シティ、8000億円出資受け入れ・アブダビ投資庁から
【ニューヨーク=財満大介】
世界最大の金融グループ、シティグループは26日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国政府のアブダビ投資庁(ADIA)から75億ドル(約8000億円)の出資を受け入れると発表した。普通株に転換される出資証券を発行し、転換後のADIAの持ち株比率は4.9%になる見通し。シティは信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に絡み、有価証券の評価損などで多額の損失を計上。追加損失の可能性もうわさされ、経営の健全性が不安視されていた。
シティは資本増強でリスクへの耐久力を増し、市場の不安を払しょくする。ADIAに対して年利11%の有価証券を発行。2010年3月以降、4段階に分けて普通株に転換する。増資は今後数日以内に完了する。シティによるとADIAは4.9%を超えて出資する意図はなく、役員を送るなどの経営関与もしないとしている。米メディアによると、ADIAはシティの筆頭株主の一角を占めるという。(NIKKEI NET)
三菱UFJなど3メガバンクに米サブプライム対策基金で協力要請=関係筋
[東京 12日 ロイター] サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機に対応するため、米大手金融機関が設立を進めている対策基金について、米国金融当局が三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)など日本の3大金融グループに対して、融資などのファイナンス面での協力を打診したことが12日、分かった。複数の関係者が明らかにした。
複数の関係者によると、米国財務省から三菱UFJFGと、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)に対して要請があった。支援規模は1グループ当たり50億ドル(5500億円)程度としており、融資に限らず融資枠の設定など幅広い協力のあり方を求める内容だという。
関係者は、50億ドルとしている要請金額は「基金の目標である600億ドルから逆算して出した数字ではないか」(金融関係者)との見方を示している。各金融グループは、「コマーシャル・ベースに則って検討を進める」(3グループのうちの一つ)見通しだ。
米金融機関が設立しようとしてる基金は、規模600億ドル程度を目標にしており、米財務省の主導のもと、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)の3行が中心的に取り組んでいる。サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機により打撃を受けたストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)が保有している証券を買い取り、救済するのが目的。
しかし、現在の計画では買取資産を質の高いものに絞っていることから、質の低いSIVは救済されないとして市場関係者の間で疑問視する声が出ている。(ロイター)
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忍び寄るドル基軸通貨体制崩壊の危機
ドル基軸通貨体制の崩壊を懸念して、各国が動き始めています。(いまだ、何の手も打てていないのは日本だけでしょうか)
ドル基軸通貨体制を巡って、各国が目まぐるしく動き始めています。
ドル基軸通貨体制の崩壊は近いと見て間違いないでしょう。
金融資本はアメリカ一極支配を捨てて、どこに着地するつもりなのか?
サブプライム問題についてのTAB氏の投稿がある。『るいネット』「米没落、新興国隆盛の予兆--証券化錬金術、破局の末」から引用する。
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ウォール街金融資本が作り出す歴史構造 アントニー サットン ~左翼右翼の対立、戦争etc~
大きな対立・戦争を起こしながら動いてきた現代史。その背後にある共通した動きについて詳しく調べた人がいるので紹介したい。
アンソニー=サットン(Antony C. Sutton)、彼は事実を追求し、徹底した調査に基づいた注目すべき数々の本を出している。特に注目すべきは以下。
1.America’s Secret Establishment —
2. Wall Street and the Rise of Hitler —
(ウォール街がナチスヒトラーを勃興させた。)
3. Wall Street & the Bolshevik Revolution —
(ウォール街がレーニン、トロツキーなどに資金供与してロシア革命を成功させた。)
4 The Federal Reserve Conspiracy
(連邦準備銀行の陰謀)
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アメリカで高まるイスラエル・ロビー批判の背景
「高まるイスラエル・ロビー批判 米タブー崩壊?」という記事が12月8日の東京新聞に載った。
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ドル崩壊、その後の世界はどうなるのか?
世界中に広がるドル不安。
そこに、だめ押しをするかのようなサブプライム問題。
一方では、アジア圏、中東圏、北米圏等に地域通貨設立の動きがある。
この流れは、どう関係するのか?
偶然なのか?何らかの意図があるのか?
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アジア通貨危機を契機にアジアはドルに強くなっていく
1997年のアジア通貨危機によって打撃を被ったアジアの諸国は大きな打撃を被りました。しかしその防衛のために、アジア諸国は外貨であるドルを買い続けたのです。 😥
これを契機にドルはアジアなどの海外から特に日本から買われ続きました。ドルをささえてきたということです。1992年のイギリスのポンド危機も同じようなことに見舞われているようです。アメリカはドルを世界通貨と維持し続けるためには絶好の戦略となっていたということです。 😈
しかし、現在アジアにはドルを買い続けてきた蓄積ができ、ドルが崩壊しても、大丈夫になりつつあるということで2006年、5月4-5日の会議で、アジア諸国は事実上「今後は備蓄にドルを使わなくても良い体制を作ります」と宣言しました。
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深化するドルの危機
ドル安、中東産油国のドルペッグ制の見直しによって、ドル崩壊が現実のものとなりつつあります。
以下、田中宇の国際ニュース解説より引用します。
世界的な絵画の価格高騰の背景には、ドルに対する信用不安がある。大口の投資家にとって高額の絵画は、株式や金、不動産などと並ぶ投資対象の一分野である。通貨の分野では、たとえばEUの通貨当局はドル安ユーロ高を放置すると欧州の輸出企業に打撃を与えるので、ドル安が進行する中で、ユーロも実力以下の為替価値に抑えている。ドル安は、世界的な通貨安を引き起こしている。(そのため石油や金などの商品が高騰し、商品一般が値上がりして世界的インフレになっている)
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アメリカ軍事基礎情報…「世界の軍事力バランスはどうなってる?」
>アメリカは軍事力においても既に衰退している、という視点を見て、びっくり しているめぐみ☆です
というのも私も仲間たちと
🙁 「各国の政治のシステムや状態を知っているようで細かく知らないよね…」
🙂 まずは基礎的な情報を調べてみよう!
ということでいくつかの国を分担して調べていたからです
まさに 「世界の軍事力バランスはどうなってる?」を明らかにするために
そして、私はアメリカを担当に任命されました
といっても、右も左もわからない 状態。
みんなで決めた調査項目を調べようとしても、ホントホント大量な情報が出てくるんです。
(何がホントで何がウソなのか…それさえもわからずあたふたしてしまいました。)
火中の栗さんがデーターを投稿するいいきっかけを下さったので、アメリカの基礎データーを発表します
今日は人数 とお金 編