2011年06月27日
『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-9-②~現実、その下部意識と上部意識~
シリーズ9-①では、「世界支配」に照準を絞った支配意識の成立構造を押さえ、金貸し達は、自我・私権意識を主軸とした下部意識の弱点構造を巧みに利用して、観念支配 世界支配を磐石なものにしてきた共認支配が現在、最大の壁として立ち塞がっていることを扱いました。
今回は、この支配を打ち破る可能性について見ていきます
以下観念パラダイムの逆転5 現実、その下部意識と上部意識 からの引用です。
ところが、’70年、貧困の消滅によって、下部意識が大転換してゆく。私権時代を貫く(=現実否定→倒錯思考のパラダイムを貫く)自我・私権意識が急速に衰弱し、代って全意識の充足基調⇒本源収束が強まっていった(それが顕在化してきた=見え易くなったのは、’95年くらいからである)。
それに伴って、現実は、生存圧力の場から同類圧力の場へと大転換を遂げる。
現実の中に可能性を求める充足基調⇒本源収束の下部意識を、現実否定のパラダイムで導くことなど出来る訳がない。かくして、現実否定→倒錯思考のパラダイムと、それによって作られてきた全ての既成観念は、現実に通用しなくなって終った。
それどころか、このパラダイムは自ら変わることができないが故に、それが作り出した既成観念群が人々の上部意識(観念回路)を覆い尽くし、新しい時代を形成してゆく筈の下部意識=本源収束の出口を塞いで社会を全面閉塞状態に陥らせている。
この同類圧力の場への大転換については、シリーズ-7 の可能性-1:日本人の可能性として押えてきました。
これを金貸しによる世界支配という大きな視点で見ると、日本ほどではないが、世界的にもこの潮流の萌芽が見られます。
その前に、
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