天皇制国家の源流(葛城ネットワーク)のまとめ5 不比等による架空の歴史書『日本書紀』
今回は万世一系の天皇制の歴史的・思想的バックボーンとなっている日本書紀について扱います。
天皇制国家の源流(葛城ネットワーク)のまとめ4 ~蘇我滅亡→近江朝→白村江の戦い→壬申の乱の真相(百済人減らし)~の続きです
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●藤原不比等による架空の歴史書『記紀』によって、共認統合を計る
百済勢力の弱体化に成功した葛城は、その支配下にある=百済人の勢力が及んでいない東国(美濃・尾張)や畿内の豪族の支持を受けて、藤原京を建設。
それ以降、天武・持統-藤原体制が確立。
近江遷都→白村江大敗→壬申の乱で近江朝滅亡という一連の大混乱を収める力量のある者を、葛城が越or近江から連れてきて推戴したのが天武でした。
同時に、葛城は本流の中臣を神祀部門に専任させ、表の政治部隊として新たに藤原の姓を作り政治部門を担わせた。この藤原氏が、奈良時代、平安時代を取り仕切ります。
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新概念を学ぶ9~新たな集団本能=親和本能の獲得
新概念を学ぶ8では、外敵から逃れるため半地下に隠れ住むしかなかった始原哺乳類(原モグラ)は、弱者であったがゆえに胎内保育と産後保護という種の保存機能を獲得しました。また、成体まで淘汰が働かなくなるので、成体の淘汰を激化させるために性闘争本能を強化して、淘汰適応を図ってきたという事を扱いました
しかし、生物の原点は種の保存であるにもかかわらず、個体を死に追いやるまで強化された性闘争本能を持つ始原哺乳類(原モグラ)は、尋常ではない生物であったと言えます。集団本能を持ちながらにして集団を破壊する性闘争を行わざるを得ないという矛盾を孕んでいるのである。その後、集団化していった哺乳類がどのようにして、その矛盾を克服していったのかを実現論を紐解きながら、見ていきたいと思います。
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次代に求められる共認形成力とは 第8回~日本企業に向けられた最先端の期待~
今回のシリーズでは「次代が求める生産力=共認形成力をテーマに、その能力について追求しています。
~プロローグ~
第1回~共認とは何か?~第2回~私権時代の共認の中身とはどのようなものか~
第3回~世界的な本源回帰の潮流と世界を先導する日本への期待~
第4回~共認形成力の根幹、共認回路を育む日本の子育て~
第5回~幼少期の“遊び”の本質とテレビ脳の危険性~
第6回~「自らが村を守ってゆく自主性」を育んだ共同体教育とは~
第7回~共同体の集団統合=全員一致とはどのようなものか~
今回のテーマは「日本企業に向けられる最先端の期待」です。
「実現論:序2.私権時代から共認時代への大転換」より
【私権原理から共認原理へと転換】
70年以降、最も深い潜在思念の地平で、日本人の意識は次々と私権収束から脱して共認収束を強めていった。この共認収束の潮流は、半世紀以上は続く大潮流であり、現在は転換の途上であるが、すでに10年以上前から、大多数の人々にとって、周りの期待に応える充足こそが、(私権充足に代わる)最大の活力源になっており、いまやこの期応充足の土壌から生み出された課題収束が、最先端の意識潮流として、顕現している。
さらには、このような共認収束の大潮流の中から、共認原理に則った戦略・体制に舵を切る(共同体を志向する)企業も次々と生まれてくるようになった。
【必要なのは地に足をつけた共同体企業の建設】
今必要なのは、遠く離れた抽象的な「社会」ではなく、現実に密着した生活の拠点たる職場を共同体に作りかえること、つまり、企業の共同体化である。この企業の共同体化から、地に足をつけた新しい共同体社会の構築が、着実に進行してゆく。
共認収束⇒共同体志向が加速していく時代。これは日本に留まらず、今後100年は続く世界的な大潮流です。そして「日本企業」にこそ、この潮流をより具体的な形にしていく先導役たり得るのではないかという提起です。
そして共認収束の先にある最先端の期待、すなわち日本企業に向けられた最先端の期待とは「共同体化の実現」にあります。これこそが共同体社会実現の第一歩となります。
企業を共同体化するというと、非常に壮大な話のようにも感じてしまいますが、実は日本の企業と共同体とは深い関わりがあるのです。
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天皇制国家の源流(葛城ネットワーク)のまとめ4 ~蘇我滅亡→近江朝→白村江の戦い→壬申の乱の真相(百済人減らし)~
前回は、
【1】350年頃、強大化する高句麗の南下圧力に備えるべく、徐福→葛城ネットワーク(大和纏向政権)が傍流の伽耶の王を大王(崇神)として招き入れた。これが第一期大和朝廷であること。
【2】次いで391年~400年代には高句麗の広開土王・長寿王の南侵と475年の北百済崩壊を見た葛城は、百済と手を組んで高句麗に備えようとした。そして、百済の王族を大王(応神)として招き入れた。これが第二期大和朝廷(河内王朝)である。
【3】しかし、葛城にとって大きな誤算があった。
475年、高句麗による北百済の崩壊以降、百済人が次々と移住し、しだいに百済系の勢力が大きくなってゆく。とりわけ500~600年代には、532年金官加羅滅亡、562年の任那滅亡、660年百済滅亡に伴って伽耶人・百済人が大量に流入した。中でも百済人が増えすぎて共認統合が困難になってゆき、葛城+亡命百済人体制が混乱に陥ってゆく。
百済人の大量亡流による共認統合困難化→体制混乱に対して、葛城はどのような手を打ったのか?
600年代には、646年中大兄(後の天智)と中臣鎌足(後の藤原)が蘇我入鹿を暗殺した乙巳の変と大化の改新→663年白村江出兵を経て→672年の天武が政権を簒奪した壬申の乱といった一連の政権交代劇が連続しているが、このクーデターも百済人が増えすぎたことによる体制混乱の表れである。
今回は、この一連の政権交代劇の真相を明らかにする。
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米国の圧力と戦後日本史18~豊かさの実現が引き起こしたパラダイム転換。アメリカの戦略転換と翻弄される日本~
1970年代、角栄以降、三木、福田、大平、鈴木善幸と、日本の総理大臣は目まぐるしく変わり、さらにそれに伴って対米姿勢も従米と脱米の間で揺れ動き続けている。この動きと連動しているのが、二転三転するアメリカの世界戦略である。
1970年代にアメリカを取り巻く世界情勢は急速に変化し、アメリカの世界戦略も転換を余儀なくされていった。
すなわち、それまでの「東西冷戦」という【イデオロギー対立】を利用した戦争や市場拡大・金儲けが影を潜め、【局地的・限定的な対立】の中から戦争を引き起こし、利権を搾取する路線が主流となる。
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例えば、戦後から1960年代までの戦争は、朝鮮戦争やベトナム戦争など米ソ冷戦構造が前提となる戦争であった。
しかし、1980年代以降の戦争は、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争などに見られるように”石油利権”という明確な(目先的・現実的な)目的を持った戦争へと変化している。
つまり、世界各国の対立構造も、それに伴う戦争も、より目先的なものへと変化していることになる。
この背景には、1970年代の「貧困の消滅」=「豊かさの実現」がもたらした、パラダイム転換がある。
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日本本来の教育は体罰を用いない
皆さんこんばんは。
最近、学校の運動部やオリンピック柔道チームなどで、体罰や暴力指導が問題になっていますね。
スポーツで子供を成長させるには、しかるよりもほめる方が有効だと言われています。
しかし、世の中には、体罰を容認する風潮が残っているのも事実です。
(<本社世論調査>体罰認めず53% 一定の範囲で容認42%(毎日新聞))
おそらく、熱血スポーツ漫画の影響や、厳しい指導で精神を鍛えるべき、などの精神論などの影響と思われます。
また、体罰は昔ながらのしつけの一種だとの考えもあるようです。
しかし、本当に体罰は昔ながらのしつけなのでしょうか?
興味深い記事がありましたので紹介します。
新概念を学ぶ8~哺乳類の性闘争=縄張り闘争本能⇒人類の私権闘争
いままでの主要ポイントを振り返ってみましょう。
【1】生物は外圧適応態として進化してきたこと。従って内圧=外圧であり、逆境こそ進化の源泉であること。
【2】単細胞の時代から今日まで外圧適応態として必要であったすべての諸機能が塗り重ねられてきたのが現在の生物であること。
【3】塗り重ねの原点にあるのは群れること=集団原本能であり、生物はこの集団原本能を土台に様々な集団本能機能を塗り重ねながら集団として適応してきたこと。つまり、生物の成功体験は種(集団原本能)を原点として積み重ねられてきたこと。
【4】生物は安定と変異の軸上での性の差別化を推進する方向で進化してきたこと。
【5】雌雄に分化したのは種や集団が外圧に適応するためであり、逆に言うと、雌雄・男女の役割分化という自然の摂理に則った方が、集団や社会のみんなが適応できる、充足できるということ。
そして前回は、
新概念を学ぶ7 逆境下で進化してきた哺乳類
(リンク)
では哺乳類は長い長い年月のなか幾度と無く、凄まじい生存圧力に晒され、絶滅の危機を経験してきたこと見てきました。そしてその逆境のなかで生き残る為に、様々に適応、進化してきたことを学びました。
今回は遙か昔の哺乳類から現代の人類を貫く性闘争本能について見ていきたいと思います。
応援ありがとうございます。
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国民の期待を全く無視した法案「秘密保全法」が国会に提出されようとしている!
(画像はコチラからお借りしました)
「秘密保全法」という法律が国会に提出されようとしていることをみなさんご存知ですか?
あまりに危険極まりない悪法ゆえ、”法の専門家”である日弁連がこれに反対の意を表しているほどの法律です(リンク)。
今日はそんな「秘密保全法」について投稿します。
いつも応援ありがとうございます。
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米国の圧力と戦後日本史17~米国の世界戦略の動向に振り回される日本~
「脱米を目指した角栄」と言われていた田中角栄は、戦略的に「対米自主」を進めていたわけではなく、徹底的な私権追求の果てに、アメリカの虎の尾を数多く踏んでしまい、政治生命を絶たれてしまった。
そして、現代においてそれは、反米・脱米意識の捌け口となると同時に、その気運を減速させる『装置』として機能していたことが明らかになった。
その後の福田、大平、鈴木は、まさに米国の世界戦略の動向に大きく影響される日本を映し出している。
今回は、その日本の振り回されぶりを見ていく。
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抗がん剤は、実は増癌剤だった
画像はこちらよりお借りしました。マスタードガスの被害者です。
皆さんこんにちは。寒さも厳しい折ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回紹介するのは、抗癌剤がマスタードガス(毒ガス)から作られた発癌性物質であることは説明書にも書いてある常識だった、という衝撃的な事実です。抗がん剤治療を受けると、免疫力が弱くなり、他の感染症などにかかりやすくなってしまうことは、皆さんもよくご存知だと思います。映画などでも、がんとの闘病の様子がよく描かれていたりして、一生懸命生きようとする姿に涙を誘われたりします。
しかし、実は抗がん剤治療では患者を救うどころか、がんを悪性化させるだけなのです。