2010年04月04日
私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)~社会貢献が売れるわけ
ソーシャル消費の時代 よりお借りしました
今回は2/28(日)のなんでや劇場「私権時代に求められた能力と、共認時代に求められる能力」
(①②③を受け、「るいネット」のお題「私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな初へ)」 より、皆の役に立つ投稿を紹介するシリーズの第4回です。
(第1回は「潮流1:共認原理と私権原理」第2回は「共認力だけが制覇力と統合力を兼ね備えている」第3回は’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束’でした。
今回の第4回は私権原理から共認原理への転換に伴い、自分たちのための『消費』や『仕事』からみんなの役に立つ『消費』や『仕事』へ転換しています。そんな事例を紹介していきます。
◆まずは【消費の転換】です。
モノが売れなくなったと言われて久しいですが、社会貢献志向の消費活動【ソーシャル消費と呼ぶ】に向かう人達が出始めているようです。
るいネット秀作投稿より引用します
■『モノが売れないこの時代に、『社会貢献』が売れている』
百貨店・スーパー売上高グラフより借りました 物的市場の冷え込みは確実になってきています。
DIAMOND ONLINEより引用
■【マーケティングの常識が変わった!? モノが売れない時代に『社会貢献』が売れるワケ】モノが売れないこの時代に、『社会貢献』が売れている――。
・もちろん、社会貢献という名の商品があるわけではなくて、さまざまな社会問題の解決につながるモノやサービスが売れたり、NPOやNGOの活動を支援するチャリティ商品が売れているという意味だが、昨年のリーマン・ショック以降の世界同時大不況の中でも、これらの商品は売り上げを伸ばしている。
社会貢献志向の消費行動を『ソーシャル消費』と呼ぶが、この消費トレンドは、若者とアラフォー女性を中心に、30代男性、そしてシニアを巻き込むメガ・トレンドになりつつある。略
・筆者の本業はマーケティングのコンサルティングで、つまり生活者の消費志向を分析するのが仕事なのだが、その経験から言っても、このトレンドは、従来のものとまったく意味合いが違う。
従来の企業活動、すなわちマーケティングとは、基本的に“個人の欲望”をいかに刺激するかがテーマだった。美味しいモノが食べたい、いいクルマに乗りたい、大きなテレビが欲しい、カッコいいスーツが着たい――。そういった欲望を刺激し、肥大させ、消費を拡大させる。時代が変わろうが、新しい理論が出てこようが、基本的なベクトルはこれまでかわらなかった。
・しかし、今度の『ソーシャル消費』は違う。個人の欲望より“他人の幸福”のために商品を購入するという、従来のマーケティングの常識からすれば180度真逆の、「コペルニクス的大転換トレンド」なのである。
・このトレンドは、すでに世界規模で起こっている。あの経営学の神様マイケル・ポーターまでが、「社会貢献したほうが企業も儲かりますよ」という内容の論文を書き、2006年のマッキンゼー賞を受賞した【注】。欧米の企業経営者はこの論文に衝撃を受け、こぞってCSRを企業戦略に統合するようになったという。その結果、コンサルティング会社では、CSRコンサルタントの数が足りなくて困っているという話も聞く。
・日本でもここ2~3年、大学生を中心とした20代の若者、そしてアラフォーの女性を中心に、このトレンドが顕在化してきた。そのことを示す、衝撃的な事実がある。
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新たな社会秩序の構築とは?・・・1
こんにちは☆ 春だというのに寒いですね~。早く満開の桜が見たい
さて、前回は就活生が、安定を求めて官僚、学者、マスコミや大企業に収束する事例、みんながやりがいを求めていることを取り上げて、現在が私権の崩壊過程にあることを確認し、新しい社会秩序の構築の必要性、みんなが社会を変革する必要を認め始めたことを勉強しました。
今回は「新たな社会秩序の構築とは?・・・1」と題して、まず、現在の社会がどのようにして統合されているのか?ばっちり押さえていきたいと思います
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古い権利から開放へ~情報の共有から統合へ~
木曜日、学士会館で目覚めて、ぼんやり窓の外を見ながら朝ごはん。
「学士会館朝ごはん、なう。」とtweetすると、見知らぬ読者から「いま白山通りを歩いています」というreplyが入る
以上内田樹氏のブログから引用
この文章はある日のネットを利用している時の風景です。
ここで出てくるtwitterとは一種のコミュニティサイト。ミクシィなどと違う点は友達とメールをしたりする感覚により近いと言えそうです。
最近、こういったネットで色々な変化や人々の意識の変化が現れているようです。
今回は、グーグルのビジネスモデルから見るネットの世界が、今後どうなっていくのかorどういうものが必要になっていくのか、追求していきたいと思います。
なぜグーグルのビジネスモデルから見るのかというと。。。
いつも応援ありがとうございます。
潮流2:戦後日本の意識潮流
(枢密院:画像はコチラからお借りしました)
前回のエントリーでは、今後の社会がどの様に変わってゆくのかをマクロな視点から見通すべく、人類の集団や社会の統合原理である「共認原理」と「私権原理(⇒序列原理)」の構造を明らかにした。
「共認原理」とは人類固有の統合原理である。人類は原始以来500万年に亘って課題・役割・評価を互いに共認することで、過酷な自然外圧と対峙し集団を存続させてきた。
しかし5000年前頃から、略奪闘争に端を発する戦乱の連続から、強いものが弱いものを従えるという、力の原理である「序列原理」に人類社会の統合様式は大転換する。この武力支配の社会では、例外なく力の序列を追共認した「身分制度」によって社会は統合される。いわゆる封建身分制度である。
では、封建制度から解放されたと言われる、近代(明治)以降は本当に序列原理は消滅したのであろうか?
応援宜しくお願い致します