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現在の官僚制度の突破口は「徴員制」にあり

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現在の官僚制度が、今まさに破綻寸前です  
 
●三権分立だからこそ官僚は暴走する! [1]
 
●平成官僚は無能すぎる [2]
 
●財務官僚の無能、しかもその自覚全くなし [3]
 
●暴走する「検察」①~検察権力の強大さ~ [4]
 
●暴走する「検察」②~検察を捜査する機関が日本にはない~ [5]
 
  
この問題の突破口として、「徴員制」という、江戸時代の参勤交代を髣髴させる、斬新で具体的な案を提起している記事がありましたので、以下に紹介したいと思います。
 
 
いつも応援ありがとうございます。


 

★ 表題: 「公務員大改革、徴員制」 [6]
 050117        担当: 菅 貞蔵 kntz0@yahoo.co.jp
 
より以下引用。
 
◇ 学卒直後から生涯公務員(官僚)として勤務するのではなく、「徴員制」を採用し、多くの国民が、交代で勤務年限を限り、無給を原則とする公務員として勤務することを義務付けます。日本は、徴兵制を採用していない代替として、「徴員制」により公務に従事することを国民の義務とします。
 
◇ 「徴員制」の試案骨子は、次の通りであります。皆様のご意見・ご批判をお待ちしております。
 
 1、大卒以上で民間の勤務3年以上、高卒以下で民間の勤務5年以上を経た後、本人の適性(専攻分野)と希望時期にあわせて、55歳までの間の5年間を公務員として勤務します。
 
 2、この5年間は「無給」で給与退職金手当等の支給は一切ありません。自衛隊員(公務員の一種)を選択すれば、義務期間を3年に短縮します。外勤の一般職の場合、日当(弁当代程度)と交通費は支給されます。これでは生活できない人は、その期間、医食住完全無料の「施設」で家族と共に暮らすこととなります。
 
 3、上記5年間が終了の後、更に「権限指向の人=日本の国家社会の為に働きたい人」は、本人の希望と適性の審査を得て、公務員勤務(生活)の継続を可能とします。もちろん無給です。賄賂は原則として、次項の名誉ある死となります。金銭が好きな人は、「民」に転向すべきです。
 
 4、無給を嫌い、また、やるべき重要な仕事等で、公務員を生涯拒否する人の場合は、1億円を「国債償還専一勘定」に寄付することで代替します。日本の国家財政窮乏の折から、多額の寄付との引き替え戦略を考えるべきでしょう。正常な国民(心身不具者を除く)が、公務員・寄付の双方を拒否すれば、名誉ある死(臓器提供)に至ります。

 
 
 
この「徴員制」という提起は、実現論(万人が半専任(副業)として参画する [7])の提起にも通じる、非常に可能性に富んだ発想だと思います。
 
みなで公務を担う制度になれば、公務員自体が特権化することはなくなるし、その根本問題となっている試験制度も廃止することが可能となる。
 
 
一方で、55歳までの5年間を公務員として勤務するとして、その時期や職種をどうする?(希望制?)というところがやや不鮮明な感じもします。
そこで、ネットサロンでここをもう一歩具体的に追求してみたところ、公務に関わる期間や職種を、年齢(能力)や性別に応じた段階的制度とするとうまくいきそうです。
 
 

●半専任イメージ♪ [8] より
 
●20才までに2年間、農業(主に男子)・保育or介護(主に女子)
●40才までに2年間、行政(女は、保育or介護も可)
●60才までに2年間、教育or司法(女は、保育or介護も可)
●60才以降は、能力や体調に応じて、農業etc
※消防・警察・自衛官など、訓練を要するものは専属?

 
 
社会的な必要度はどんどん高まっているにも関わらず、市場原理に馴染まない(収入になりにくい)がゆえに担い手不足に陥っている職業に農業や子育て、介護がある。これを公務としてみなで担う課題にしてしまえばその問題は簡単に解決する。
 
 
「徴員制」という提起によって、
 
官僚制の突破口は「半専任・半事業の社会統合ネットワーク」 [9]
 
の実現イメージがまた一つ具体的になったように思います。

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