2011年08月20日
前回は、「社会運動の騙し」を扱いました。近代の社会運動も私権獲得が目的です。そして、これらの運動は現実を直視することなく理想社会だけを描いており「社会の構造を殆ど考えていない」という実態が明らかになってきました。
今回は、「社会の構造を捉えるためにはどうしたらよいのか?」を考えていきます。
そのためには先ず、人々の頭の中には現実を直視できない認識上の欠陥が潜んでいることを理解する必要があります。
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続きを読む "『民主主義』『市民運動』という騙しとその犯罪性 5 ~社会を対象化するには?"
2011年08月19日
(この写真はここからお借りしました。)
人類は500万年間、共同体の中で進化してきた。
その人類が5000年前、略奪闘争を契機にして私権社会になってしまったのは、当時の人類が共認原理で社会を統合することができなかったからである。
共認社会を実現するためには、その総括が不可欠であろう。
共認機能は、互いに顔の見える範囲の個体と集団の統合機能であって、そのままでは集団を超えた数百万人もの社会空間を統合する事は出来ないからである。
言い換えれば、各集団を超えた次元にある社会を統合する組織が、実は単一の集団でしかないというのでは、社会を統合することができないということである。
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続きを読む "潮流予測3 企業の共同体化と統合機関の交代担当制"
2011年08月19日
8月5日、米格付け機関S&Pが、米国債を最優良格から史上初めて格下げしました。米国債格下げで、米国債、米国金融資産の地位は低下し、ついに、米国の覇権喪失の過程が始まったと思われます。いづれ、米だけでなく、欧、中の崩壊は歴史的には不可避の事象なのだと思われます。では、今後、世の中はどうなっていくのか?今後の潮流を参考投稿を引用しながら大胆予測してみます。
(これらの写真(国家紙幣)はこちらからお借りしました。)
潮流予測2 国家紙幣によるゼロ成長の経済運営
今回の経済リセットと米・欧・中の崩壊も、私権社会から共認社会への大転換という歴史の必然の中で起きた、不可避の事象である。
従って、『共認社会の実現』が、リセット後の全ての社会運営の大目標となり、経済運営の大前提となる。
まず最初に断行する必要があるのは、中央銀行の廃止と国家紙幣の発行である。
そして経済運営としては、自然に適応した循環型社会に転換するために、ゼロ成長を基本としつつも、農と新エネルギーの振興に重点を置く必要がある。
ゼロ成長とは、簡単に言えば、売り上げUPゼロ、従って給与UPゼロ、預金UPもゼロということであり、何がしかの余裕蓄積(企業の利益蓄積や家計の貯蓄)が必要になるが、その必要分は、国家が企業と国民に新紙幣を配給すれば足りる。ただし、インフレを沈静化させる必要があるので、最初は最低限度分のみ支給し、インフレが治まるのを見ながら追加支給をしてゆくことになる。
また、マイナス1%成長とは、売り上げマイナス1%、給与もマイナス1%ということであり、これは物価がマイナス1%になる(or物価が同じなら物量がマイナス1%になる)のと同じである。従って、もしゼロ成長に戻す必要があるのなら、その場合は、その1%分の国家紙幣を国民に支給すれば足りる。
【参考投稿】国家紙幣について
■「政府紙幣発行を」~国家紙幣発行策を掲げる岩國哲人議員(2/2)
(中央銀行だけが紙幣発行を独占できるというのは錯覚でしかなく、国家紙幣の可能性が書かれています。)
■国家紙幣の本当の意味~新しい社会的活動(仕事)の創出
ここでは、国家紙幣の必要性を、『新たな活動の創出』という視点で書かれています。序文を一部引用します。
なぜ、国家紙幣が必要なのか?
それは政治家や学者の間で議論されているような、単に国家の借金や利払いをなくすといった消極的な意味だけではない。
市場原理下ではできなかった新たな社会的活動、つまり新しい仕事と活力源を創出し、社会を再生するための切り札である。
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続きを読む "潮流予測2 国家紙幣によるゼロ成長の経済運営"
2011年08月17日
画像はこちらからお借りしました
前回までは、社員の高い活力を引き出すことに成功した元気な会社群や、社員の活力が衰弱して負けていく会社群との違いについて見てきました。
更に、共同体を志向する元気な会社が生まれ出て来た社会的土壌と人々の意識潮流について見てきました。
今回は具体的な事例として、共同体企業として40年先行する類グループの共同体経営をご紹介したいと思います。
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続きを読む "企業を共同体に変えるには?3~共同体「類グループ」が勝ち続ける理由~"
2011年08月16日
シリーズ「民主主義の欠陥」では、これまで戦前、戦後の市民運動について紹介してきました。簡単におさらいしますと、
これまでのフランス革命・明治維新は、大衆のためではなく、その背後にいる金貸しの為の運動であった。
戦後の全共闘では、何も実現されず、活動参加者は今では体制を補完する側に回っている。
というのが、これまでの市民運動でした。
改めて市民運動を見たときに、市民にとって何が本当に実現されたのでしょうか?何も実現されていないのではないでしょうか?
今回は、これまでなぜ本当の市民運動が実現されなかったのか?について、るいネットの投稿「市民運動という騙し。それも、すべての可能性の芽を摘みとる破滅的な騙し。」を参考に追求していきたいと思います。
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続きを読む "民主主義の欠陥3~なぜこれまで本当の市民運動が実現されなかったのか。"
2011年08月15日
「私権意識の衰弱構造」図解←クリックして下さい。
リセット後の国家紙幣による経済運営はどのようなものになるのか?
そのためには、人々はどのような社会を目指しているのか?
人々の意識潮流はどこに向かっているのか?
『るいネット』「潮流予測1 私権収束から共認収束への大転換」から転載します。
続きを読む "潮流予測1 私権収束から共認収束への大転換"
2011年08月15日
日本をはじめ、東南アジアや南米やアフリカ、あるいは欧州やロシアの一部etc、共同体質が比較的残存している国々or民族は、秩序が維持される可能性が高いが、米・中をはじめ、欧州やロシアの過半など共同体質がほとんど残存していない国々or民族の場合、食糧不足による大暴動から秩序崩壊する可能性が高い。
では、日本をはじめ、秩序を維持できそうな国は、どうなるだろうか?
『るいネット』「経済予測4 秩序崩壊の一歩手前での、旧勢力と新勢力の戦い」から転載します。
続きを読む "経済予測4 秩序崩壊の一歩手前での、旧勢力と新勢力の戦い"
2011年08月14日
前回の経済予測1・2では、現在の円高は、米国債デフォルト、貨幣価値の崩壊、新紙幣の発行による市場経済延命を狙う動きの最終局面であり、紙幣価値を下落させるために人工災害により食糧危機も演出される可能性が高いことを伝えました。
金貸し勢力は、この危機的な局面を治安を維持したまま乗り越えられると考えているようです。果たして、金貸しの思い通りに社会は動くのでしょうか。
この画像はこちらからお借りしました
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続きを読む "経済予測3 リセット後も中央銀行存続なら、暴動→略奪で、米・中は崩壊する"
2011年08月13日
(画像はコチラからお借りしました)
これまでのシリーズでは、過去の市民運動の代表である、環境運動や環境団体について扱い、実体とその犯罪性について紹介してきました。
今回は’60年安保闘争、’69年全共闘運動などに代表される社会運動に焦点を当てて総括します。社会運動とは社会を変えるための運動だと思われていますが、本当にそうだったでしょうか?
改めて社会運動に焦点をあてると、その騙しの構造が明らかになってきます。
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続きを読む "『民主主義』『市民運動』という騙しとその犯罪性 4 ~社会運動という騙し~"
2011年08月12日
※画像はこちらからお借りしました。
「2009年ジンバブエのハイパーインフレで、パンを買いに行く男」
前回に続き、直近に迫る経済破局について、るいネットの記事からレポートをお届けします。
第2回目の今日は、
国債暴落→預金封鎖→インフレ演出→旧紙幣紙屑化→新紙幣発行→金融経済リセット=実物経済復活→市場の延命
がどのように推移していくかを予測しています。
「るいネット」の記事、
『経済予測2 超インフレと預金封鎖で旧紙幣は紙屑に。狙いは新紙幣発行による金融経済のリセット』からの引用です。
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続きを読む "経済予測2 超インフレと預金封鎖で旧紙幣は紙屑に。狙いは新紙幣発行による金融経済のリセット"