2010年10月23日
人々の意識⇔国家(制度)⑨~日本人の心の底に残る文化基盤とは?~
人々の意識⇔国家(制度)シリーズ第9弾です。
前回の記事では、私権の共認から私有婚の成立を扱いました。
人々の意識⇔国家(制度)⑧~私権の共認から私有婚の成立~
今回は、婚姻の歴史を再度おさらいするとともに、そこから見えてくる
日本人の心の底に眠る縄文人的精神性
に注目していきたいと思います。
画像はココからお借りしました。
これを読めば、日本人ってスゴイ!!と思えるはずです。
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70円/ドルでもおかしくない理由 本当の危機は米国債暴落から始まる
2010年の6月に1ドル=90円を割ってから、一貫して80円台を推移し、今や80円を割ろうかという情勢である。円高ドル安は、反転しそうにない。
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この円高ドル安は、輸出について不利側に働くため、経団連を初めとして、輸出企業が政府への為替介入を一斉に求めている。
先進各国による低金利政策(→ドル・ユーロ通貨安)によって、日本円は強力な円高圧力を受けていることになる。輸出系企業に大きなダメージを与える円高に対して、日本政府も為替介入を行ってきたが、効果がほとんど見られない。
1995年に超円高(一時、79.75円/ドル)に突入したときは、為替介入の効果があったと言われている。現在と何が違うのか
【1995年4月】 【2010年9月】
79.75円/ドル 最高値 82.87円/ドル
10.3兆円 市場規模(一日当り) 17.6兆円
7.0兆円 介入規模 2.1兆円
1.00% 日本の政策金利 0.10%
6.00% 米国の政策金利 0~0.25%
市場規模が1.7倍に膨らんでいるにも関わらず、1/3以下の介入しか行っていない。しかも、今回は日本の単独介入。また1995年は、日米の金利差が開いていたため、円高に伴って、円をドルに買えて投資運用するものが増加。1ドル=100円台にまで戻っていった。それでも、最高値を付けた後、100円台に戻ったのは5ヵ月後であった。
この程度の為替介入では、まさに「焼け石に水」。
今後どうなるのかを考える上でも、為替が変動する要因から考えてみたい。
10/17なんでや劇場(7) 現代~近未来 対象への同化こそが新しい認識を作り出す
シリーズ「社会共認の歴史」の最終章では、過去の歴史を読み解き、未来はどうなるのか?そしてどうすれば良いかの最終回答が用意されています。
【6】現代~近未来は?
ここまでの流れは、本能次元の秩序収束⇒共認(仲間・課題)収束⇒観念(認識)収束という流れであるが、これは本能機能⇒共認機能⇒観念機能という人類の進化過程(実現過程)をそのままなぞっている。
このことは、現代~近未来が実現の時代であることを示しており、社会期待として捉え返せば、実現期待の時代に入ったとも表現できるだろう。
では、共認収束⇒認識収束の時代生き残ってゆくために必要なものは何か?
10/17なんでや劇場(6) ’70年~現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
続いて、‘70年から現代の収束状況を見ていきましょう。
るいネット10/17なんでや劇場(6) ’70年~現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束 より。
10/17なんでや劇場(5) 市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
共認非充足がなくなったわけではない。
武力支配時代までは宗教が共認非充足を処理する受け皿になっていたが、近代以降、宗教共認は廃れる一方である。
☆近代において共認非充足はどのようにor何によって処理されたのか
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10/17なんでや劇場(4) 西洋の自我収束⇒観念収束⇒唯一絶対神信仰
続き(4)です。ここからは、西洋の特殊性を解明していきます。以下引用です。
るいネット10/17なんでや劇場(4) 西洋の自我収束⇒観念収束⇒唯一絶対神信仰より。
こうして考えてゆくと、世界的には西洋の方が特殊であることが浮かび上がる。
掠奪・皆殺しによって、共同体=共認の基盤が破壊され、あるのは自我だけであり、共認の中核である規範共認がほとんど失われている。そこでは集団や社会を統合するには観念機能に依拠するしかない。
日本人・中国人・インド人・イスラム人が共認収束⇒規範収束したのに対して、西洋人は自我収束⇒観念収束⇒唯一絶対神に収束したのである。この唯一絶対神は、現実の富の拡大や私権意識を捨象した奇麗事の結晶物である。このように、現実共認と宗教共認の分裂(二元化)は西洋の特徴なのである。
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10/17なんでや劇場(3) 武力時代の東洋の共同体質⇒秩序収束⇒規範収束
続いて第3弾は、武力時代の東洋における共同体体質という特徴に焦点を当ててみます。
(画像はコチラからお借りしました)
10/17なんでや劇場(3) 武力時代の東洋の共同体質⇒秩序収束⇒規範収束より引用します。
しかし、イスラムでは王はいないし、インドでは王がいるが形式上は神官の方が上である。(また、身分序列が確立しているからと言って、必ずしもキリスト教のような一神教になるわけではない。日本然り、インド然り。インドのバラモン教でも、シバ神などの部族連合時代の神々が生き残っている。)
イスラムとインドは何故こうなったのか? その共通項は?
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10/17なんでや劇場(2) 原始時代~部族連合時代~武力支配時代の社会共認
左上が「ロッコソルシエ遺跡」、右上が「ラスコー壁画」、下が「アルタミラ壁画」
画像はこちらからお借りしました。
まず、原始時代は、人々の共認はどこに収束し統合されていたのか?
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10/17なんでや劇場(1) 今回のテーマ「社会共認の歴史」の目的
10/17なんでや劇場のテーマは「社会共認の歴史⇒これからは事実の共認」でした。
これから、そのレポートを7回に亙って掲載します。
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10/17なんでや劇場に向けて(4)~中世都市の法律と恋愛観念⇒ルネサンスの成立過程
引き続き、10/17なんでや劇場「社会共認の歴史⇒これからは事実の共認」の参考に、中世都市の法律と恋愛観念⇒ルネサンスの成立過程を再掲する。
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