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新たな社会秩序の構築とは?・・・1

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こんにちは☆ 春だというのに寒いですね~。早く満開の桜が見たい
さて、前回は就活生が、安定を求めて官僚、学者、マスコミや大企業に収束する事例、みんながやりがいを求めていることを取り上げて、現在が私権の崩壊過程にあることを確認し、新しい社会秩序の構築の必要性、みんなが社会を変革する必要を認め始めたことを勉強しました。
今回は「新たな社会秩序の構築とは?・・・1」と題して、まず、現在の社会がどのようにして統合されているのか?ばっちり押さえていきたいと思います
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実現論 ト.万人が半専任(副業)として参画する。 [1]
彼らに代わって、万人が参画して、社会を統合するための新しい組織が必要である。今や誰もが、行き詰まったこの社会を変える必要を、感じている。しかし社会の統合と改革という仕事は、それでメシを食っている政治家や官僚や学者やマスコミ等、統合階級の手に握られており、人々には社会を変革し、統合するという役割を担う場が与えられていない。従って、人々は殆ど行動できず、動けたのは、ごく一部の何やら難しそうな思想・信念に固まった政治集団(革命集団・市民集団)や宗教集団の人たちだけであった。

なんと、統合階級は政治家、官僚、学者、マスコミなど一部の人々に握られてしまっているのです!!
でも、政治家や官僚が統合階級だというのは理解しやすいのですが、学者やマスコミまでもが統合階級であるというのは少しわかりづらいですよね また、なぜ、人々は「行動」できないのか 選挙という形で行動しているのでは という疑問も浮かんでくると思います。
少し前の小泉フィーバーを思い出せばわかりやすいと思います。
当時のテレビはいつも経済界の学者がコメンテーターとして郵政民営化すればすばらしい世界が待っているというようなコメントをして、それをマスコミが大々的に報道していました。どのチャンネルでも同じで飽き飽きした記憶があります・・・
結果として、テレビをみた人々は洗(染)脳されて、彼らに取り込まれてしまい、自民党大勝利となりました。選挙といっても人々の意見が真に反映されたものではなく、人々は誘導されているのであって、「行動」できてはいないのです。他にも、最近よく政党支持率などがよく報道されますが、アンケートのとり方やとる対象によって結果は大きく変化します。しかし、その実態は調査を行ったマスコミしかわからず、視聴者は結果しかわからない。これではマスコミのやりたいように世論が形成されてしまう・・・ 。まさに統合階級であると言えるのではないでしょうか。
【参考】世論調査のカラクリ [2]
政治家や官僚だけでなく、学者やマスコミも統合階級であり、人々はマスコミによって洗(染)脳され行動できないのです。

実現論 ト.万人が半専任(副業)として参画する。 [1]
だが、宗教集団や政治集団はもちろん、マスコミも学会も国家(行政組織)も、夫々は単一の集団でしかない。ところが、集団というものは自己収束(もっと言えば自己閉鎖)性が強い。従って当然、彼ら官僚や学者やマスコミや政治家たちの、自集団の利益が第一になってしまう。そもそも、各集団を超えた次元にある社会を統合する組織が、実は単一の集団でしかないというのでは、社会を統合する資格などない。
 万人が属している社会を統合する仕事は、万人によって担われなければならない。それに本来、社会を変革し、統合してゆく仕事ほど、面白い、充実できる仕事は他にない。その大切な社会統合の仕事を、国民に選ばれた訳でもないのに、官僚や学者やマスコミが独占し、自集団の利益を第一にして甘い汁を吸っているという仕組みが、根本的におかしいのだ。そうである以上、当然彼ら夫々の集団の利益第一となる方向に、社会は歪められてゆく。その結果が、どう仕様もないところまで行き詰まった(そして大破局が迫っているにも拘わらず、誰一人解決策を提示できない)この末期状態だったのである。

政治家、官僚、学者、マスコミなど、一部の人々によって社会が統合されている現在の社会が、なぜ、末期状態に陥ってしまったのか?
それは彼らが単一集団だからなのです。単一集団ゆえに自集団の利益を優先させてしまい、社会が歪められてしまう。
自民党と民主党は、日本をよくしたいという同じ思い(?)であるにも関わらず、お互いの悪口ばかり言い合い、支持率ばかり気にしていますよね。まさに自集団第一。「こうすれば日本はよくなる!」という意見の言い合いであれば、政党という集団なんてどうでもよくて、逆になぜ政党なんてあるんだろうっていう気になります。
つまり、社会統合は「単一集団」ではなくて「みんな」でしなければいけない!!
では、そのみんなで社会統合する組織とはどんなものなのか?
次回、核心に迫りたいと思います。

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