イングランド銀行創設と国債システムの関連性を探る
現代の中央銀行のモデルは、1694年にロンドンに設立されたイングランド銀行だと言われています。ただ、発券業務を完全に独占するのは1844年のビール条例以降であることを根拠に、この条例制定をもってイングランド銀行が中央銀行に格上げされたと主張する経済学者も少なからずいます。確かに、それまではイングランド全体で、個人銀行207行・株式銀行72行が、条例によって認められた銀行券を総額800万ポンド流通させていました。
しかし、この説には大きな見落としがあります。今日は、イングランド銀行が設立されるまでの欧州並びに英国の歴史を紐解きながら、創立段階のイングランド銀行の役割を明らかにし、中央銀行制度の本質を検討していきたいと思います。
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新概念を学ぶ24~人類の観念機能⇒言語機能と脳構造(小脳と右脳左脳)
今回から『実現論』「前史ヘ.人類:極限時代の観念機能」に入ります。
足の指が先祖返りして、それ以前の獣たちと同様、足で枝を掴むことが出来なくなったカタワのサル=人類は、樹上に棲めるという本能上の武器を失った結果、想像を絶する様な過酷な自然圧力・外敵圧力に直面した。そこで、本能上の武器を失った人類は、残された共認機能を唯一の武器として、自然圧力・外敵圧力に対応し、そうすることによって、共認機能(≒知能)を更に著しく発達させた。
極限状況の中で、人類は直面する現実対象=自分たちを遥かに超えた超越存在たる自然を畏れ敬い、現実対象=自然に対して自分たちの生存(=危機からの脱出)への期待を込め、自然が応望してくれる事を切実に願った。つまり、人類は直面する過酷な現実対象=自然を凝視し続ける中で、元来は同類を対象とする共認機能を自然に対して作動させ、自然との期待・応望=共認を試みたのである。
そして遂に、感覚に映る自然(ex. 一本一本の木)の奥に、応望すべき相手=期待に応えてくれる相手=精霊を措定する(=見る)。人類が万物の背後に見たこの精霊こそ、人類最初の観念であり、人類固有の観念機能の原点である。直面する現実対象(例えば自然)の背後に精霊を見るのも、物理法則を見るのも、基本的には全く同じ認識回路であり、従って精霊信仰こそ科学認識=事実認識(何なら、事実信仰と呼んでも良い)の原点なのである。
今回は、まず人類の観念機能、とりわけ言語機能と脳構造の基礎事実を紹介します。
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自給期待と日本の近未来7 ~今、日本で何が起きているのか?~
前回の記事「自給期待と日本の近未来6 ~金貸し支配の構造と崩壊の兆し~」では、世界を動かす勢力の構造とそれに歯止めをかける新勢力の動きを見てきました。
今回は、さらに日本に焦点を絞り、最近の国内の動きとその背後にある支配構造を見ていきます。
最近では、アベノミクス効果の大々的なアピール、消費税増税、特定秘密保護法の可決、TPPや原発推進と様々な政策と法案が輻輳的にかつかなり強引に進められています。
しかし、私たちの実態に目を向けると、インフレどころかデフレが進行し、原発事故も全く収束する気配もなく、特定秘密保護法に対する反対運動が続くような状況で、どうもいい方向に進んでいるようには感じられません 🙁
また、マスコミから発信される情報は、極めて断片的であり、今、日本政府によって何が推し進められ、どこに向かおうとしているのかイマイチ見えてきません。
そこで、まずはこれらの政策や法案の思惑はどこにあるのか 読み解いていきたいと思います。
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新概念を学ぶ23~生物史から社会の存在構造を学ぶ~
前回、「新概念を学ぶシリーズ22」では、人類の原基構造を解明し、現代社会の諸問題(諸欠陥)と突き合わせれば、その突破口を見いだすことができうるということを扱いました。
今回は、人類の根幹部分である集団や社会の最基底部には何が存在しているのか。そして、現代社会においてそれば機能しているのかというところを見ていきたいと思います。
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米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?7~欧州貴族とロスチャイルドの目論みは、大量の隠し金(ゴールド)を担保にした新通貨制度?
画像はこちらからお借りしました。
「米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?2~国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説」では、次のように述べた。
「国債が暴落しても、ハイパーインフレにはならない」で提起されたように、消費欠乏が衰弱し世界的に生産力が有り余っている現代では、ハイパーインフレは起こらない(金貸しは食糧と原油価格を5倍に吊り上げるので、一時的に物価は2倍に高騰するが、一年もすれば元に戻るだろう)。
また、ハイパーインフレによって大暴動が広がり社会秩序が崩壊することは、金貸しにとっても危険極まりない。
そこで金貸しの目論みとして考えられるのが、より安全な軟着陸路線、つまり、デフォルトによって国債を暴落させた上で、中銀が国債を暴落した時価で買い取ることで国の借金を減らすという目論みである。
云わば、国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説である。
国債が暴落すると紙幣への信頼も大きく揺らぐので、金(ゴールド)に裏付けられた新紙幣発行が不可欠となる(現在、金価格は’72年値の5倍に高騰しているが、これはロスチャイルドが’00年頃から新紙幣の裏付け用の金を買い占めているためだと考えられる)。
今回は、金価格高騰の背後にある、金貸しの目論見を探る。
欧州勢力が目論む新世界秩序=金融資本主義システムの大転換とは、何なのか?
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立て直せ!! 狂った医と食 10 集団の解体が医と食を狂わせた!
みなさん、こんにちは!
『立て直せ!! 狂った医と食』シリーズですが、今回は総集編として今までの流れを振り返りつつ、本当の意味で医と食を立て直す為にはどうしたら良いかを扱っていきたいと思います:D
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自給期待と日本の近未来6 ~金貸し支配の構造と崩壊の兆し~
前回までの記事で紹介したように、日本の大衆は、お上を見限り脱市場へと舵を切り、自給期待の共認圧力を形成し始める段階にまで来ていることが見えてきました。一方、日本から世界に目を向けると他国でも様々な現象が起こっています。
例えば、アメリカのデフォルト騒動。これは先月各国の注目を集めましたが、金融緩和措置を行いデフォルト回避の方向に舵をきる結果となりました。中東の民主化運動は、今までの長期独裁政権の抑圧に対する反発に加え、反米感情の蓄積、経済悪化と失業増への不満が蓄積され、それらがイスラムの民族意識を上昇させ、アラブの春・民主化運動へと繋がっていきました。エネルギー問題に目を向けると原発増設の動きが途上国を中心に広がっています。東アジアでも、日中韓問題にみられる竹島・尖閣諸島問題の対立問題などがみられます。
写真はこちらからお借りしました。(リンク、リンク、リンク、リンク)
これらの動きの背景には、どのような構造があるのでしょうか。
今回は、上記のような事象が引き起こされる基本構造を解明した上で、日本の自給期待の可能性について迫ってみたいと思います。
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米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?6~新世界秩序を画策する欧州勢力
「米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?2~国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説」では、次のように述べた。
「国債が暴落しても、ハイパーインフレにはならない」で提起されたように、消費欠乏が衰弱し世界的に生産力が有り余っている現代では、ハイパーインフレは起こらない(金貸しは食糧と原油価格を5倍に吊り上げるので、一時的に物価は2倍に高騰するが、一年もすれば元に戻るだろう)。
また、ハイパーインフレによって大暴動が広がり社会秩序が崩壊することは、金貸しにとっても危険極まりない。
そこで金貸しの目論みとして考えられるのが、より安全な軟着陸路線、つまり、デフォルトによって国債を暴落させた上で、中銀が国債を暴落した時価で買い取ることで国の借金を減らすという目論みである。
云わば、国債を暴落させて国の借金を減らす軟着陸説である。
国債が暴落すると紙幣への信頼も大きく揺らぐので、金(ゴールド)に裏付けられた新紙幣発行が不可欠となる(現在、金価格は’72年値の5倍に高騰しているが、これはロスチャイルドが’00年頃から新紙幣の裏付け用の金を買い占めているためだと考えられる)。
今回は、金価格高騰やデフォルトの背後にある、金貸しの目論見を探る。
とりわけ、ロスチャイルドは何を目論んでいるのか?
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東京都大田区で奇形柿が大量発生⇒関東圏の土壌も放射能汚染→東京でも放射能被害が顕在化する前兆?
「東京都大田区で発生した奇形柿の写真(一番左が正常な柿、残り6つが奇形柿) 」
東京都大田区蓮沼駅周辺の柿の木から奇形柿が大量発生しました。
画像は、柿の木の所有者が取り除いた奇形柿の一部を、私の知人がもらってきたものの写真です。
去年までは奇形はなかったが、今年は実った柿の3~4割が奇形だったとのことです。
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新概念を学ぶ22~人類はどこで道を誤ったのか~
前回、「新概念を学ぶシリーズ22」では、突破口を見いだすためには、生物史まで遡った原因と生物本来の有り様についての分析が必要不可欠である、という生物の進化史を学ぶ理由と、その問題意識を扱いました。
そうして、生物の本能に至るまで紐解いていった結果、私権時代以降の現代社会の存在構造には歪みが生じているということが見えてきました。実現論を引用しながら、人類の歩んできた道のり、人類はどこで道を誤ったのかということも見ながら、社会の存在構造を見てみましょう。