欧米民主主義の終わり(近代観念に頭をやられている日本)
大国ロシア その力の基盤は何か?-1 http://blog.nihon-syakai.net/blog/2021/09/12816.html
大国ロシア その力の基盤は何か?-2 http://blog.nihon-syakai.net/blog/2021/09/12843.html
「世界の力を読み解く」シリーズは、ロシア、中国の分析へと進みます。
なぜ、ロシア、中国に注目するのか?
私は、「欧米支配(アメリカ支配)の時代は終わり、すでに現実の世界は、ロシア・中国が主導している」という状況認識(事実)が重要だと考えています。
日本国内では一般的に、ロシア・中国といえば、得体がしれない国、独裁=民主主義でない、情報統制、人権抑圧、といったネガティブイメージがつきまといます。
いうまでもなくこれは事実か否か以前に、「日本のマスメディア」によって刷り込まれた像にすぎませんし、もちろん日本のマスメディアは欧米系金融勢力によって完全に指示命令(アンダーコントロール)されています。
何事であれ本質を見極めるには、マスメディアのつくりあげる幻影=洗脳支配から離れることが第一歩です。
例えば日本は世界の先進国であると都合よく思っている人も多いですが、
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【世界の力を読み解く】~大国ロシア その力の基盤は何か?2~
前回の記事では、ロシアの科学力の中身に迫りました。
今回は、科学力に加え、ロシア最大の武器となっている「諜報力」について、読み解いていきます。
Kira Lisitskaya, K. Kartashyan/Sputnik, Global Look Press, Nikolai Malyshev/TASS
ロシア最大の武器「諜報力」
みなさんがイメージするロシアの諜報部隊といえば、プーチンの古巣である「KGB」をイメージされる方も多いかと思います。
現在は存在していないKGBですが、ロシアの諜報部隊の源流は、1565年にイワン雷帝(4世)が反皇帝勢力の対策として組織した、恩賜皇室領(オプリーチニナ)部隊「オプリーチニキ」にあります。
この政策と部隊こそ、7年で廃止されたものですが、これに変わるように、ロシア帝国の名の下、さまざまな諜報機関、そして、ソビエト連邦の名の下、第一次世界大戦、第二次世界大戦、そして冷戦の中で、時代に応じた諜報機関を設立、人材を育成してきました。
この人材育成で鍛えられた人物で一番有名なのが、KGB出身と言われているプーチンです。
では、ロシアがどのように諜報部員を育成しているのか、ソ連時代の対外用組織 KGB第一総局の流れを汲む「SVR(ロシア対外情報庁)」を元に、少し掘り下げてみたいと思います。
※SVRは、ソフトバンク職員による情報漏えいが報道されて名前を聞いた人も多いかもしれません。
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日本の活力は、「集団」の再生にかかっている!
この社会はどのように成立し、統合されるのか。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2021/09/12779.html
みなさん、「社会」と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?
なんだか、つかみどころがない感じがしますよね。
この「社会」をつくり、支えているのはわたしたち自身であり、
もっと具体的に言えば「人々の活力」ではないでしょうか?
人々の活力がなければ、社会そのものも成立しません。
ところが、今、
日本の活力は諸外国と比べてもドン底と言われて久しいです。
政治も経済もさえないし、企業間競争も、働く活力も、
子どもたちの勉強意欲も今やドン底。
では、そもそも私たち人間はどこから活力を得るのでしょうか?
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【世界の力を読み解く】~大国ロシア その力の基盤は何か?①~
前回の記事(リンク)でコロナへの対応・ワクチンをめぐる世界の動きを紹介しました。
その中でも独自の動きを見せているのが、『ロシア』と『中国』です。今回は大国ロシアの力の基盤に迫ります。
みなさんは「ロシア」という国にどんなイメージがあるでしょうか?
中国の習近平と並ぶプーチンによる独裁的な国、資源大国・軍事力という印象は誰もが持っているでしょう。さらに、「ソ連」のイメージが強く、今は先進国ではない。日本の方が進んでいる。
など、マスコミの報道の仕方もあり、良いイメージが少ないように感じます。
しかし、世界の勢力を正確に読み解くためには、良し悪しの価値観ではなく、「どういう力を持っているのか」ということを事実として見ることが大切です!
今回の記事をきっかけに、みなさんが「事実に目を向けていく」きっかけになればと思います。
それでは本題へ。
世界では今、「ロシア」と「中国」が覇権をめぐる戦いをしています。(実はそのさらに裏にいる勢力もいますが。それはまた今度)
そしてロシアの武器になっているのが、「科学力」と「諜報力」それらに裏付けされた「軍事力」です。
なぜロシアはこれほどまでに科学力があるのか。欧米諸国のいわゆる西側とは何が違うのか。
その歴史はなんと1700年代にまで遡ります。
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【世界の力を読み解く】~各国のコロナワクチン対応から見えてくるもの~
現状のコロナワクチンに対する各国の状況から世界勢力の動きを読み取っていきたいと思います。
そもそもの効果が疑わしいコロナワクチン。各国はそんなコロナワクチンをどこから入手しどの程度推進されているのかを見ていきます。
http://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/43732.html
◆各国のワクチン導入状況と国民の反応は?
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この社会はどのように成立し、統合されるのか。
当ブログ「日本を守るのに右も左もない」は、有志メンバーで執筆運営されています。
共通するテーマは、
「この社会はどのように成立し、統合されるのか」
といったあたりです。 この時代を生きる当事者として、思考停止することなく追求し発信していこうと思いますので、 あらためてよろしくお願いします。
世間的には、、、 コロナ禍はどうなる?、自民党総裁選は?、経済は?、脱炭素政策は? あるいは、アフガンは?、中国は?といった方面に関心が集まっていることと思います。 しかし、マスメディアの分断・統制された情報では「事実の構造」は全く見えてきません。 表層の情報に振り回され、やがて忘れ去られ、結局、何も考えていないのと同じ。
本当のところ、いったい何が起こっているのか?
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共認原理による社会統合・集団統合とは
私権の衰弱に伴い、私権時代の序列原理に基づく集団・社会の統合から、共認原理に基づく統合への移行が求められている。
では実際、共認原理に基づく統合とは、いかなる姿であったのだろうか?村落共同体は寄合によって統合されていたというが、「全員一致」が原則であったという。
なぜそのようなことが可能だったのか?現在の民主主義→議会制(代議制)との違いは?
以下にその実例を紹介する。
幕府側から見た明治維新
明治維新から150年、
明治維新は学校の教科書や司馬遼太郎、大河ドラマetc様々に美化されてきた。
勝てば官軍で、勝った側が好きなように歴史を捏造し、都合の悪い事実は封印するから当たり前である。
これは古代に遡れば、大化の改新(乙巳の変)によく似ている。それまで政権を持っていた蘇我氏が悪者にされ、大きな改新を行ったように見せた。そして日本書記が編纂され、正史とされた。
似ているのは、勝者による歴史の捏造だけではない。勝者になる過程も驚くほど似ている。
手段を選ばないテロだ。
奥の院は、今、何を考えているか ~露米中の結託(→奥の院排除)に警戒しつつ人口削減を粛々と進めるつもり
昨年末のアメリカ大統領選のころ、多くの方が、民族派トランプが再選して世界は民族派主導がさらに強まっていくと予測していたと思います。
しかし、実際には民主党が勝利、予測されたような体制の転換(アメリカ分裂、FRB解体)は実現していない。これは奥の院の意に反して「新金貸し(ロスチャ・ロック)」や民主党の抵抗が大きかったためだろうか?それとも実は、奥の院自身の意図する所だろうか。
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るいネット「実現論」 序2.私権時代から共認時代への大転換
本ブログの協同サイト「るいネット」を運営する類グループは、創立50年になられるとのこと。
今回は、「るいネット」の基幹認識「実現論」から、その中でも基幹となる認識「序 共同体社会の実現に向けて」から転載します。