2008年06月04日

飢餓はなんで起こる?

日本は飽食の国である。ちょっとした都市であれば、世界中の料理が堪能できる。食料自給率が40%を切っていると言いながら、世界中の食品が市場に溢れている。食べるに窮するより、メタボリックな体をスリム化することの方が関心事である。ところが、世界に目を向ければ、飢餓に苦しむ人口は、世界人口60億のうち8億人も居るという。明らかにアンバランスである。http://www.jawfp.org/hunger.html
ここに示すのはハンガーマップと言って、国の人口の何パーセントが栄養不足の状態に陥っているかを示すマップで、赤いところでは、国民の35%以上が飢餓に苦しんでいることを示している。そしてその国は、世界に20ヵ国以上もあり、特にアフリカ大陸や、中央アジアに集中している。
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飢餓というと、旱魃による飢饉や、戦争や紛争により土地が荒れ果て、農業生産が立ち行かなくなったり、人口が増えすぎて国内生産が追いつかないなどの原因がイメージされるが果たして本当だろうか?

(さらに…)

  投稿者 hiroshi | 2008-06-04 | Posted in 14.その他4 Comments »