2009年12月18日
日本国内の政治的駆け引きは、アメリカvs中国の縮図 ~小沢と宮内庁の対立
小沢一郎の大訪中団 →胡錦濤国家主席と会見
習近平国家副主席が天皇との会見を求める
この件を宮内庁長官(←官僚)が記者クラブを使って批判
「通常の手続き(1ヶ月前の要請)を踏んでいない」
「天皇の政治利用につながるのではないかという懸念をもっている」
この宮内庁長官の発言を小沢一郎が批判
「(正式申請の期限の)30日ルールって誰が作ったのか。法律で決まっているわけでもない。国事行為は『内閣の助言と承認』で行われるのが憲法の本旨で、それを政治利用と言ったら陛下は何もできない」
「内閣の一部局の一役人が、内閣の方針にどうだこうだと言うなら、辞表を提出した後に言うべきだ」
特例会見問題めぐる小沢氏会見の要旨
宮内庁長官「やめるつもりはありません」小沢氏の批判に明言
全マスコミ一斉に小沢批判。
曰く「小沢による天皇の政治利用だ」「30日ルールを無視している」
この間、無能ぶりを衆目に晒しているのは マスコミ だが・・・
この一連の流れでのポイントは以下。
●小沢一郎が、中国との結びつきを強めるのは、なぜか?
●宮内庁が会見を開いて(≒記者クラブを利用して)、内閣批判をしたのは、なぜか?