2009年12月17日
観念パラダイムの逆転6 「残る観念は、頭で塗り替えたら終い」
「観念パラダイムの逆転シリーズ」では、“現実否定の倒錯思考のパラダイムから、現実の肯定→可能性基盤の発掘”へと思考パラダイムを全面的に転換すべきことについて様々な角度から扱っている。
シリーズの前回は、シリーズ第4回の問題提起として登場した、「現実を肯定するというのであれば、現実の私権や自我は否定しないのか?」との疑問に対する回答を扱った。
そこでは、今や、衰弱する私権や自我も否定に拘るよりも、本源収束の現実に立脚し、新しい可能性の萌芽を発掘する事の方が重要であるという四方氏の提起を紹介した。
今回は、シリーズ第4回で提起された、もう一つの問題である、「支配観念やそれに基づいて作られた支配制度(私権制度)については、どう考えればよいのか?」を扱うことを通じて「観念パラダイムの転換の必然性」を説く、四方氏の記述を紹介したいと思う。
(デカルト 写真は「ウィキペディア」さんからお借りしました。)
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